写真左はベトナムで打ち捨てられた中国製ソファー/thanhnienより、右はLinkwiseのソファー/同社HPより
基準値の10倍以上のカビ防止剤を使用した東莞聯智(Linkwise)家具公司のソファーで英仏合わせ二千人以上が皮膚炎を発症、そのうち12名が入院治療をしていると言う。
大紀元日本の記事にある『我々は金を節約したかもしれないが、その代価はあまりにも大きい・・・』この発言は我々日本人にも言えること。
英国で集団訴訟が起きているが、損害賠償を請求しても相手は払う意思などない。西洋世界の常識は通じない。
中国報9/21-接觸中國毒沙發英法逾2000人皮膚敏感
http://www.chinapress.com.my/content_new.asp?dt=2008-09-22&sec=world&art=0922wf22.txt
Sau “sữa độc”, đến “ghế độc”
http://www.thanhnien.com.vn/News/Pages/200838/20080921005759.aspx
東莞聯智(Linkwise)家具公司HP
http://linkwise.233000.com/new_html/info/254/dh01.html
【大紀元日本9/23-中国製ソファーで、皮膚病発症=欧州】
フランス、イギリスなどで、中国製ソファーを使用したために、皮膚過敏症を起こし、場合によっては根治し難い湿疹に苦しんでいることがこのほど明らかになった。基準の十倍以上のカビ防止剤を使用したことが原因であるとみられる。被害はさらに拡大する恐れがある。
問題のソファーはフランスで3万8千脚が売られ、イギリスでは1300人以上が皮膚の過敏症により集団訴訟が起きている。スウェーデンでも被害が確認された。メーカーは中国広東省の「東莞聯智(Linkwise)家具公司」である。
AFP通信によると、モーランさんは被害者の1人。去年12月、同社製造のソファーの購入直後から皮膚病を患った。当初はソファーが原因であるとは気づかなかったが、今年7月、フランスの販売業者Conforama社からの知らせで知った。
また、報道によると、同様の皮膚過敏症により入院した被害者もいる。エナルシェンさんの証言によると、昨年3月に同社製のリクライニングチェアを購入した直後から、重度の湿疹を発症し、左太もも、背中、左腕の皮膚過敏に悩まされ、1年以上続いた。一時は12日間入院、大量の抗生物質が投与された。エナルシェンさんは後に、「我々は金を節約したかもしれないが、その代価はあまりにも大きい・・・」と安価な中国製家具を購入したことを嘆いた。
Conforama社の公表によると、同様の苦情が千件以上寄せられ、すでに800脚あまりの問題のソファーが返品された。製造者の聯智(Linkwise)家具公司は、運送時のカビ発生を防ぐため、通常の十倍のカビ防止剤を使用したと説明している。
英国では、1300人の消費者がこの有毒ソファーを使用したため、皮膚過敏症あるいは湿疹を患ったとして、集団訴訟を起こし、損害賠償を求めている。スウェーデンにも同様の被害が確認されたが、詳しい状況は明らかにされていない。
今回の有毒ソファー事件は欧州全域に拡大する恐れがある。
聯智(Linkwise)家具公司の製造工場は広東省東莞市にあり、従業員数は約1200人、欧米と豪州、中東地域を含む70数カ国に主にソファーを輸出している。
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