写真は「設備調試、暫停使用=設備調整中、暫く使用を停止します」との文言でエスカレーターが使用できず/博訊より、まさに「見切り発車」だ!
http://news.boxun.com/news/gb/china/2012/12/201212311113.shtml
12月30日、北京地下鉄の主要4路線が一斉に開通した。しかし、一部の駅では準備は整っておらず、この写真のように乗客は200段の階段を昇降した。また、携帯電話も使えず、公衆電話の設置も終わっていない。そんなことよりも、年内に開通することが一大目標であり、党の決定に基づき、開通させた。こんな状態では開通式もないであろう。こうした記事は中国国内では発表されない。元記事は香港の明報である。
もし、こんな記事を日本の特派員が書いたら、中国から追い出されてしまう。知っていても書けない辛さかな。唸声は関係ないので好きに書く。どうぞ、来年もよろしく!
【毎日12/31-北京の地下鉄 主要4路線が一斉に開通】
【北京・工藤哲】交通渋滞が慢性化する北京市内で建設が進んでいた主要4路線の地下鉄が12月30日、同時開通した。中国メディアは31日、初日に延べ44万人が乗車したと伝えた。市中心部を東西に結ぶ6号線が新設され、他の3路線は従来運行していた路線が延長された。北京の地下鉄の総距離は442キロとなった。式典などを簡素化する習近平新指導部の方針を受け、開通式などは行わなかった。16年までに総距離は664キロ、18年には800キロに達する見込み。