2008年6月アーカイブ


図は中国からの核攻撃レンジ/米国防総省資料より、ほとんどの国に中国のミサイルが到達する。アルゼンチン・チリなどがレンジから外れているが、これも原潜搭載ミサイルのことを考えれば、全ての国が網羅されている。

 

戦略的互恵関係とは世界に向けてミサイルを向けることなのか?これなら、怖いものなしだろう。平和のための軍事拡大とかとぼけているが、日本のめでたい政治家は騙されても、世界の軍事専門家はそうはいかない。

 

中国は米国防総省に以下のようなクレームを入れている。

『米国防総省が先日発表した08年度の「中国の軍事力報告」は、「中国軍事脅威論」を喧伝し、事実を著しく歪曲しており、中国の内政に干渉し、国際関係の準則に違反するものである。中国はこれに断固たる反対を表明する。すでに米側に厳正な申し入れを行った。

 中国は終始一貫して平和発展路線を歩み、防御的な国防政策を遂行しており、アジア太平洋、さらには世界の平和と安定を守る堅固なパワーであり、いかなる国の脅威にもなっていない。』

「人民網日本語版」 20080305日より抜粋

 

『いかなる国』の国の前に「おめでたい」を入れるべきだろう。

 

さて、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が寄港した湛江港は南海の砦、東海は寧波港、北海は青島港。同国防総省の資料によれば、海軍戦力は以下の通り。

                     青島基地   湛江+寧波基地

核攻撃潜水艦・・・・・・・・・      4            1

ディーゼル潜水艦・・・・・・     22          32

巡洋艦・・・・・・・・・・・・・・・     12         17

駆逐艦・・・・・・・・・・・・・・・      9          36

水陸両用艇・・・・・・・・・・・      7          47

ミサイル哨戒艇・・・・・・・・     10          35

 

これが『防御的な国防』と言うものなのか???

 

ANNUAL REPORT TO CONGRESS Military Power of the People’s Republic of China 2008

http://www.defenselink.mil/pubs/pdfs/China_Military_Report_08.pdf

英文66ページ、尚、この翻訳文は朝雲新聞社からそろそろ出る予定?

 

 


写真と記事は南国早報より、左上は本物、右下はニセモノの紙製ダイコンの漬物

http://ngzb.gxnews.com.cn/page/2/2008-06-27/008/83651214524020328.pdf

 

紙で作ったダイコンの漬物だって?作るほうも確かにすごいが、一体どんな紙から作るのだろう?きれいな紙とは限らない。ダンボール肉マンはTV局のヤラセだとされたが、これでどうやらヤラセは嘘で本物のダンボール肉マンだったと確信できた。

 

紙があれば、偽札もできるし、田中奏上文だって作れるのだ。ダイコンだって簡単なのだろう。

 

紙文化は中国から、納得できる。古紙の輸入大国の中国、一体どのくらいの古紙が食料品になっているのだろうか???

 

「絵に描いたダイコンがそのまま漬物になる」案外売れるかもしれない?あたしゃ、食べないけど。
 

ある漬物屋の会話

親父「かあちゃん、李のところで紙で作ったダイコンの漬物を売ってたらしいよ」

母「ヘェー、どうしてバレたんだろうね」

親父「食感がなかったらしい。紙じゃ肉質が出ないさ。これでウチの黒ダイコンの漬物が売れるぞ、ところで昨日の新聞何処?」

母「・・・」

 

RecordChina6/28-<偽中国食品>本物そっくり、ペーパー漬け物が新登場―広西チワン族自治区南】

2008627日、新華社は広西チワン族自治区南寧市で紙で作られたニンジンの漬け物の模造品が発見されたと報じた。

 

昨年、中国食品の安全問題がクローズアップされ、段ボール肉まん(後にテレビ局スタッフのやらせと報道された)、ニセ卵などの偽装食品のニュースが報じられた。このほかにもフカヒレ、着色野菜など数多くの偽装食品の存在が知られているが、今回、偽装食品に「新製品」が登場した。

 

南寧市に住む李さんが見つけたのは紙で作られたニンジンの漬け物。味も形も本物そっくりで炒めるとニセモノかどうか区別がつかないという。お粥に入れたところ味がおかしく、形もぼろぼろと崩れたため、初めてニセモノと気がついたのだとか。李さんの家では紙製漬け物料理を少なくとも5人が食べており、いずれもおなかを下すなどの症状が見られた。通報を受けた記者は現地の市場を訪問したが、紙製漬け物は発見できなかった。(翻訳・編集/KThttp://www.recordchina.co.jp/group/g20956.html

唸声注
はしょっぱい、はダイコン、つまりダイコンの漬物であり、ニンジンではないと思う。ちなみにニンジンは咸菜が漬物
 

 


写真は青島の新野球場ではなく、青島第六海水浴場に発生した藍藻/看中国より


左の写真は水の溜まったグランドのようにも見える、右は採取した藍藻/看中国より
 

青島では北京オリンピックのヨット競技が予定されている。こんなに藍藻だらけじゃ、ヨット競技どころじゃない。しかし、北京オリンピックの標語でもある「緑色オリンピック」を具現化したものでもある?

 

6/26、採った藍藻がなんと27000トン、のりの佃煮に変わらないことを祈る。

看中国6/26-绿色”奥运?藻“袭击”青

http://www.secretchina.com/news/251452.html

 

看中国6/27-绿藻“恐怖袭击” 青!(

http://www.secretchina.com/news/251604.html



これは緑色オリンピックのポスター/北発図本網より

http://news.beifabook.com/HTML/Sports/a/2008/04/200804201221509533.shtml


写真は18歳で大学教授になり、最年少教授としてギネス記録に載ったAlia Saburさん、現在は建国大学の教授として韓国に赴任、2008/9より講義を開始する/建国大学HPより

 

自身のHPによれば、生後8ヶ月から本を読み、IQは測定不能、小学4年生から大学に行き、応用数学を学び、14歳でストーニ・ブルック大学を首席で理学士取得、その後、ドレクセル大学でマテリアルサイエンスの博士号を取得、いずれも史上最年少の天才少女だった。

 

また、音楽でも天才少女振りを発揮、11歳でモーツアルトの協奏曲のソロデビューを果たしている。楽器はクラリネット、クラッシックだけでなく、ジャズもフュージュンもこなす。

 

彼女は9歳のときテコンドーの有段資格を得ている、このことが韓国行きを決定したのか?


韓国で彼女の天才振りが存分に発揮できるのだろうか?男性優位でタテ社会、
彼女の世界を救うような発見に期待したいが・・・。
 

建国大学6/20-世界最年少のSabur教授、講壇にたつ(韓国語)

http://www.konkuk.ac.kr/webzine/user/sub/news.php?menu=today&list_seq=2064

 

Alia Sabur HP

http://www.aliasabur.com/index.html

 


写真は同大聖堂の落書き、ハングルもあるし、ロシア語もある/Flickrより

Flickr2007/5/26http://www.flickr.com/photos/majorbonnet/520221350/

 

岐阜市立女子短大に続いて、京都産業大だって・・・、日本人はどうしてこんなに自虐的なのだろうか?これでもかこれでもかと自分の首を絞める。

 

他の国の人間もやっているからと言いたい訳ではない。こんなバカな落書きをするのは本当に頭の螺子が数本足りないのだろうと思う。

 

同じ日本人として恥ずかしいと言う意見が多かった。私もそう思う。しかし、詫び状を送ったり、ドーモ側が必要ないと言うのに訪問までしようとしている。

 

これって毒ガスと同じじゃないの。他の国の落書きも含めて全部を松田学長さんが修復するの?

 

マスコミも含めてバカ騒ぎはやめてもらいたい。

 

しかし、落書きを書いたバカ共の個人情報だって?落書き写真にぼかしが掛かっている。

 

『まな・ちい・ゆい・あやな・りか・みき・岐女短』と書かれているのをどうして出さないのか?自分達は記念として残したくて書いたのだから、オープンにすべきだ。愚かな彼女達も喜ぶだろう?

 

ぼかしじゃない写真は↓syuunさんのブログより、

http://syuun.iza.ne.jp/blog/entry/620511/

 

写真は岐阜市立女子短大のおバカさん達が書いた大理石と同じ部分のものと思われる/Flickrより、右下は日本人の名前らしい・・・

Flickr2007/6/2http://www.flickr.com/photos/ingorrr/816808324/

 

 


写真はメキシコ湾のウシバナトビエイの大群、金色と書かれているが緑色に見える/看中国より

看中国6/25-墨西哥海洋出黄貂成群迁徙()

http://www.secretchina.com/news/251171.html

 

こちらが元ネタ↓

Telegraph6/24-Golden Ray photos of amazing mass migration

http://www.telegraph.co.uk/earth/main.jhtml?xml=/earth/2008/06/24/earay124.xml

 

実に美しい光景だが、ウシバナトビエイが増えると、イタヤ貝や牡蠣が皆食われてしまう。

 

これはコンドロイチンやスクワレンに問題があったのだ。コンドロイチンやスクワレンの原料となるサメはウシバナトビエイの天敵、サメはフカヒレだけでなく、健康サプリメントで乱獲されており、これがこうした幻想的な光景を生んだのだ。

 

また、日本でもサメが減ったことにより、エイが増え、日本近海のアサリがエイに食べられている。エイは1日に体重と同じ分の殻付きアサリを食べると言う。このまま、エイが増え続けるとアサリが奴らに食べ尽されてしまう。

 

自然界のバランスが崩れれば、必ず不都合が起きる。クジラも同じだ。反捕鯨国やカルト的環境団体が騒ぎ過ぎて、鯨が増え続けている。調査捕鯨はそのバランスを保つためにはどれくらい捕獲しても良いのかも調査している。鯨が増え続けることで鯨自体も餓死する恐れがある。

 

尚、この幻想的なエイの大群だが、きれいなエイには棘があることもお忘れなく。

おまけだが、サメは交尾をする、だから、「鮫」。



世間の嫌われ者「城管様」のご登場/看中国より


違法雑誌スタンドは焼却処分、つまり焼討


なんでオレの雑誌を燃やすんだ。何の権利があってそんなことをする


「お父ちゃーん」と泣く子供、ひどいことをすると市民の冷ややかな目


勝手に雑誌を売ったらダメなの    「お父ちゃーん」

 



「オラ、許せねぇ。おまいら、いつか仕返ししてやる」



「あんた、しっかりね」「大丈夫だ、5時間もかからねぇ」


火は消さないとね・・・


城管は後始末は一切しない。火をつけて、スタンドを壊して、責任者を捕捉し任務終了。

庶民の敵、天下の嫌われ者、中国が民主化した時に真っ先に吊るし上げを食らうだろう。

 

看中国6/22-震撼手下留留情吧 人民公仆(组图)

http://www.secretchina.com/news/250757.html

 

 


写真の左上のバスの丸印の中に犯人と人質がいる、右上は西瓜刀(犯人の持っていたものではない)のイメージ、左下は危険な顔をした犯人と可憐な人質のアップ、右下は犯人の射殺死体/看中国より

 

6/18 1820分、貴州省貴陽市環城北路の路線バスの中で一人の男が30センチの西瓜刀で女性を人質に取った。その後、男は銃を2丁、銃弾を500発、そして100万元≒1560万円を要求してきた。

 

2042分、犯人の情緒が不安定となり、犯人と話し合いにバスに近づいた特別警察「林豹攻撃隊」のメンバーが犯人の頭を銃撃し射殺、人質を救い出した。

 

中国では刃物を持って、人質を取れば、間違いなく射殺される。たとえ、殺人を犯していなくとも射殺される可能性が高い。日本では幼女を4人も殺害した凶悪犯が事件発生から20年間も生きていた。そして、その凶悪犯を死刑執行した法相を「死神」と呼ぶバカなメディアがある。

 

そのバカなメディアの大好きな中国のこの射殺事件をどう論評するのか、是非聞いてみたい。

 

看中国6/21-! 阳男子公交劫人击毙

http://www.secretchina.com/news/250614.html

 

林豹攻撃隊↓

http://mil.eastday.com/slideshow/20070521_3/fy/index.html

 


写真は河南南陽の交通警官に殴り殺された男性(22)/看中国より、バイクは乗っていたものと同型、遺体の手と足の露出部分が異常に白い、また周りの中国人の目には哀れみは感じられない。

 

6/19深夜、河南省南陽市清陽橋で交通警官に停止を求められたが、それを振り切って逃げた二人乗りのナンバープレートのないバイク<天馬100>はパトカーに2キロ追跡され制止、そこで口論となり、二人は数人の交通警官に殴られる。

 

警官はすぐに電気警棒を使い二人を殴った。22歳の男性は死亡、16歳の弟は意識を失い、パトカーは立ち去った。それから、弟は近くの村人に助けられ、全てを語った。

 

殺された男性は食堂のコックをしており、来月故郷へ帰って結婚をする予定だった。

 

警察は遺体を早く火葬にし、証拠を消したがっているが、家族は渡さず、葬儀場で冷蔵保管している。

 

この殺人交通警官は今回が初めてなのだろうか?ひょっとすると意識を失った弟も死んだと思ったのかもしれない。

公務執行妨害であれば、喩え殴ったとしても、その場を立ち去ることはせず、本部へ報告し、現場を保護し、鑑識が来るのを待つはずである。

 

この地区では同じような殺人事件が過去にもあったのではないか?交通警官が市民を殴り殺すとはなんとも物騒な国である。そして、日本では狂った市民に交通警官が刺される。これもとんでもなく物騒ではあるが・・・。

 

看中国6/20-南阳警察野蛮法当将人打死(

http://www.secretchina.com/news/250451.html

 


写真はCalifornia Department of Public Health (CDPH)から鉛が入っているとされ、リコールされた中国製キャンディー「七彩棒」、左は横から、右は上から見たところ/大紀元より

 

6/18、カリフォルニア州の公共衛生局は、中国製キャンディ「七彩棒(QI CAI BANG)」に基準を6倍も超える鉛の含有量が認められた為、くれぐれも食べないように警告を発した。

 

特に妊婦や子供が食べた場合は直ちに医師の診断を受けるように指示している。

 

米国基準では鉛の含有量は0.1PPM以下とされているが、この「七彩棒」には0.61PPMの鉛が検出された。

 

危険な鉛入りキャンディが世界中に出回っていると思うとゾッとする。しかし、もっとゾッとするのは、このキャンディの蓋に書いてある日本語の「いかのあし」、一体どうして日本語が書かれているのだろう?

 

これを買った米国人が日本製かと勘違いするのを期待してだろうか?それともこの鉛入りキャンディが日本にも入っているのだろうか?

 

「いかのあし」ならぬ、如何にも「いかがわしい」キャンディである。

 

大紀元6/20-加州公署:勿食用中国制七彩棒糖果

http://news.epochtimes.com/gb/8/6/20/n2161592.htm

 

CDPH6/18-CALIFORNIA DEPARTMENT OF PUBLIC HEALTH WARNS CONSUMERS NOT TO EAT QI CAI BANG CANDY IMPORTED FROM CHINA

http://ww2.cdph.ca.gov/HealthInfo/news/Pages/NR2008-33-QiKaiBangCandy.aspx

 

逍遥食品实业有限公司HP

http://www.lexiaoyao.com/index.htm

 

 

唸声


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