2008年12月アーカイブ

写真は電動門扉に触って感電死する哀れな少女

http://you.video.sina.com.cn/b/15971769-1267084551.html

拍:小女孩手触电动门 离奇死亡

 

2008/9/5、杭州で少女が電動門扉に触り、感電死する事故があり、防犯カメラがその一部始終を捉えていた。この動画はその防犯カメラの映像とテレビ取材のニュース報道となっている。

 

この事件に関して、電動扉メーカーは責任を認めていない。当然ながら、警察も事故の検証などしていない。事故は謎のまま、少女の両親はメーカーから支払われた30万元(当時のレートで約468万円)で手を打ったようだ。もし、この映像が公開されていなかったら、メーカーは一元たりとも払わなかったろう。

 

問題はこのメーカーが事故対策をしているのかと言うこと。たぶん何もしていないだろう。つまりまた起きる可能性がある。子供が製品により事故死すれば、米国ではとんでもない賠償金を求められる。

 

未だに感電死するようないい加減な製品が作られており、それに対する対策も罰則もないのが、この国の事情である。但し、この動画には多くの中国網友が怒りを感じており、何もしない警察に代わって告発をしている。

 

居眠り公務員がネットで告発され更迭される時代となり、ネットに公開されることは政府としても黙認できない状況となっている。この動画が日本で出ているのか分からないが、外国に国内の悪質製品が公開されることには気を使っているに違いない。

 

 

 

写真左は地下道のホームレス老人に自分のマフラーをかける軍人歌手の劉一禎さん/Youtubeより、右は劉一禎さんのCDより

Youtube网友曝"最美女雷" 下雪天脱棉衣送乞丐!她叫刘一

http://jp.youtube.com/watch?v=4Kq4b1z7Kcg

 

12/10、北京の地下鉄西単駅の地下道で老人の乞食に若い女性が小銭と自分の着ていた外套とマフラーをあげている光景がネットに流れ、中国人に感動を与え、彼女は「最美人雷鋒」との称号を得た。22歳で亡くなった雷鋒(1940-1962)は教科書にも載る人民解放軍の模範兵士で無私の象徴として祭り上げられている。

 

ところが、この女性が軍人歌手(軍旅歌手と紹介)の劉一禎さんだと分かると、途端にヤラセ疑惑がネットを飛び交った。本人は撮られていたことも知らなかったとしているが、さて、本当のところはどうなのか?

 

何事にも計算を怠らない民族ゆえに、被写体も観察側も単純ではない。こうしたことを我々日本人も良く知っておかねばならない。「浪花節だよ人生は・・・」は日本だけに通用することかもしれない。お忘れなく!

 

ちなみに北京西単駅はショッピング・ファッション街で地元の若者が集まる街、日本で言えば渋谷みたいなところかな。撮影場所も計算づく・・・。

 

最美人雷鋒のインタビューの映像↓

http://v.blog.sohu.com/u/vw/2098295

 

最美人雷鋒の歌を聞きたい方は↓例によって甲高い歌声・・・

http://play.1ting.com/play_91554_91555_91556_91557_91558_91559_91560_91561_91562_91563_91564_91565.html

 

 

写真は12/24、重慶で大騒ぎをする市民達/看中国より

 

この写真を見てもクリスマスとは分からない。デモとなんら変わりはない。こうして集まるのが好きな人達だ。かつてはクリスマスなどとは無縁な中国もずいぶんと変わったものだ。クリスマスツリーはないが、なんでも盛り上がれれば良いのであろう。

 

適度に民衆のガス抜きをすることも中共の大切な仕事である。そのためには宗教も反日もアイテムはなんでもよいのだろう。ただ、反日は止めてほしい。民衆もガス抜きと知っていても、これだけ人がいると勘違いする者もたくさん出てくる。平和なガス抜きをお願いしたい。

 

東シナ海のガス抜きは平和とは程遠い。同じことを日本がしたら、中国は軍事攻撃をしかけるであろう。

 

看中国12/25-庆疯狂平安夜(组图

http://www.secretchina.com/news/276042.html

他にも写真あり

 

写真は湖北省天門市の園林綠化管理局の紹介サイト/天門市建設委員会より

http://www.tmjsw.gov.cn/html/131/2007/6/2007619-84507-6795.htm

 

12/22、午前945分モンゴル自治区水利庁黄河工事局長の金某氏(58)が同じ部門の従業員の牙某(46)に胸を刺されて死亡した。続いて、12/23、午後3時湖北省天門市園林綠化管理局長の徐継栄氏(50)が同市住民の易某(44)に喉と胸を刺されて死亡した。

 

牙某は逮捕され、易某は逃げている。前者は賃金問題が原因、後者は天門西湖の養殖利権問題が原因らしい。どちらも金が絡んでいるのが共通点か。

 

看中国の記事では同じ日に二人の楊佳(上海の警察官6名を刺殺、既に死刑、一部では英雄視されている)が現れたと書かれている。

 

局長には権限も集中するので何かとワイロも発生しやすい。この両名の局長がどうであったのかは分からないので、ここでは触れないが、この二件の局長刺殺事件が起きたことは、偶然では済まされない鬱積された民衆の不満の表れかもしれない。

 

ワイロは愛人だけでなく、私的ボディガードにも使わねばならない。当然ながら、公務員の給料では愛人はもとより、ボディガードなど雇うことはできない。

 

上海の楊佳をヒントにしたのだろうか?日本の元厚生次官刺殺事件をヒントにしたのだろうか?二人の局長刺殺は、あまり計画的とは思えない。

 

ところで、元厚生次官刺殺事件は国民の誰もが納得をしていない。犯人が名乗り出ても犯行動機があまりにも曖昧でスッキリしない。このまま曖昧な状態でこの事件を済ましてしまうことは次なる危険を生み出すような気がする。

 

看中国12/24-频发 又一局长办公室遇刺身亡

http://www.secretchina.com/news/275921.html

 

写真は屋根が吹き飛んだ北郵体育館、できてから1年半しか経っていない/看中国より

 

12/21未明、北京に大風が吹き、北京郵電大学の体育館の屋根が吹き飛んだ。この体育館は昨年の6/18に出来たばかりだが、既に雨漏りもしていたようだ。残念ながら、おから工事の可能性も高い。

 

看中国12/22-用一年多:北体育被大刮跑(组图

http://www.secretchina.com/news/275739.html

 

以下は賑々しく同体育館の落成式が行われている様子↓

http://www.bupt.edu.cn/news/view.asp?id=2709

体育館の工事に手を抜いても、こうした行事は手を抜かないのが中国式

 

こちらは半年しかたっていない鳥の巣だが・・・

体育館前に敷き詰められた石は既にボロボロ/看中国より

 

数百年も経っている故宮に敷き詰められている石はどうだ。六四で戦車に傷つけられたところもあろうが、こんな無様な姿をさらすのは国家事業の建造物として、みっともないと思わないのか?

 

こうした石一つを取っても、手抜きや品質低下でワイロが作られ、愛人に流れていく。中国の兵器も同じなのであろうか?我々日本人にとっては中国がおから兵器を持つこと自体、どうぞご自由にとなるが・・・。

プレートの文字が所々欠けている。これはおから工事と言うよりも人民のモラルの問題

 

 

 

看中国12/22-不到半年鸟巢经变成了这样!组图

http://www.secretchina.com/news/275730.html

 

写真は上海No1貪官の陳良宇の愛人だったトップモデルの馬艶麗/看中国より

 

「何か文句でもあるの?言ってみなさいよ。私は何にも悪くないわよ。汚職は全てあの人のやったことでしょ。私には関係ないわ。私だって被害者なんだから、冗談じゃないわ」とでも言いたそうな顔をしている。

 

悪いのは確かに上海市市委書記陳良宇だが、この顔を見ると転んでもタダでは起きない顔をしている。ケツの毛まで抜かれると言うが、まさにその手の女性かも?

 

さて、「中共官吏の100%は汚職をしている」とはちょっと言い過ぎではなかろうか?程度の差こそあれ、当たり前の話なのかも知れないが・・・?

 

「汚職官吏の95%は情婦がいた」だが、後の5%は何かと言えば、女性幹部であろう。しかし、彼女らも美少年を囲っていたかもしれない。要するに、男性の貪官は100%愛人がいることになる。

 

当然ながら、官吏の給料で愛人を持てる筈がない。愛人を持つ為には汚職で金を稼ぐ必要がある。その前に、悪徳商人は貪官にSEX賄賂を送る。100100中で商談が成立するそうだ。

 

中国国内で傾城モノがアチラコチラで進行中、我が国にとっては、ある面で好都合かもしれない。皆が脇目もふらず、仕事をするようになったら、それはそれで恐ろしいこと。

 

我が国のODAも何割かが愛人に流れたのだろう。それでこの国の需給バランスが取れているなら、どうぞご自由にと言ったところか???なにせ、長い歴史があるのだから。

 

看中国12/16-中科院调查显示中共官100贪污95%都有情!(

http://www.secretchina.com/news/274941.html

 

 

写真は海賊を撃退するために火炎瓶を即製、何故か缶ビールまである/BBC中文版より

http://news.bbc.co.uk/chinese/trad/hi/newsid_7790000/newsid_7792800/7792841.stm

 

12/17午後、ソマリア沖アデン湾を航行中の中国貨物船「振華四号」が海賊に襲われたが、撃退した様子を12/19、BBCのインタビューに応えている。

 

振華四号の彭維源船長はインタビューで以下のように話している。

12/17水曜日の午前、二隻のモーターボートに乗った9名の海賊が当船に乗船を試みた。我々の船には27名の船員がいて、海賊に「来るな、アッチに行け」と叫ぶが、海賊達は銃を乱射し、船首に回り、船に寄せてくる。

 

我々も海賊のボートを振り払おうとするが、モーターボートのスピードは速く、我々の船では逃げ切れない。ついに海賊はアルミ製のはしごをかけて、乗り込んでくる。

 

船員達は即席で作った火炎瓶を投げて、船上で応戦、海賊は船上に火炎瓶がたくさんあるのを見て退く。その後、海賊は対戦車用ロケットランチャーを構え、自動小銃を気の狂ったように我々に向け掃射した。

 

船員は火炎瓶と煙霧弾(smoke grenade)で応戦した。記事には煙霧弾とあるが、信号弾ではなかろうか?海賊の一人に命中した模様。

 

多国籍軍のヘリが救援に来たのが4時間後、海賊は撤退を決めたが、船上はビール瓶のかけらだらけで裸足の海賊は靴とモーターボートのガソリンを要求してきた。』

 

映画「ダイハード」で裸足のブルース・ウィリスに対して、ガラスを撃ち、床をガラスの破片だらけにした相手の攻撃を思い出した。

 

裸足の海賊には、ガラスの破片が有効だ。今回は戦場のピアニストならぬ、船上のガラス破片が海賊を阻止したと言える。何かのヒントになるかもしれない。ただ、次の攻撃には靴を履いてくるだろう。

 

中国が海賊対策に軍艦を出すようだ。日本の某党首の大好きな国連決議で堂々の派遣、この派遣が尖閣諸島の手慣らしにならないことを祈るのみである。

 

日本もモタモタしていないで、国益を守れ!海上自衛隊の派遣が、領海侵犯への抑止力となることも忘れてはならない。

 

以下の新華社で、裸足で甲板にいる武装した海賊を見ることができる↓

http://news.xinhuanet.com/world/2008-12/20/content_10530380_2.htm

 

【サーチナ12/18-ソマリア沖で海賊が中国船を襲撃、4時間後に撃退】

  18日付中国新聞社電によると、中国船籍の貨物船「振華4」が17日午後、ソマリア沖合いのアデン湾を航行中に海賊に襲われた。船員30人は船室に閉じこもり抵抗。通報を受けたマレーシア軍の武装ヘリコプターが約3時間半後に現場に到着し、海賊を攻撃。海賊は逃走した。船員2人が軽傷を負った。

 

  振華4は中国交通建設集団に所属する6万トンクラスの大型貨物船。スーダンで荷物を降ろし、帰国の途中だった。襲われたのは日本時間の17日午後140分ごろ。海賊は重火器を持っていたが、船員は消火用の放水や手製の火炎びんで抵抗。船室に閉じこもり、海賊と対峙した。

 

  連絡を受けた中国海上捜索救助センターは、マレーシア海賊防衛センターに通報し、国際部隊による救援を要請。一方、中国交通部は安全が確保を前提に、できるかぎり時間を引き伸ばすよう振華4に指示した。

 

  マレーシア軍の武装ヘリコプター1機が到着したのは午後415分ごろ。海賊に対する攻撃を実施した。その後、追加の武装ヘリコプター2機と艦艇1隻も到着。海賊は午後545分ごろ、振華4から逃走した。

 

  なお中国外交部によると、1114日にソマリア沖で海賊に襲われた中国の漁船「天祐8号」について、中国はソマリア暫定政府と協力して船員解放を目指している。同船には、中国人16人、日本人1人、フィリピン人3人、ベトナム人4人の計24人が乗り組んでいた。16日現在、ソマリア沖合いで海賊に乗っ取られた船は計19隻で、船員約400人が行方不明になっている。(編集担当:如月隼人)

 

写真は陝西宝鶏市で突然破裂した水道管、しかし、これで11回目の破裂/看中国より

 

12/16 12時50分頃、陝西宝鶏市の陝西育才専修学院付近で水道管が破裂し、この地区以北が断水している。この1ヶ月で3回も破裂しており、この水道管を使用し始めた1999年より10年間で累計11回も破裂しているから驚きだ。

 

四川大地震で明らかになったように、公共工事のありとあらゆるものが「豆腐渣工程=おから工事」の可能性がある。当然ながら、政府庁舎などはなんともなかったように、やれば出来るのである。

 

この水道管はたった10年で11回も破裂しているというから、間違いなく「おから工事」、共産党幹部の懐に金が流れ込み、水が噴出した。ひょっとすると、破裂する度に金が動き、次回の事故も誘発するような修理をさせていたのではないか?共産党幹部だけでなく、工事業者も変えなければ、永遠に破裂する水道管地帯となる。

 

水不足の中国でこうした水の無駄遣いが起きている。上水道だけなのか?下水道はどうなのか?下水道だけはおから工事はないと言い切れるか?とすると、おから上水道におから下水道が紛れ込む可能性もある。ギョとするばかりだ。

 

地方政府のこうした現状を中央政府も捉えているのか?

 

最近、中国の笑い話でこんなものを読んだ。

問い--腐敗が発生するところは何処か?

答え--権力部門である

NO--主席台≒ひな壇に座る人達

 

看中国12/17-西宝水管道第11次爆裂(组图)

http://www.secretchina.com/news/275046.html

他の写真もあり

 

【サーチチャイナ12/17-ご当地名物「水道管の大破裂」9年間で11回―陝西】

 17日付新京報によると、陝西省宝鶏市陳倉区で16日午後050分ごろ、馮家山ダムから同市に水を供給する水道管が破裂した。水は約10メートルの高さに吹き上がり、通行中の人が乗っていた自転車から飛び降りて逃げまどうなど、付近は混乱した。同水道管が破裂するのは1999年の使用開始以来11回目。市トップが絡む、典型的な「おから工事(手抜き工事)」の結果とされている。

 

 水は約1キロメートルにわたり流れ出した。水深が50センチメートル程度の深さになった場所もあり、付近の一部商店が浸水の被害を受けた。同管は過去1カ月に3回破裂。前回は1210日で、陳謝した市町は2009年に新しい管の使用を始めると市民に約束した。

 

 水道管の建設を指揮したのは、同市最高責任者だったホウ家ギョク共産党委員会書記。宝鶏市は水不足に悩んでおり、ホウ書記は「恵民工程」など鳴り物入りで工事を進めた。しかし完成してから破裂を繰り返し、断水以外にも家屋の浸水や耕地がえぐられるなどの被害が続出。同水道管は「禍民工程」などと呼ばれるようになった。(「ホウ」はまだれに龍、「ギョク」は金へんに「玉」)

 

 ホウ書記は03年に陝西省政治協商会議の副主席に「栄転」したが、06年に汚職などの告発があり、071月には解任された。

 

 中国水利水電科学院が調査したところ、破裂を繰り返す水道管はコンクリートの品質が悪く、鉄筋も足りないなどで強度が不足しており、「おから工程」などと呼ばれる手抜き工事だったことが分かった。

 

 その他、ホウ元書記は違法に宝鶏財政証券公司を設立し、累計316億元の損失を出していたことも発覚。売官などにも手を染め、既婚者を含め多数の愛人がいたことも分かった。

 

 ホウ元書記は収賄罪などで刑事告訴され、086月に懲役12年、個人財産没収20万元の有罪判決が言い渡された。

 

 写真は同市扶風県にある法門寺。宝鶏市は陝西省都の西安市(旧・長安)に隣接しており、秦代(紀元前221206年)から唐代(618907年)ごろまで、中国の政治の中心地域に位置していたため、名所旧跡も多い。(編集担当:如月隼人)

http://www.excite.co.jp/News/china/20081217/Searchina_20081217092.html

 

 

写真は鉄の檻の中で店舗撤去を阻止する金蘭英さん(60)/看中国より

 

所は江蘇省揚州市国慶路157号、解体業者から店舗を守るために金蘭英さんと居文珍さんが鉄の檻の中で生活をしている。これは二人が何度か誘拐されそうになったからだ。

12/3午後120分、そんな二人に解体業者の雇ったヤクザ達の数十人が消火器や毒ガスを二人に浴びせかけた。二人は檻の中にあるプロパンガスに火をつけて応戦した。火に驚いたヤクザ達はたじろいだが、火が消えると再び消火器・毒ガス攻撃を行う。

消火器の粉末と毒ガスを吹き付けられグッタリする二人

金蘭英さんの顔は強酸によりヤケド、救急車にて人民病院へヤケドは深刻であり、一級看護(特級・一級・二級・三級とある)及び半流動食の状態。

 

もう一人の居文珍さんは檻の中で店舗を守っている。店は100年続く貴金属店。

 

金蘭英さんは2008/3/27にも石灰粉の攻撃を受けている。

 

再開発による暴力的立ち退き行為はかつて日本でも話題になったことがある。しかし、ここまであからさまなやり方はしていないだろう。こんなことをすれば、普通の国では、ヤクザと雇い主の解体業者は逮捕される。しかし、この国では違う。警察は見てみぬフリを決め込み、業者からはワイロが渡される。

 

救急車は来たが、パトカーは来ていないのが、その証拠。檻の中で生活する異常な状態もおかしい。中国の警察は庶民の味方ではないようだ。

 

看中国12/14-拆:锁铁笼坚守,被毒气(组图)

http://www.secretchina.com/news/274666.html

 

 

 

 

 

写真は火傷を負った鄭さん/六間房動画より

http://6.cn/watch/10762087.html

 

12/10午前中、上海の黄浦区中心病院で乳腺線維腫の切除手術を受けていた鄭さんの手術台が突然燃え出し、鄭さんは背中などに20cmから30cmのやけどを負った。

写真は黄浦区中心病院

 

原因は手術室内のエーテル麻酔にあり、静電気により引火したと専門家は考えているようだ。

 

麻酔用エーテルは約35℃で沸騰し、極めて揮発しやすく、引火しやすい。同エーテルの蒸気と空気との混合物は引火するとき激しく爆発する。その為、日本の手術室では全く使っていない。

 

また、レーザーメスを使用した手術には麻酔用エーテルは使われない。恐ろしい話だが、血液中のエーテルに引火するそうである。麻酔用エーテルは発展途上国の主流であり、先進国では使われないと聞く。

 

しかし、日本でも消毒用のアルコールに電気メスで引火し、手術中の患者がやけどすると言う事件が起きた。中国だけではない。日本も気を引き締めてもらいたい。

 

そろそろ歳末の夜回りで拍子木の音を聞くことになる。どれほどの効果があるのか分からないが、こうした習慣はいつまでも続けてもらいたい。これも日本の年の瀬の大切な風物詩である。

 

カチカチ!静電気に電気メス!手術室も火の用心!

 

 

唸声


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