写真はおデブタレントの肥肥さん、先週肝臓がんで亡くなっている/看中国より、中国には肝臓を傷める毒菜やニセ酒が市場に溢れている。
http://www.secretchina.com/news/232109.html
BBC中国版で世界の肝臓がん発症者年間60万人のうち、中国での肝臓がん発症者が年間30万人にも上ることが分かった。中国では肝臓がんが第二位を占めており、その死亡率も高く生存率は6ヶ月とのことから「癌中之王」と呼ばれている。
世界のガン発症者数では、肺がん・胃がん・肝臓がんの順であるが、中国では肝臓がんが胃がんを上回っている。いくら中国は人口が多いと言っても、世界の半数の肝臓がん患者の増加は中国のおかれた現状を物語っている。
食の安全が侵されているために中国人の肝臓に大きく負担をかけている。このことだけでも肝臓がんの発症率が高くなっている原因と言えるだろう。また、水質汚染や大気汚染でも肝臓に負担をかけている。おまけにニセ薬で多くの中国人が肝臓を傷めている。
中国政府は2020年までに初期診断率と生存率5年を15%に高めることを目指してプロジェクトを発足させた。10億元以上かかると予想している。
確かに医学的な見地からプロジェクトを組むのもいいが、要は食の安全と環境汚染の問題なのである。この問題を解決することなく医学だけで対応しても肝臓がん発症者数は減らない。
お国の問題を外資企業の責任として押し付けるようではまだまだ肝臓がん患者は増え続けることだろう。
◇元ネタ/BBC2/24-中国肝癌患者每年新增30万
http://news.bbc.co.uk/chinese/simp/hi/newsid_7260000/newsid_7261400/7261440.stm
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