写真は火傷を負った鄭さん/六間房動画より
http://6.cn/watch/10762087.html
12/10午前中、上海の黄浦区中心病院で乳腺線維腫の切除手術を受けていた鄭さんの手術台が突然燃え出し、鄭さんは背中などに20cmから30cmのやけどを負った。
写真は黄浦区中心病院
原因は手術室内のエーテル麻酔にあり、静電気により引火したと専門家は考えているようだ。
麻酔用エーテルは約35℃で沸騰し、極めて揮発しやすく、引火しやすい。同エーテルの蒸気と空気との混合物は引火するとき激しく爆発する。その為、日本の手術室では全く使っていない。
また、レーザーメスを使用した手術には麻酔用エーテルは使われない。恐ろしい話だが、血液中のエーテルに引火するそうである。麻酔用エーテルは発展途上国の主流であり、先進国では使われないと聞く。
しかし、日本でも消毒用のアルコールに電気メスで引火し、手術中の患者がやけどすると言う事件が起きた。中国だけではない。日本も気を引き締めてもらいたい。
そろそろ歳末の夜回りで拍子木の音を聞くことになる。どれほどの効果があるのか分からないが、こうした習慣はいつまでも続けてもらいたい。これも日本の年の瀬の大切な風物詩である。
カチカチ!静電気に電気メス!手術室も火の用心!
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