2008年2月アーカイブ


写真左は既にニシキヘビのお腹の中のチワワ、右はチワワを飲み込むニシキヘビの口/テレグラフ紙より、この他にペットのモルモットとネコも食べられていた。

動画http://link.brightcove.com/services/link/bcpid1137942530/bclid1155254697/bctid1433980094

新聞http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2008/02/27/wpython127.xml

 

2/26、オーストラリアでペットのチワワが5歳と7歳の子供の目の前で体長5mのニシキヘビに飲み込まれるという事件が起きた。この恐怖は一生忘れることはできないだろう。

 

オーストラリアと言えば、今盛んに国全体が反捕鯨で騒いでいる。大きな口をあけた鯨がたくさんの魚を飲み込んでいく。ニシキヘビを憎いと思うなら、何故鯨に対しては優しくできるのか?

 

このまま鯨が増え続けると魚が減り、海洋資源のバランスが崩れていく。オーストラリアは牛肉を売ればよいとの考え方かも知れないが、水や植物が牛肉を産み出す元となっている。それも莫大な量が必要なのである。

 

海洋生物がこれからの人類には必要な食料であり、自国の利益の為に牛肉を生産する米国や豪州には限界があることを知らねばならない。日本が調査捕鯨により、海洋資源の状態を調べることは全人類にとって必要なことなのだ。日本が鯨を食べる文化のみでゴリ押ししている訳ではない。今後の人類の蛋白源としての「海洋牧場」を想定していることを知ってもらいたい。

 

鯨は人類の漁獲量1億トンの2.5倍から4倍も食べると言われている。コントロールをしないと人類の食べる魚がいなくなる。そして、鯨も食べるものがなくなり死滅する???

 

AFP2/27-ペットのイヌを食べた巨大ヘビ、豪州一家の恐怖】

 オーストラリアのクイーンズランド(Queensland)州に住む一家のペットのイヌが、家族の目の前で巨大なニシキヘビに食べられるという事件があった。一家の父親は、次は子どもたちが襲われるのではないかと恐れ、子どもだけで家に居させないようにしているという。

 

 27日の地元紙ケアンズ・ポスト(Cairns Post)によると、ペットを襲われたのは同州クランダ(Kuranda)に住むPericさん一家。26日夜、約5メートルのニシキヘビがベランダから侵入、一家が5年間飼ってきたチワワの雑種を襲った。家族みんなでヘビを脅そうとイスなどを投げつけたがヘビはいっこうにひるむことなく、イヌを食べ続けた。

 

 父親のダニエルさんは「目の前でことが起こっているのを見るのは心底、張り裂けそうな思いだった。5年も飼ってきたイヌで家族の一員だった」と嘆いた。ダニエルさんによると、過去数週間のうちにやはり飼っていた数匹のモルモットとネコもヘビに食べられていた

 

 今度は2人の子どもたちが食べられるのではないかと、一家は戦々恐々としている。「空調用の管を引いている。妄想だって言われるかもしれないが、そこからヘビが入ってくるのを本当に心配している」(ダニエルさん)

 

 イヌが襲われたとき、一家はヘビの専門家スチュアート・ダグラス(Stuart Douglas)氏を呼び助けようとしたが、ダグラス氏が到着したときにはもはや、後ろ足と尾が見えるだけだったという。

 

 ダグラス氏によると、このヘビはヤブニシキヘビと呼ばれる種類で、一家のネコを食べた後、数日間にわたって無邪気なイヌを追いかけ回していたという。

 

 ダグラス氏は、毒を持つ生物ばかりを集めたクランダのオーストラリア・ベノム動物園(Australian Venom Zoo)のヘビ担当係。問題のニシキヘビが「イヌを消化し次第」、国立公園に移すとしている。消化するまでには約2日間かかるという。

 

 同氏によるとヤブニシキヘビは全長7メートルにも成長することがある。通常はワラビーを食するが、人間の住む地域では時々ペットを食べることもあるという。

 

 イヌを飲み込み、腹がふくらんだ状態のこのヘビの映像は以下のサイトで見ることができる。(c)AFP

http://www.youtube.com/watch?v=06O-_sJ5vJI


写真は華強プラスチック有限公司製造のレジ袋、同社ロゴマーク、同社工場/同社HPより

http://nqplastic.fuzing.com/

中国政府は2008/1に0.025ミリ未満のレジ袋の製造と使用を禁止する通達を出した。中国で最大のレジ袋メーカーである華強プラスチックのレジ袋の90%はこの通達に該当するために工場を閉鎖せざるを得なかったとしている。グリーンピースなどの環境団体は大歓迎であるが、二万人の従業員は全て解雇される予定とあってその影響は大きい。

 

同社は11年連続業界トップであり、同業界に対する影響も大きい。現在、製造は停止しているものの同社の在庫を投売り状態でレジ袋全体の値崩れが起きている。

 

レジ袋自体をなくすことは難しいので、0.025ミリ以上の袋に切り替えれば済む問題だが、同社は閉鎖を選んだ。技術的な問題はそれほどないと考えられるので、従業員の首切りで清算し、工場の売却を同社が考えているのだろう。

 

この裏には原材料の高騰及び労務コストの増大(1月から労働契約法施行されている)で利益がジリ貧となり、工場売却を選択したのだろう。工場閉鎖は間違っても環境問題の為にしたことではなく、体のいい首切り理由に使ったものと思える。

 

【ロイター2/27-中国最大のレジ袋メーカーが閉鎖、政府環境対策のあおりで】

 プラスチック製品の利用削減を進める中国政府主導の環境対策のあおりを受け、同国最大のレジ袋メーカーが閉鎖に追い込まれた。新華社が26日報じた。

 

 中国は1月、レジ袋の規制を突如発表。6月1日から、極薄の袋の生産と、スーパーや店舗での袋の無料提供を禁じた。

 

 これを受けて、従業員数2万人のSuiping Huaqiang Plasticは1月中旬、生産を停止。従業員の1人はロイターに対し「工場は正式に閉鎖された。清算の手続きに入っており、ほとんど人はいない状態だ」と語った。

 

 同社のビニール袋の生産規模は年間25万トンで、総額22億元(約327億円)。政府の規制は同社にとって厳しすぎる結果となった。

 

 中国貿易報のウェブサイト(http://www.chinatradenews.com.cn)によると、中国で使われるビニール袋は1日当たり最高30億枚、包装用プラスチック製品を生産するために精製する原油量は年間500万トン(3700万バレル)となっている。

 

◇同ニュースソース

Guardian2/27-China's biggest plastic bag maker closes after ban

http://www.guardian.co.uk/world/2008/feb/27/china.plasticbags

 

塑胶资讯2/27-受政策影响全国最大塑料袋商停产转让

http://www.51pla.com/Html/Market/678/Info_67869_1.htm

 


写真はカメの入った冷蔵庫、ワインもあるぞ?/看中国より

http://www.secretchina.com/news/233248.html

 

英国のNeely婦人の家には2台の大型冷蔵庫があるが、中身はほとんどがカメだ。12月から3月まで冬眠させている。冬眠させる前の3週間は絶食させ消化器系を空にしておくそうだ。毎日、冷蔵庫を開け、空気を入れ替えている。3月には冬眠も終わる。

 

2/23、友人がワインを冷蔵庫から取りに行った時、その友人は気絶したとのこと。まず、ビックリしない人はいないだろうが・・・。

 

キムチ冷蔵庫がカメ向きかもしれない。しかし、カメを入れた冷蔵庫に野菜も入れるのだろうか?寄生虫や病原菌の心配はないのだろうか?

 

冬眠中にNeely婦人に何かあったらどうなるだろうか?

 

 


写真はおデブタレントの肥肥さん、先週肝臓がんで亡くなっている/看中国より、中国には肝臓を傷める毒菜やニセ酒が市場に溢れている。

http://www.secretchina.com/news/232109.html

 

BBC中国版で世界の肝臓がん発症者年間60万人のうち、中国での肝臓がん発症者が年間30万人にも上ることが分かった。中国では肝臓がんが第二位を占めており、その死亡率も高く生存率は6ヶ月とのことから「癌中之王」と呼ばれている。

 

世界のガン発症者数では、肺がん・胃がん・肝臓がんの順であるが、中国では肝臓がんが胃がんを上回っている。いくら中国は人口が多いと言っても、世界の半数の肝臓がん患者の増加は中国のおかれた現状を物語っている。

 

食の安全が侵されているために中国人の肝臓に大きく負担をかけている。このことだけでも肝臓がんの発症率が高くなっている原因と言えるだろう。また、水質汚染や大気汚染でも肝臓に負担をかけている。おまけにニセ薬で多くの中国人が肝臓を傷めている。

 

中国政府は2020年までに初期診断率と生存率5年を15%に高めることを目指してプロジェクトを発足させた。10億元以上かかると予想している。

 

確かに医学的な見地からプロジェクトを組むのもいいが、要は食の安全と環境汚染の問題なのである。この問題を解決することなく医学だけで対応しても肝臓がん発症者数は減らない。

 

お国の問題を外資企業の責任として押し付けるようではまだまだ肝臓がん患者は増え続けることだろう。

 

◇元ネタ/BBC2/24-中国肝癌患者年新增30

http://news.bbc.co.uk/chinese/simp/hi/newsid_7260000/newsid_7261400/7261440.stm

 


写真は山東仁木食品有限公司の工場と山東省衛生庁から与えられたA級証/仁木食品HPより

http://www.renmu.com/new/index.htm

 

ついに逆切れか?メタミドホス入りニラ肉まんは「日本側の基準による原材料調達ルートの検査の甘さが引き起こした事件」だと中国検疫当局が強調した。調達は中国から行っており、この部分に関しては知らん顔で検査が甘いとするのだから驚きである。

 

野菜を作るのも検査をするのも中国人なのに管理をしているのが日本人だから中国は無関係とするのであれば、日本にいる中国人が殺人を犯しても、管理しているのは日本の警察だから中国は無関係だと言うのか?

 

衛生庁は何をもってA級証を出したのか?お金と言ってしまえばそれまでだが、中国側の基準によるものではないのか?管轄が違うから検疫局には関係ないとするのだろうが、常識が通じない国である。

 

山東仁木食品は契約農家と提携して野菜の供給を受けていたので、受け入れ体制に問題があったことも事実と思える。契約農家であっても、信用できないとなれば、検査コストもそれなりにかかってくる。中国は本当にコストが安く済むのかもう一度考えてもらいたい。

 

韓国企業も中国から逃げ出しているくらいなので、日本企業もこのままでよいのか、考え直さなくてはならない。中国としても、日本の検査体制云々と言うよりも、嫌なら出て行けとハッキリと言ったらどうなのか?外資が全て出て行ったら、中国は崩壊する。日本も打撃を相当受けるが、こんな状態ではどんなに検査をしても食の安全を確保するのは難しい。

 

毒餃子も含めて、管理の問題ではなく、人の問題である。

 

RecordChina2/23-ニラ肉まん殺虫剤混入、「日本の検査の甘さが引き起こした事件」―中国当局が見解】

2008222日、国家質量監督検査検疫総局(国家質検総局)は、肉まんや冷凍かつから新たな農薬が発見された件に関し「肉まんなどを生産した企業は日本の資本のみで設立された企業で、安全管理も日本側の基準に基づいて行われている。本件はこれら企業の原材料調達ルートの検査の甘さが引き起こした事件だ」との見解を示した。「新華網」が伝えた。

 

国家質検総局は日本の関係部門から、中国製の輸入冷凍食品「青島ニラ肉焼きまん」と「ニラ海老焼きまん」から微量のメタミドホスを、「レンジDEロールソースかつ(アスパラ入り)」から有機リン酸系殺虫剤・ホレートを12PPM検出したとの通報を受け、事実関係などの調査を即刻開始した。

 

その結果、これまでに国家質検総局が把握した情報によると、この商品は「山東仁木食品」と「清清仁木食品」が生産したもので、この2社はともに日本の資本のみで設立されていること、また工場での生産工程は、日本側の安全管理基準に基づいて行われているだけでなく、日本の会社の職員が工場の監督責任を負っていることなどが判明したという。

 

これに関し同総局は「中国は食品の安全を高度に重視しており、輸出企業に対してはすべて登録された生産基地からの原材料を使用するように要求している。今回の事件は、これら2社の原材料調達ルートの検査の甘さが引き起こしたものだ」との見解を示した。(翻訳・編集/HA

http://www.recordchina.co.jp/group/g15988.html

 

◇元ネタ/新華網2/22质检总:“包子事件”应为日企把所致

http://bt.xinhuanet.com/2008-02/22/content_12520765.htm

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写真左はニュージーランドキウィになりすまして売られていた中国産キゥイ/看中国より、右は中国産ファジィファームとニュージーランド産ゼスプリのマーク/Ettodayより、名前は違うがデザインが同じなのでパッと見ただけでは分からない。

http://www.secretchina.com/news/232631.html

http://www.ettoday.com/2007/12/23/122-2206106.htm

 

2/20、台湾行政院衛生署食品衛生所は、中国から輸入された19040kgのキウィに農薬のカルベンダジムが4倍以上が検出され、妊婦が食べると畸形児が生まれる可能性のあることを発表した。

 

台中県で中国産キウィの抜き取り検査をしたところ、カルベンダジム台湾基準値1ppmのところ4倍以上の4.4ppmが検出された。

 

中国産キウィの味は本場ニュージーランド産に比べて、甘くなく酸っぱいので食べてみれば、分かるようだ。但し、マークは酷似しているので見た目では見分け難い。価格はニュージーランド産が116.5台湾ドル≒56円、中国産は9台湾ドル≒30円とかなり差がある。

 

看中国の記事にはないが、既に19トンの1/3は販売済みで台湾の人は食べてしまったようだ。食べてしまったものを後から畸形児が生まれると言われても困っているだろうなぁ。

 

せめてもの救いは、日本での基準量が3ppmであること。日本と台湾の3倍もの差については何の慰めにもならないかもしれないが、農薬に関してうるさい日本だけに少しは・・・?

 

2/22、安倍前首相は唐家璇国務委員との会談で「(毒餃子事件について)政府よりも消費者が納得することが大切だ」と述べているが、まさにその通りである。いくら日本政府が『中国食品は安全だ』と発表しても、日本国民は信用しない。これでは中国人に信用されていない中共政府と同じことになってしまう。

 

台湾でも日本と同じことが起きていると思える。また、台湾でコソボ独立が連日報道されているのも毒菜国家中国に対する台湾人の意思表明か?コソボは中国語で「科索沃」と書く。

 

中国が環境と食の安全で社会崩壊し、バブルがはじけ経済崩壊をする時、台湾はコソボのように独立を果たす。国際社会はごく自然に台湾独立を受け入れことであろう。

 

◇行政院衛星署食品衛生所、不合格食品情報

http://food.doh.gov.tw/chinese/focus/focus_6.asp?idCategory=7

 

◇殺菌剤カルベンダジムの基準量/財団法人 日本食品化学研究振興財団より

http://m5.ws001.squarestart.ne.jp/zaidan/agrdtl.php?a_inq=16900

日本では3ppmとなっている

 

◇ニュージーランドキウイのゼスプリHP(日本語)

http://www.zespri-jp.com/index.html

 

◇おまけ/キウィの起源

なんと原産は中国揚子江流域で1904年に中国へ旅行したイザベラさんによってニュージーランドにキウィの種が持ち込まれたのが始まり、始めは「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれたが、ニュージーランドの国鳥である「キウィバード」に似ているので「キゥイフルーツ」と名付けられた。

 

学名をActinidia chinensis(マタタビ属オニマタタビ)と言い、キウィの木を猫に与えるとマタタビと同じ効果があるようだ。

http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/matatabi/kiwi/kiwi.html

 


写真左は汚職賄賂取締局の看板、中は世界一の大貪官「和珅(ワシン)」、右は上海社会保険局元局長・邱暁華

 

RecordChina2/21- 07年の汚職額が4倍以上に増加、汚職官吏の低年齢化が進む】

2008218日、法制晩報の調査によれば、07年に汚職で裁判を受けた役人の年齢が、06年と比べて17歳低下し、汚職に関係する金額は4倍以上に増加したという。

 

同紙が行った統計調査によれば、汚職事件は51件。有効サンプル数は49人で、男性が47人、大卒以上が765%。06年の統計では、犯罪が最も集中した年齢層は5660歳で、全体の326%を占めていたが、07年では汚職役人の平均年齢が17歳低下して533歳になり、汚職の低年齢化が進んだ。

 

また、汚職事件の平均額は、06年の統計では8356600元(約12500万円)だったが、07年では35064300元(約53000万円)と4倍以上に増加。収賄金額も、06年の平均約2434100元(約3650万円)に対し、07年は2532900元(約3800万円)と、やはり増加傾向にある。

 

流用金額は、06年の統計では平均49415400元(約74500万円)、最高額は16000万元(約24億円)だったが、07年では平均29885万元(約45億円)で、上海社会保険局の元局長が流用した13億元(約196億円)が調査対象中最も大きい金額となった。(翻訳・編集/岡田)

 

◇唸声コメント

中国では「無官不貪(汚職をしない役人はいない)」と言われている。黄文雄氏は「無官不貪」は中国人の常識、いや、むしろ「真理」である」とも言っている。

 

中国の経済成長と共に、汚職も高度成長を遂げている。収賄されたお金のほとんどが海外に持ち逃げされるか、マカオのギャンブルに消えていく。このお金が中国に残っていれば、環境問題や就職問題もある程度解決しているのかもしれない。

 

しかし、この伝統文化とでも言うべき「無官不貪」が幅を利かせ、中国の内部を蝕む。無期懲役や死刑になるものが出ても汚職は減らない。文化だから止むを得ないのだろう。

 

2000/9/14に死刑執行をされた成克傑(全人大・副委員長、4000万元の収賄)の死刑執行前夜の会話である。-黄文雄氏、ジョークで分かる中国の笑えない現実より-

警官「何か最後に食べたいものはあるか?」

成克傑「故郷である広西のライチが食べたい」

警官「それは無理だ。今年はもう終わってしまった。来年の6月になる」

成克傑「構わん。それまで待ってやろう」

 

◇元ネタ/Radio Free Asia2/19中国官年贪污

http://www.rfa.org/mandarin/shenrubaodao/2008/02/19/corruption/

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写真は墜落した韓国の軍用ヘリBell UH-1H7名の兵士が亡くなられた/大紀元より

http://epochtimes.com/gb/8/2/21/n2018072.htm

 

【朝鮮日報2/21-同機種のヘリ、90年代以降10回墜落】

 この日墜落したUH1Hヘリは9500時間の総飛行記録を持つ、製造されてから40年以上の老朽機だった。韓国軍は計120機以上のUH1Hを保有しているが、そのほとんどが配備されてから3040年たっており、ヘリの老朽化問題が深刻なものであることが明らかになった。

 

 国防部が昨年ハンナラ党の孟亨奎(メン・ヒョンギュ)議員に提出した資料により、UH1Hの寿命は40年で、30年以上経過が55%40年以上経過も15%に達していたことが分かっている。15%は寿命が過ぎていたにも関わらず、そのまま使われていたということだ。UH1Hは米陸軍が1960年代から導入を開始したUH1シリーズの1種で、それまでのUH1のエンジン性能を向上させたもの。航続距離375キロで最高時速200キロ、全長17メートル、高さ3.76メートルで定員は9人だ。

 

 この機種は1990年代以降、今回の事故を含め、合わせて10回も墜落したという記録が残っている。

 

◇唸声コメント

この墜落したヘリは製造されてから42年が経っている老朽機、韓国軍の15%が寿命を超えたヘリと言うから、北朝鮮のことを言えない。北朝鮮では奇襲訓練に力を入れていると言うから、朝鮮戦争の再来を考えているのか?

 

亡くなられた兵士の方にはお気の毒だが、政治家が無能だと国家だけでなく、自分達の命も危険に晒されることになるのだ。これは韓国だけの問題ではない。日本もこのことを他山石としたい。

 

「恥をさらした日本のイージス艦」と言うタイトルで韓国の新聞が日本をオチョクッているが、このような老朽ヘリを飛ばしていた自分達のことは別問題なのだろうか?

 

イージス艦の漁船衝突問題もNHKを含めて何か妙な方向に舵が切られている。国防大臣の更迭を迫る野党の議員も感情だけで動いている。某新聞並だ。国防と漁船のどちらを優先させるのかさえ分からない輩に日本を任せることはできない。お隣さんが腹を抱えて笑っていることを忘れないように。

 

◇中央日報2/20-恥をさらした日本のイージス艦

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=96271&servcode=A00&sectcode=A00

 

◇同種ヘリの写真

http://www.airshows.org.uk/2005/airshows/redhill/photographs/uh1h_1.jpg

 


写真はカメラマンの劉為強氏、300日以上も青海省が頑張ったが・・・

追逐藏羚羊300,为强硕果累累返

http://zhouque.blshe.com/post/227/10648

 

RecordChina2/19-「チベットカモシカ」合成写真、カメラマン所属新聞社が謝罪―黒龍江省大慶市】

2008218日、新華社通信(電子版)が伝えたところによると、中央電視台(CCTV)の06年写真大賞銅賞に選ばれた「青蔵鉄道とチベットカモシカ」の写真が合成であることが判明した事件で、カメラマンが所属する黒龍江省の夕刊紙「大慶晩報」はインターネットを通じて編集委員会名で謝罪文を公表した。

 

それによると、「本紙カメラマンの劉為強(リウ・ウェイチアン)が撮影し、06年のCCTV『記憶に残る報道写真大賞』銅賞に選ばれた『青蔵鉄道とチベットカモシカ』の写真が合成であることが判明し、本人もこれを認めた」とし、劉カメラマンの監督責任者としてお詫びするという内容になっている。

 

劉カメラマンは06318日から300日以上もの間、青海省のココシリに滞在して、密漁で激減したチベットカモシカの保護活動に従事。その間に撮った写真を合成して出来たのが、問題の受賞作だったとしている。

 

CCTVへの写真応募は全く知らなかったとする「大慶晩報」だが、劉カメラマンに対する教育、監督責任があるとして、編集局長が17日付で引責辞任。劉カメラマン自身も、撮影部副主任の職を解かれた。CCTVから受け取った表彰状とトロフィーは、すでに返却済みという。(翻訳・編集/NN

 

◇唸声コメント

賞を取るほどの腕があれば、すぐに職は見つかるだろう。しかし、こうしたカメラマンがゴマンといるのも中国、南京の新証拠なるびっくり写真の作成をしているカメラマンもいるかもしれない。まだ、チベットカモシカの方がましだ・・・。

 


写真はリコールとなったSoftAir社のマイクロコプター/米国消費者製品安全委員会より

 

2/12、米国消費者製品安全委員会はヘリコプター内蔵充電池に問題があるとして、およそ3万個のラジコンヘリのリコールを発表した。

 

充電中に充電池が発火し、本体を燃やし、また可燃物に燃え移る可能性もあるとしてリコールを決めた。実際に6件の事故が起きており、1件は消費者が軽傷を負った。

 

2007/5より2007/1230ドルで売られたもの。詳細は↓

http://www.cpsc.gov/cpscpub/prerel/prhtml08/08190.html

 

中国では充電池をリサイクルした劣悪品が数多くあり、携帯電話の充電池が爆発するなどの事故も起きている。今回のマイクロヘリもその類で、コスト削減の為にリサイクル充電池を利用したのではないか?

 

実はこのマイクロヘリのリコールで分かったことがある。このマイクロヘリはSpinMaster社のコピーであるとして、同社がSoftAir社を提訴したのだ。

写真はSpinMaster社のAir Hogs/amazonより

http://www.amazon.com/Spinmaster-Hogs-Battling-Havoc-Helicopters/dp/B000SOW55G/ref=pd_lpo_k2_dp_k2a_1_img?pf_rd_p=304485601&pf_rd_s=lpo-top-stripe-2&pf_rd_t=201&pf_rd_i=B00008X343&pf_rd_m=ATVPDKIKX0DER&pf_rd_r=1J4FNVXMSPREYRTR07AB

 

確かによく似ている。悪質なコピーが火を噴いたと言うところか・・・。

 

日本では「ちょろQ」ならぬ「ヘリQ」が人気だ。11gのヘリ

http://www.takaratomy.co.jp/products/heli-q/spec/index.html

唸声


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