2008年9月アーカイブ

写真は手術をして子犬から取り出した十数個の結石/看中国より

 

9/26、広西南寧のペット病院で子犬の手術が行われ、十数個の結石が摘出された。この子犬には三鹿と伊利の粉ミルクが与えられており、メラミンの影響によるものと思われる。

 

あれだけ大きな結石が子犬の体内にあったのだから、相当苦しかったに違いない。昨年はペットフードに混入されたメラミンで多くのペット達がこうした結石を抱えたまま死んだ。

 

犬にとっても中国は過酷、昔は食われ、今は結石で苦しめられる。

 

看中国9/29-小狗食三鹿和伊利奶粉长结石几十

http://www.secretchina.com/news/264968.html

 

 

写真は北京のスーパーで流行っている「粉ミルク」のポスター、『メラミンは検出されていません』/看中国より

 

メラミンが入っていないことがウリ、なんとも情けない話だが、消費者はこんな言葉では騙されない。メラミンは入っていなくとも、何か別のものが入っているのではないかと疑う。

 

牛乳も疑っており、売れていない。信じられないので、豆乳を飲む中国人も増えているようだ。その豆乳も売っているものではなく、自分で作ると言う。

 

さて、その大豆は大丈夫なのか?水は?疑えばキリがないが、疑心暗鬼な食生活で再び肝臓に負担をかける。

 

これが共産主義の真実なのか?これじゃ毛沢東はいつになっても死ねない?

 

看中国9/29-北京超市在最“流行”的广告(组图

http://www.secretchina.com/news/264956.html

各社共に『出三聚』の宣伝ポスターを掲げている。各社共にメラミン入り粉ミルクを売っていたのも忘れて・・・。

 

 

 

写真上はイタリア警察当局に押収されたニセ靴、下はニセの刻印/PUPIA動画より

 

毒粉ミルク・毒ソファーに続いて、今度は毒靴がイタリアで摘発された。170万点のニセモノの摘発で没収総額は2000万ユーロ≒312千万円になるとしている。

 

また、革靴のニセモノの中から、クロムなめしで残ったと思われる6価クロムが検出された。6価クロムが皮膚に付着した状態を放置すると皮膚炎や腫瘍の原因になるだけでなく、体内に蓄積すれば発ガン性もあるとされる。当然ながら、毒靴を長い間履いていれば、体内に蓄積される。

 

今回の摘発は45回も行われたと言うから、かなり徹底したものであったろう。それだけ、イタリア当局も中国製のニセモノには手を焼いていたと言うこと。

 

イタリアの掲示板には「中国人は脳なし、良心なし、そして何でもありでコピーする」との書き込みも

 

PUPIA9/26- Firenze, Gdf sequestra 1,7 milioni di scarpe tossiche

http://www.pupia.tv/notizie/0004019.html

 

看中国9/27-毒奶粉、毒沙 "毒鞋"被意大利警方出(

http://www.secretchina.com/news/264755.html

 

【読売9/27-中国製の革靴から六価クロム、伊警察が詐欺グループを摘発】

 【ローマ=松浦一樹】イタリアの警察当局は26日、ローマ、ミラノ、フィレンツェなどで、中国から輸入した革製品を「イタリア製」と偽って販売していた中国人とイタリア人のグループを詐欺などの疑いで摘発、靴やバッグ類約170万点を押収した。

 

 押収品の革靴からは有害物質の六価クロムが検出されたという。ANSA通信などが伝えた。

 

 摘発されたのは、中国人21人とイタリア人7人。押収品の大半が中国からの輸入品だったが、約8万4000点に「イタリア製」などの表示があった。子供用の靴が多かったという。

 

 靴から検出された六価クロムは、革なめし用と見られるが、皮膚炎の原因になるほか、体内に蓄積されるとがんを誘発することもある。このため、当局は「偽物は買わないように」と警告している。

 

 

 

写真左は天獅集団の高カルシウム粉ミルク、右は中国政府の2007年度保健品認定ブランド証/人民報より

 

この企業の製品はマルチ販売で伸びている。つまり、中国国内ではなく、海外で売上を伸ばしているのだ。(中国ではマルチ販売は禁止)

 

天獅集団の李金元社長は2004年に中国の富豪ランキング6位(2007年は36位)となり、注目を集めた。同社の扱うマルチ商品は健康サプリメント、109カ国に支社を設置し、1600万以上の家庭で使われている。

 

天獅集団のメラミンミルクがどれくらい売れているのかは不明だが、外貨を稼ぐ天獅集団の製品からメラミンが検出されたことは中央政府に大きな衝撃を与えた。それ故にこのニュースは政府系のメディアでは報道されていない。

 

尚、このメラミンミルクは128元と異常に高く、中国国内ではあまり売れていない。(同様商品は三鹿で28元)マルチで55%の高還元率を維持するためにも高価格にならざるを得ないのか?

 

ニュージーランド、オーストラリア、シンガポール、カナダ、イギリス、台湾、香港、米国、フランスなどで、中国の国民的キャンデー「大白兎奶糖(中国のミルキー)」がメラミン検出で販売禁止となった。中国有名ブランドが次々に危機に瀕しているが、食の安全が金銭に優先される機会となるのか?それとも自滅か???

 

人民報9/27-中國國際出口奶粉出事或將引發更大國際震盪(圖)

http://renminbao.com/rmb/articles/2008/9/27/48736b.html

 

日本でのスタートは2002/10、天獅の天子グループ↓(日本語)

http://tenpleplan.k-free.net/tianshi.html#company

天獅集団日本語のHP↓社長の写真も有

http://www.tiens.co.jp/company/01_2.html

 

大白兔について詳しく知りたい方は↓

参考ニュース/「大白兔奶糖」からホルムアルデヒド検出(2007/7/20)

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/237565/

 

 

このマークは象とロバを表している。さて、なんのシンボルマークなのか?分からない方は廣淵升彦氏のコラムをご覧あれ。

 

【週末読む、観る】〈仕事の周辺〉

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/182024/#start

 

このシンボルマークが何かなどの大衆的な知識がないと米国を深く知ることはできないと廣淵氏は言われる。確かに米国人が皆知っていることでも日本人が知らないことはたくさんある。

 

9/27NHKの地球特派員2008「“チェンジ”のゆくえ~接戦 アメリカ大統領選挙~」の番組の中で、マケイン候補を支持する田舎の女性が、「オバマ候補は反キリスト教徒であり、大統領になった場合は、白人と黒人の戦争になる」と真剣な面持ちで心配していた。

 

日本人には、米国人のキリスト教に対する思いは分からない。番組ではキリスト原理教だと解説していたが、そんなことはない。

 

自由と平等の国アメリカは、階級社会であり、黒人と白人の差は厳然と存在するということなのだ。格差社会などと某政党が日本を卑下しているが、日本のような平等な社会からはアメリカの真の姿は見えてこない。

 

アメリカは平等ではないことを米国国民は皆知っている。それを知らない日本人がテレビで訳の分からない解説をしているだけなのだ。

 

上記のシンボルマークについての詳しい説明↓

1874年のこと。New York Herald 紙は、当時のグラント大統領(共和党)を「独裁政治」だと批判していましたが、一方では「動物園から逃げ出した動物が獲物を求めてセントラルパークを徘徊している」という人騒がせな作り話を掲載し、警察まで出動する珍事件を起こしていました。漫画家Thomas Nast はこの事件になぞらえて、森でライオンの皮をかぶって象や他の動物達を脅かすロバを漫画に描いたのです。

 

 「ロバ」はNY Herald 紙を、ロバに騙されている「象」はNY Herald 紙に惑わされる共和党支持者を象徴していました。これが転じて、「象=共和党」「ロバ=共和党を脅かすもの=民主党」となったというわけです。』/USタイ次郎氏のメルマガより転載

 

漫画家Thomas Nastの諷刺漫画↓

http://www.harpweek.com/Images/SourceImages/CartoonOfTheDay/November/110774l.jpg

 

日本の象もロバに脅かされている。そのロバは何の皮を被っているのか?また、象は本当に象なのか?河馬じゃないのか???

9/25のNYTimesの社説(原文あり)で、麻生太郎首相を「第2次大戦での旧日本軍の残虐行為を正当化して中国や韓国との関係を損ねた人物」と紹介、首相として「隣国を対等に扱う必要がある」との内政干渉をしている。一体、NYTimesは何様のつもりか?

 

左翼新聞だとして放置することはできない。米国マスコミに言われる筋合いのことではなく、麻生首相は現実路線に従い、外交を行う。NYTimesは全て一方通行でモノを見る。騒いでいるのは日本ではなく、韓国であり中国であり、一部の左翼主義者である。

 

NYTimesは「Japanese colonialism」など、戦後行われたWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)を未だに引き継いでいる。全ては日本を悪者にすることによって、自らの正当性を示すソ連の共産主義と米国帝国主義が合致した大戦の遺物である。

NYTimesは日本のことよりも自国の心配をすべきであろう。それだけ米国は切羽詰っているのだから。また、隣国を対等に扱っていないのは米国の方であることも付け加えておく。

 

The New York Times  

September 25, 2008

Editorial

The Return of Taro Aso

Japan’s new prime minister, Taro Aso, is well known — and not fondly remembered — by Japan’s neighbors as a pugnacious nationalist. As foreign minister from 2005 to 2007, Mr. Aso soured relations with China and South Korea and raised tensions throughout the region, praising the achievements of prewar Japanese colonialism, justifying wartime atrocities and portraying China as a dangerous military threat.

 

Now, the power brokers in the long-governing Liberal Democratic Party have made him Japan’s fourth prime minister in just two years and rebranded Mr. Aso as a “pragmatist.”

Mr. Aso is expected to focus on stimulating Japan’s stagnant economy. To successfully lead a 21st-century Japan, he will also need to swap nationalism for pragmatism when it comes to foreign relations. Japan’s future depends on cultivating stronger political and economic relations with China — its largest trading partner — South Korea and other rapidly advancing neighbors.

 

He has assured Washington that he will resist opposition efforts to shut down a Japanese naval refueling mission in the Indian OceanJapan’s risk-free demonstration of support for American and allied military efforts in Afghanistan.

What the United States most needs from Japan is a responsible strategic partner, not a government whose imperial reveries and symbolic muscle-flexing will provoke angry reactions across Asia.

 

Nationalism is enjoying a disturbing political revival because many Japanese fear that their country, once Asia’s clear economic leader, is losing ground to booming neighbors. The answer for that doesn’t lie in the nostalgic fantasies about Japan’s ugly past for which Mr. Aso has become well known.

 

Instead, Japan needs to modernize its economy by completing the market reforms begun by Junichiro Koizumi, the former prime minister. And it needs to modernize its foreign policy by treating its neighbors as equals. If Mr. Aso can be pragmatic enough to adopt that agenda, he is likely to be a successful prime minister.

http://www.nytimes.com/2008/09/25/opinion/25thu3.html?_r=1&scp=1&sq=aso%20taro&st=cse&oref=slogin

 

写真は蒙牛・酸酸乳を宣伝するS.H.E、左はS.H.E&飛輪海/YouTube映像より

 

女性台湾アイドルグループ「S.H.E」と男性台湾アイドルグループ「飛輪海」が、内蒙古の乳製品メーカー「蒙牛グループ」のスポークスマンになっている。一連のメラミンミルク問題では、この「蒙牛グールプ」製品も毒乳の仲間入りをしている。

 

9/30のフフホト市のコンサートを皮切りに、10/11杭州、10/24太原、10/31済南、10/26福州、11/2深センの6箇所で公演が行われる予定だ。

 

公演キャンセルは否定されているが、メラミンミルク問題が予想以上に大きくなっているために、中共の政治判断が加えられるかもしれない。ただ、台湾アイドルを使い、落ちた信用を回復させることも計画のうちであろう。

写真は蒙牛グループのメラミンミルクを皮肉ったパロディー/看中国より、でもあまり笑えない。

 

中国式ブラックジョーク、このあたりの笑いが中国と日本の文化の大きな違いかもしれない。

 

YouTube-蒙牛酸酸乳廣告- 飛輪海和S.H.E

http://uk.youtube.com/watch?v=zslsU1QVMhs

 

看中国9/24-网友:最雷的PS三鹿毒奶粉活

http://www.secretchina.com/news/264412.html

中国式ブラックジョークの数々、文化の違いをとくとご覧あれ

 

 

図は汚職指数別世界地図、色が濃くなるほど汚職も濃い、但し白(北朝鮮など)はデータなし/トランスペアレンシー・インターナショナルより

以下は180カ国の全リスト↓

http://www.transparency.org/policy_research/surveys_indices/cpi/2008

 

正しくは「腐敗認識指数」と言う。10点満点で点数が高いほど清潔度も高く、低いほど汚職度が増すと言うもの。13の調査からはじき出した数値だが、正直言ってよく分からない。13の調査では全ての国が対象となっている訳ではなく、例として29カ国・55カ国と限定された調査もあるので、益々複雑。

データソース↓

http://www.ti-j.org/TI/CPI/CPI2008%20Sources.pdf

 

日本が17位から後退して18位になったと騒いでいるが、たいして変わらない目くそ鼻くその世界、前年は7.5ポイント、今年は7.3ポイントと0.2ポイント後退している。

 

中国は3.6ポイント(72位)で前年よりも0.1ポイント上がっている。あれほど食や薬の問題、鉛害で世界を大騒ぎさせておいて、0.1ポイントアップなので、訳が分からない。

 

2007年と2008年の数値を比べると、ブルガリア、ブルンジ、モルジブ、ノルウェー、英国で点数の低下が目立つ。同様に、点数のアップが目立った国は、アルバニア、キプロス、グルジア、モーリシャス、ナイジェリア、オマーン、カタール、韓国、トンガ、トルコ。

 

韓国は5.6ポイント(40)で前年よりも0.5ポイントアップしている。

 

TICPI調査を実施しているパッサウ大学のグラフ・ラムズドルフ教授は、腐敗がもたらす悲惨な結果と腐敗防止で得られる効果について次のように述べている。「ある国がCPI1ポイント(10点満点)改善すると、GDP0.5パーセントに相当する資本の流入が増加し、最大限4パーセントの平均収入の増加をもたらすというデータがある」。』<低所得国で続く高レベルの腐敗は“人道的悲劇”である>より抜粋

全文は↓

http://www.ti-j.org/TI/CPI/CPI2008_PressRelease_jp.pdf

 

この腐敗認識指数には不正はないと信じているが、一喜一憂することもない。あくまでも参考データとして見ていきたい。

 

 

写真左はベトナムで打ち捨てられた中国製ソファー/thanhnienより、右はLinkwiseのソファー/同社HPより

 

基準値の10倍以上のカビ防止剤を使用した東莞聯智(Linkwise)家具公司のソファーで英仏合わせ二千人以上が皮膚炎を発症、そのうち12名が入院治療をしていると言う。

 

大紀元日本の記事にある『我々は金を節約したかもしれないが、その代価はあまりにも大きい・・・』この発言は我々日本人にも言えること。

 

英国で集団訴訟が起きているが、損害賠償を請求しても相手は払う意思などない。西洋世界の常識は通じない。

 

中国報9/21-接觸中國毒沙發英法逾2000人皮膚敏感

http://www.chinapress.com.my/content_new.asp?dt=2008-09-22&sec=world&art=0922wf22.txt

 

Sau “sa đc”, đến “ghế đc” 

http://www.thanhnien.com.vn/News/Pages/200838/20080921005759.aspx

 

東莞聯智(Linkwise)家具公司HP

http://linkwise.233000.com/new_html/info/254/dh01.html

 

【大紀元日本9/23-中国製ソファーで、皮膚病発症=欧州】

 フランス、イギリスなどで、中国製ソファーを使用したために、皮膚過敏症を起こし、場合によっては根治し難い湿疹に苦しんでいることがこのほど明らかになった。基準の十倍以上のカビ防止剤を使用したことが原因であるとみられる。被害はさらに拡大する恐れがある。

 

 問題のソファーはフランスで38千脚が売られ、イギリスでは1300人以上が皮膚の過敏症により集団訴訟が起きている。スウェーデンでも被害が確認された。メーカーは中国広東省の「東莞聯智(Linkwise)家具公司」である。

 

 AFP通信によると、モーランさんは被害者の1人。去年12月、同社製造のソファーの購入直後から皮膚病を患った。当初はソファーが原因であるとは気づかなかったが、今年7月、フランスの販売業者Conforama社からの知らせで知った。

 

 また、報道によると、同様の皮膚過敏症により入院した被害者もいる。エナルシェンさんの証言によると、昨年3月に同社製のリクライニングチェアを購入した直後から、重度の湿疹を発症し、左太もも、背中、左腕の皮膚過敏に悩まされ、1年以上続いた。一時は12日間入院、大量の抗生物質が投与された。エナルシェンさんは後に、「我々は金を節約したかもしれないが、その代価はあまりにも大きい・・・」と安価な中国製家具を購入したことを嘆いた。

 

 Conforama社の公表によると、同様の苦情が千件以上寄せられ、すでに800脚あまりの問題のソファーが返品された。製造者の聯智(Linkwise)家具公司は、運送時のカビ発生を防ぐため、通常の十倍のカビ防止剤を使用したと説明している。

 

 英国では、1300人の消費者がこの有毒ソファーを使用したため、皮膚過敏症あるいは湿疹を患ったとして、集団訴訟を起こし、損害賠償を求めている。スウェーデンにも同様の被害が確認されたが、詳しい状況は明らかにされていない。

 

 今回の有毒ソファー事件は欧州全域に拡大する恐れがある。

 

 聯智(Linkwise)家具公司の製造工場は広東省東莞市にあり、従業員数は約1200人、欧米と豪州、中東地域を含む70数カ国に主にソファーを輸出している。

 

 

 

写真左は母乳を売る黄女士(32)、右はペットボトルに採った母乳、毎日これに4本も出ると言う/KU6より、結構母乳って黄色いなぁ

 

ネットに出された広告↓

[本人家住华阳双楠名筑,自家娃娃3个月。因奶水丰富,每天都浪费很多。愿意再哺养一名婴儿,日收费300元,可协商。有需要的请联系。联系人:黄女士。小灵通:028-88999446.座机:81504095]

 

翻訳すると

[私は華陽鎮双楠名筑に住んでいます。自分の赤ちゃんは3ヶ月。母乳が豊富であり、毎日無駄になっています。もう一人の赤ちゃんを育てたいと思い、一日300元で相談にのります。連絡を下さい。担当者:黄女士。携帯:028-88999446.固定電話:81504095]

 

母乳を売るほど豊かな乳が出るのはある意味で素晴らしい。毒粉ミルク事件で中国人がこれほど粉ミルクに頼っていたのも意外だった。

 

四川大震災で母親を亡くした子供達に母乳を上げていた逞しい女性警官を思い出す。全ての子供達に母乳を上げる訳にも行かないから、きっと粉ミルクが援助物資として出されたのであろう。その粉ミルクは大丈夫だったのだろうか?

 

法律的には違法でも何でもないが、子供を亡くした母親達にはどううつるのだろうか?「自分の乳が出なかったので粉ミルクを与えた。本当にかわいそうなことをした」と泣き崩れる母親には残酷な広告であろう。

 

こんな時だから、四川大震災のように助け合うのが人情ではないのか?黄女士は毎食250gの牛肉と7~8個の卵を食べると言う。ちょっと卵取りすぎじゃないの?栄養に気を使っているということなのだろうが、卵は1週間に5個までなら体にいいと米国の記事を読んだことがある。

 

母乳にお金をかけているので300元と言うことなのか?唸声には単なる拝金主義としかうつらないが・・・。

 

動画KU 9/23-轻妈妈出售母乳天收300

http://v.ku6.com/show/KxSb8HatzTQDIIfw.html

 

参考ニュース/唸声米国/母乳を売る母親の顔と新聞広告

http://datefile.iza.ne.jp/blog/entry/375710/

こっちは2800ccを200ドルだ

 

【東京新聞9/22-粉ミルク汚染騒動の中国  『母乳売ります』】

 【北京=新貝憲弘】有害物質メラミンが粉ミルクをはじめとした乳製品に混入し、乳児に健康被害が相次ぐ中国で、母乳を一日三百元(約四千七百円)で販売するという広告がインターネットに出て議論を呼んでいる。

 

 中国国営新華社通信などによると、広告を出したのは四川省成都市に住む女性(32)。母乳が出すぎて生後三カ月の息子が飲みきれず、一日二キロ以上の母乳が余ることから販売を考えたという。

 

 ネット上では「昔から子どもに与えるミルクが無ければ近所が無償で助け合うもの」と批判がある一方、「メラミン混入で粉ミルクを買うのが怖いだけに、最も栄養のある母乳に費用を払うのは当然だ」という容認意見も。

 

 この女性自身は「ネット上の批判は承知しているが気にしていない」と話す。これまで三十件ほどの問い合わせがあったが、まだ“契約成立”はないという。

 

 

唸声


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