【USFRONTLINE12/4】国土安全保障省の市民権・移民サービス局は1日までに、市民権取得に必要な米国史の試験問題を従来よりも難しくすることを決め、計144問をウェブサイト上(www.uscis.gov)で公開した。
これまでの試験はいくつかの選択肢から正解を選ぶ方式で、問題も「星条旗の色は」など一般的なものが大半だった。今後は回答が記述式に変わる上、「独立宣言に書かれた重要な考え方を1つ挙げよ」など難問がずらり。144問中、10問が出題され、合格には6問の正解が必要で、申請者の不満が募りそうだ。
同局のゴンザレス局長は「米市民になろうとする人たちに、市民権の価値を十分に学んでもらうことが目標」と、変更理由を説明。テロ対策などを目的とした受け入れ制限ではないと強調した。
来年初めにまず、約5000人の申請者を対象に試験実施。正解率などを考慮して問題を計100問に絞った上で、2008年春から本格実施する。(共同)
◇唸声コメント
以下に144問の問題がありますので、米国の市民権が欲しい方はどうぞ。
【U.S. Citizenship and Immigration Services HP英語- Questions and Answers for New Pilot Naturalization Exam】
問題を拾ってみました。分かりますか?当然ながら、問題は英語ですよ。
9.憲法にはいくつの修正事項がありますか?
32.大統領は何歳でなければならないか?
50.連邦最高裁判所の長官は誰か?
63.下院議長は誰ですか?
66.最低賃金はいくらか?
85.独立宣言を書いたのは誰ですか?
91.独立時の13州のうち3州の名前を挙げてください。
104.1803年フランスから買った領土はどこですか?
112.スーザンBアンソニーは何をしましたか?
114.第一次大戦時の大統領の名前は?
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