2009年8月アーカイブ

野戦でも中華料理だ・・・、平和なのか？炊事車メーカーからのワイロか？

写真は左の炊事車で煮炊きをし、右で饅頭を作っている/博訊2009/8/31より

■唸声晴論/国民は民主党を選択したが・・・

民主圧勝・自民惨敗で確かに日本は変わる。ただ、考えただけでも恐ろしい。国民は考えた上で自民に鉄槌を下した。自民に危機感がなかった。あったとしても遅すぎた。

民主がこのまま国民の期待に応えることはできないだろう。すぐに馬脚を露わす。それでメディアはオバマのように沈黙か？それとも視聴率を狙ってメディアは騒ぎたてるのか？

自民の大物達が民主の若手に敗れていった。年齢は関係ないと思うのだが、国民は若さを選んだのではなかろうか？政権交代となってしまったが、自民には世代交代が必要だったのではないの。

国民の目が自民政権監視以上に厳しくなることを望むものである。

選挙結果↓

http://www.yomiuri.co.jp/election/

■今週の気になったニュース

◇中国／武漢留置所でのモニターによる面会(中国語)

http://www.chinanews.com.cn/tp/tp-shfq/news/2009/08-28/1840026.shtml

1か月に1回１５分のモニター面会が認められている。ガラスに仕切られた以前の面会よりも距離感がなくなるって書いているけど・・・？拘留中の者は房舎１階にある２台並んだモニターのところへ行くだけだと言うが、面会者はどこでモニターを見るのかは書かれていない。最寄りの警察で面会ができれば便利だが、たぶん留置所までは行くのであろう。当然ながら、従来通りのガラス越しの面会もできる。

◇中国/上海地下鉄でＸ線検査始まる(中国語)

http://www.snweb.com/2009/0827/72057.html

8/26より地下鉄1号線上海駅でＸ線を導入し、手荷物検査を始めた。これは来年の上海万博に備えての検査強化の一環である。他の駅でも手荷物チェックをしており、検査の拒否はできない。

バスにガソリンを持ち込み焼身自殺をするバカモノがいるが、地下鉄で同じことが起きれば大惨事となる。バカバカしい検査かもしれないが、危険がある以上やらねばならない。日本もそんな国にしてはならないが。

◇中国/衆院選後、日中関係が好転―中国メディア(日本語)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=34844&type=1

清華大学の劉江永教授の分析、関係を好転させるには何でもする友愛外交政策は、百年の傷を残す。東アジア通貨などもっての外、思いつきでやること勿れ。友愛外交は日本に未曾有の経済危機を呼び込むかもしれない。確かに歴史に名を残す・・・。

劉江永教授の写真↓左隣は周恩来氏の日本語通訳・林麗ウン女史

http://japanese.cri.cn/mmsource/images/2007/12/29/chu2.jpg

◇中国/中国郵政の投げつけ荷降ろし(日本語）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0829&f=national_0829_002.shtml

こりゃひどい。以下の動画を見てほしい。お客様の大事な荷物なんて意識は全くない。投げおろしているのではなく、投げつけている。道端にグジャグジャに置かれており、精密品などはどうなるのか全く考えていない。

動画/大陸最大的國營速遞公司是這樣子運送快件的-心臟病者勿看↓

http://www.youtube.com/watch?v=C3KBiNIIxU8

その昔、アパレルの配送の多かった日本の大手Ｓ社の取り扱いも酷かったが、これほどではない。宅配と言いながら、60kgくらいの荷物も力技で運んでいた。Ｙ社ではまずできない。故にトラックの荷台から下に落とすなんてことはやっていた。しかし、アパレル以外も扱うようになってからは、落とすことはなくなった。

中国の宅配に日本の輸送品質を導入すれば良くなるが、投げつけ荷降ろしを誰も気にしないのがこの国の状況、この超低品質を改善するには全取っ換えしかなさそうだ。ビジネスチャンスか？敬遠か？

◇米国/慰安婦問題で米国ロビー会社へ4200万円を支払う(日本語)

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/america/295414/

金を払っても反対2賛成39と全くの死に金、金で済まそうとすること自体が間違っている。進駐軍のための慰安施設や日本で起きた米兵による強姦事件などをもっと駆け引きに使うべきである。なお、このロビー会社は北京や上海にも支社がある。支社のある国から、倍の金で抑え込まれた？

ロビー会社Hogan & Hartson↓

http://www.hhlaw.com/home/

こうして日本の失敗がオープンになったことで、この企業にもダメージはある。しかし、4200万円とは如何にも中途半端で少ない金額だ。こんな金ならない方がいい。ケチって失敗したんじゃないの！

◇米国/１１歳少女を誘拐　１８年監禁し子供２人産ませる(日本語)

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2634843/4501618

誘拐された少女(すでに29歳だが)には15歳と11歳の子供がいると言う。つまり14歳で子供を産まされた。犯人は強姦事件も起こしていた。なんとも恐ろしい話だ。以下の動画では誘拐された本人も出てくるが、元気そうなところが意外でもある。犯人と親密な関係になったことを後悔していると言うが、相手が強姦犯だけに致し方なかったろう。2006年に近隣住民から、小屋に子供が監禁されているようだとの通報があったが、警官は家の中も調べなかったと言う。米国は子供の誘拐事件が多く、また未解決なものも多い。普通の顔した隣人が恐ろしい犯罪者であることもある。

CBS動画ニュースJaycee Lee Dugard Found Alive

http://www.youtube.com/watch?v=moggWYQMAPo&hl=ja

監禁されていた小屋などの写真あり↓(英語)

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1209810/Jaycee-Lee-Dugard-freed-years-ago-Police-admit-2006-bungle-search-home-clues-prostitute-murders.html

◇ドバイ／高貴な美人姉妹

http://static6.photo.sina.com.cn/bmiddle/60ee3df146ddb3e42cb85&690

写真はドバイのムハマンド首長(アラブ首長国連邦の副大統領と首相も兼任)の娘でサラマ10歳とサラ8歳、母親はヒンド・ビント王妃、二人を含み16人の兄弟姉妹がいる。美男子のハムダン皇太子が有名。

そのほかの写真は↓

http://blog.sina.com.cn/s/blog_4fb3e5f80100ea27.html

UAEは北朝鮮の武器輸出を阻止した。国連は決めるだけで何の役にも立たないと思っていただけに快挙だ。

◇日本／メタボ特効薬の化学物質「ファトスタチン」で脂肪蓄積阻害

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/living/health/294764/

過食で肥満になるマウスにファトスタチンを与えたところ、体重の増加や血糖値の上昇を抑え、脂肪肝を防いだ。糖尿病や脂肪肝などの治療薬になる可能性がある。

Chemistry & Biology↓

http://www.cell.com/chemistry-biology/abstract/S1074-5521(09)00238-5

◇日本／ボタンボウフウに心筋梗塞や脳梗塞の予防効果

http://www.takara-bio.co.jp/news/2009/08/26.htm

ボタンボウフウに豊富に含まれるクマリン化合物のイソサミジンが血管内皮細胞から放出される一酸化炭素を介して血管を拡張させる。血管内皮細胞の機能が低下すると、動脈硬化につながるため、血管機能の改善は心筋梗塞や脳梗塞の予防効果に可能性が示された。また、ボタンボウフウが血管を拡張することで冷え性、むくみ、肩こりなどの血流障害や高血圧にも効果が期待できるとみている。

■今週の面白写真

◇エスカレーターの広告

http://www.toxel.com/wp-content/uploads/2009/08/escalator06.jpg

パンテーンの長い髪の広告、なにやら漢字？潘と女偏に亭で中国名のパンテーン

◇お菓子のイラストが卑猥だと大騒ぎ (英語)

http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/foodanddrinknews/6096788/Haribos-MAOAM-candy-criticised-for-sexual-sweet-wrappers.html

たかが果物のイラストで性行為を思わせるとメーカーに抗議するのは行き過ぎだろう。騒いで注目を集めたかったのか？日本ではニュースにもならないが、ヨーロッパでは有名。ハリボーは1920年にドイツで設立、グミを作り出した。今回の英国人が騒いだキャラクターは2002年から使っている。

■今週の気になる動画/TNA女子プロレスDaffney VS Hamada

http://www.youtube.com/watch?v=YMEbBly2U-A

Hamadaは浜田文子、グラン浜田の四女としてメキシコシティーで生まれる。この試合は8/27に行われたもの。浜田は米TNAと長期契約を結んでいる。なかなか凄い。特にリングのそばに不自然に置いてある会議用長机にはご注目。

◆今週のシメの音楽

イエスタデイ-ポールマッカートニー

http://www.youtube.com/watch?v=ONXp-vpE9eU&feature=fvw

当時の白黒録画だが、素晴らしい。イエスタデイだよ、おっかさん！

写真と記事は東南快報2009/8/27より、＜“乳聊吧”惊现榕城 号称全球首家＝“乳聊吧”が福州に突然現る、全世界で初名乗り＞

http://digi.dnkb.com.cn/dnkb/html/2009-08/27/content_75531.htm

【福建省福州市】最近、福州の六一環島に「乳聊吧」が現れてから、多くの人が興味津々、野次馬は毎日来て、携帯などで写真を撮っている。ただ、世界初との広告に福州市工商局も調査を開始している。

「乳聊吧」の店は、２０～３０㎡で薄暗く、ピンクの制服を着た女性が数人おり、バーカウンターには化粧品が一杯並べられている。さて、業務内容は「おっぱいパブ」じゃなく、「牛乳を飲みながら、おしゃべりするバー」でもなく、おっぱいをマッサージする店なのである。

マッサージだけでなく、健康食品も売り、豊かなバストアップが「乳聊吧」の売りなのだ。当然ながら、安くはない。効果のほども分からない。

中国秘伝の乳モミなるものがあるかは知らないが、メラミンミルク事件で母乳マッサージは脚光を浴びている。但し、「乳聊吧」は豊乳・美乳を目指している。

今回の工商局が動いているのは、「世界初」の広告に関してだ。この「乳聊吧」は数年前からあり、何も福州が初めてではない。この部分が誇大広告だと問題になっている。ついでに、おっぱいが本当に大きくなるのかも確認しているのだろうか？これが一番の粉大広告・・・。

「世界初」が問題になるのなら、「元祖」「本家」「正統」なども対象にしてほしい。韓国では、「元祖」が軒を連ねて並んでいる。店だけではない。国全体が「元祖」中毒にかかっている。おまけに「乳聊吧」などひとっ飛びで美容整形中毒にかかっている。

さて、こちらの元祖は？

マスコミは既に決まったと大宣伝をしているが、本当なの？誇大広告？

一杯食わされたと嘆く前に・・・

＜ワイロで殺された局長＞実に中国的な殺人事件！

写真上は犯人の徐広東(手錠をした黒いシャツの背の小さい男、前後は公安)、犯行現場の説明をしている。下は刺殺された鶴岡市交通局李星光局長の生前の写真/博訊2009/8/27より

http://peacehall.com/news/gb/china/2009/08/200908270930.shtml

写真は現場監視カメラに残された犯人の映像/博訊2009/8/19より

http://news.boxun.com/news/gb/china/2009/08/200908192328.shtml

【黒龍江省鶴岡市】８月２５日、鶴岡市交通局李星光局長(46)を刺殺した犯人が逮捕された。首謀者は鶴岡交通局環宇集団副書記の王剣波(50)、王が友人の楊靖武(42)に殺し屋を探させ、同郷(湯原県吉祥郷)の徐広北(39)に依頼、徐は兄の徐広東(41)に暗殺を依頼した。刺殺されたのは、８月１７日、被害者が共産党幹部ゆえの異例のスピード逮捕か。

殺人の報酬は２６万元≒３５９万円と対象が局長と言う立場もあってかなりの高額である。それだけ怨みも大きかったに違いない。

王剣波はかつて環宇集団物業公司でマネージャーをやっていたが、何度も汚職で従業員から告発を受け、李星光局長は、何度も彼のところへ行き、汚職の実態を報告させていた。王剣波は前途を悲観し、怨みを募らせ、殺害を思い立った。4歳も下の人間に文句を言われ、また、局長とマネージャーと言う圧倒的な役職の違いも恨み辛みに繋がっていった筈である。

２６万元はたぶんワイロで溜め込んだものだ。この殺された局長が清廉潔白な人物だったのかは分からないが、４３歳で局長となるからには、目鼻が利くに違いない。李星光局長はまさに「ワイロで殺された局長」として名前が残るであろう。

映画に出るのは大変だ！

写真左は北京映画製作所内、マフィアに棒で叩かれる北漂*1の若者、その後ろはパトカー、右は被害者の筈が公安からも襟をつかまれている。マフィアの方は公安に言い放題で自分の正当性？を喚き立てている。公安はマフィアが棒で若者を叩いているのを見た筈なのに、マフィアは棒を取られただけで、捕まったのは叩かれた若者だった/博訊2009/8/26より

http://news.boxun.com/news/gb/china/2009/08/200908260850.shtml

【北京市海淀区】８月２５日午後２時頃、北京映画製作所*2内で若者がマフィアと思しき男に棒で叩かれたが、公安が来て捕まったのは、叩いた方ではなく、叩かれた方だった。警察とマフィアが後ろで手を組んでいるのが分かる。でも、若者は何故、マフィアから棒で叩かれたのか？誰も助ける人間はいなかった。叩かれ損のつかまれ儲け？

北京映画製作所内には老人から若者までたくさんの人がうろついている。それは、映画監督から声がかかるのを待つためだ。声がかかれば、チョイ役でも通行人でも大衆役者としての可能性を秘めている。同製作所で作ったラストエンペラーなども、ここにいる人たちがエキストラになったかもしれない。彼らは、常に伯楽*3の登場を待っている。

ところがどっこい、この製作所内にタダで居座る訳にはいかないのだ。この製作所内をシマにしているマフィアに「みかじめ料」を払わなければならない。先の若者もこれを払わなかったから棒で叩かれたのだろう。

つまり、映画会社-マフィア-警察が一体となって、庶民から金を巻き上げている構図となる。分配率も決まっている筈だ。

動画の4分18秒くらいから、この映画製作所の周辺を映しているが、歩道橋の下にいる人間も乞食ではなく、伯楽を待っていると記事には書かれている。知らぬ間に乞食役しかできなくなる・・・。

*1北漂/北京に来て大学は出たものの就職もできず、故郷にも帰れず、北京を漂う若者のこと

*2北京映画製作所/1949/4/20に「北平电影制片厂」として創立、1949/10/1に「北京电影制片厂」に改名している。中国の三大映画製作会社の一つ、1956年まではニュースや記録映画も作っていたが、この部分は別会社にして、フィクション専門の映画会社となる。文化大革命で製作所は壊され、4人組失脚の後に再生される。「未完の対局」「侠女十三妹」「マルコポーロ」「ラストエンペラー」などがある。

*3伯楽/千里を走る馬の才能を見抜く達人、“世有伯楽，然后有千里馬。千里馬常有，而伯楽不常有。”

写真上は北京大学第三付属病院生殖医学センター、下は並ぶ人たち/博訊2009/8/25より

http://news.boxun.com/news/gb/china/2009/08/200908250214.shtml

↑動画もあり、並んでいる様子と病院の中がよく分かる。

【北京市海淀区】最近、北京大学第三付属病院生殖医学センターには、人工授精を求める出産適齢期の女性の列が毎日できる。人工授精では協和医院(北京)も有名であるが、行列の長さが同生殖医学センターの人気を物語っている。

北京男子の精子数が減り、男性の問題で不妊となるケースが多いための人工授精と聞くが、どうやら優秀な精子を求めての人工授精のようだ。

ある老人曰く、「民工は食うや食わずでいるのに、毎日数百人もの人間がやることやらずに、優秀な種を求めてやってくる。北京大や清華大の試験を受けるのは試験管ヘビーなのかいな？」

生殖医学センターは、全国の試験管ベビーの重点実験拠点であり、ストックされている精子は精華大のものらしいと噂されている。そのため、夜も行列ができる。

この人工授精は公費医療とはならず、全額私費となる。記事には費用が書かれていないが、一般的には１６００元≒２２２００円と言われている。

http://zhidao.baidu.com/question/100580387.html

２００３年のＷＨＯに報告よると、１９４０年には1mlあたり１億1300万個あった精子が２００３年には5000万個まで減少していると言う。4000万個/ml以下だと精子減少症で不妊の原因となる。精子の減った理由は、ストレス・環境ホルモン・電磁波？(携帯電話)、それから平和との話もある。戦争は大きなストレスがかかるが、種の保存本能により、ここぞというタイミングで確実に受精するようだ。

以下は唸声の勝手な想像による会話

生殖センターでの会話

センター長「もっと精液を集めてくれないか。ぜんぜん足りないぞ」

担当者「北京大や清華大の学生のは精子数が少なくてほとんど使い物になりません」

センター長「それじゃ、女郎屋からでも集めて混ぜたらどうだ」

風俗店での会話

店長「今日からナマはダメだそ」

風俗嬢「どうして？お客はナマの方が喜ぶのに」

店長「コンドームごと買うバカがいるんだ」

風俗嬢「いやだね、変態は。お金くれるんだったら集めておくよ」

店長「それじゃ、頼んだよ」

風俗嬢「ハイハイ、あたしゃ、どうしても1600元がいるんだ」

１５年後のある会話

母「何だい！この点数は！」

子「だって、難しいんだよ」

母「お前の半分は優秀な種が入っているんだからね」

子「でも、もう半分は？」

２０年後のある会話

学生「僕の精子買ってください」

病院担当「あんた、どこの大学だい？」

学生「三流校だけど、ここの病院で人工授精して生まれたので、母親が絶対に買ってくれるって」

病院担当「２０年前ねぇ。名前は＊＊＊、あらら、こりゃダメだ。」

写真左はハーゲンダッツ月餅「彩云追月」528元≒7350円、右は同「七星伴月」418元≒5820円

http://www.uugift.net/html/shop/HGDS/2008/07/04/16010539.html

写真はスターバックス月餅「星荷月饼礼盒」218元≒3040円

http://www.uugift.net/html/shop/XBK/

中秋(今年は10月3日)と言えば、月餅。中国は今後月餅一色となる。超ばかでかい月餅や超高級月餅など、毎年よく飽きないと思えるくらい様々な月餅の話題が上がる。

特に今年の中秋は、建国60周年の国慶節と重なるために休みも8連休と月餅も今からヒートアップしている。

数年前から登場したのが「洋月餅」と呼ばれる外資月餅、目の付けどころが違う。その国の風習に溶け込むことがその国で食う秘訣かな。

タイ焼き月餅なんてどうでせうか？

さて、この月餅はキムチだけじゃなく、いろいろ入っているぞ！

写真はお金を数える物乞い女/BackChina2009/8/24より

http://news.backchina.com/2009/8/24/gb2312_54002.html

【湖北省武漢市】８月２３日午後、市内の７２８路線バス(新五里より国際企業センター、空調バス運賃２元)にバス停「洪山」より、青いシャツと黒い七分パンツの眼鏡をかけた女性が乗り込んできた。

バスに乗るなり、泣き始め床に跪いて、「どうか、皆さん、私の母を助けてください。死にそうなんです。お金がなくて、医者にも診せられません。どうか、皆さん、助けてください」と満面涙で額づいて訴える。多くの乗客は女性に同情し、お金を出した。

お金を貰った女性は、跪いたままバス後部に行き、床に座ると、途端に泣き顔から笑顔に変わり、物乞いをして貰ったお金のお椀を両手で持つと、乗客をからかった。

物乞い「何であんたはお金をくれなかったのさ」

乗客「お金はないよ。たとえ有ってもあんたの様な奴には絶対にあげない」

物乞いは「あげない、絶対あげない。叫ぶの、何を叫ぶの」と乗客を小バカにしている。他の乗客も騙されたことを知り、皆がっかりしている。特にたくさんあげた人は・・・。

物乞いは堂々とお椀のお金を数えている。この一幕でおよそ２０元を稼いだようだ。数え終わると、バス停「街道口」で意気揚々と降りていく。バス停のたった一区間の出来事に、乗客は皆憤り、後悔をする。もう二度と騙されないことを誓って・・・。

物乞いもバカじゃできない。演技力が必要だ。騙された奴が悪いのであって、騙す奴は悪くない。この思想は乞食の世界にも通用する。ただ、この物乞いは、最後まで騙し続けることを怠った。これはルール違反、お金をあげた人に良いことをしたのだと言う満足感を与えるのが、物乞いのプロなのだ。その満足感の対価として貰うお金故に騙した感覚はゼロである。その代わり、ニセ1元硬貨には厳しい目を光らせる。乞食を騙すとは、ふてぃ野郎だ！

コチラの演技力もアチラを上回る？

■唸声晴論/最高裁判所裁判官国民審査はいつもひっそりと

何も分からないのに国民審査とは？裁判員制度並みに国民にアピールしないのは何故か？国民投票であるが、国民はどのようにして罷免をするかしないかを決めるのか？不思議な日本の法律だ。この法律が施行されてから一人の罷免者も出ていない。

近未来の最高裁判所裁判官国民審査のテレビ番組

「わたくし＊＊は、△△裁判において、反対意見を出しております。これは司法においての限界を感じており、立法の果たすべき問題であるからです・・・」

「わたくし○×は、外国人参政法についての違憲とする意見に対しては、受け入れることはできないものの、その参政権については、日本語を理解できないものまで拡大する主張には反対をしております。それは候補者の主義主張を自身で判断できない者に対しては、権利を正しく行使することができないからです」

竹崎博允（長官）東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/takesaki.html

09/3、遠隔監視システムで客を確認する自動販売機を対面販売と認めないとした判決で裁判長

那須弘平　　　　東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/nasu.html

平成19年、国歌斉唱のピアノ伴奏をするように校長が音楽教師に対して職務命令したことが、憲法19条に反しないとの判決。

但し、『子どもに「君が代」がアジア侵略で果たしてきた役割等の正確な歴史的事実を教えず，子どもの思想及び良心の自由を実質的に保障する措置を執らないまま，「君が代」を歌わせることは，教師としての職業的「思想・良心」に反するとも主張する。上告人の主張にかかる上記職業的な思想・良心も，それが内面における信念にとどまる限りは十二分に尊重されるべきである～』との補足意見も出している。

涌井紀夫　　　　京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/wakui.html

平成19年、強制連行されたとする韓国人が広島で被爆、健康管理手当の支給を受けていたが、居住地を外国に移し、失権したことを違法とした。

『原告らは，第二次世界大戦中の昭和１９年に国民徴用令に基づく徴用令書の交付を受けて徴用され，朝鮮半島の各居住地から広島市まで連行されて当時の三菱重工業株式会社に引き渡され，同社の広島機械製作所又は広島造船所において労働に従事していたところ，昭和２０年８月６日に広島市に投下された原子爆弾により被爆した。』

田原睦夫　　　　京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/tahara.html

09/4、防衛医大教授の痴漢事件の逆転無罪判決で裁判長。「有罪」の反対意見

近藤崇晴　　　　東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/kondou.html

09/4、小学生の胸元をつかむ行為を体罰に当たらないとした判決で裁判長

宮川光治　　　　名古屋大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/miyakawa.html

09/2、終戦時、中国に残された日本人残留婦人らが国に賠償を求めた上告の棄却決定で裁判長。「上告を受理すべき」と反対意見

桜井龍子　　　　九州大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/sakurai.html

09/4、静岡県御殿場市の少女集団暴行未遂事件で元少年4人を実刑とした決定で裁判長

竹内行夫　　　　京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/takeuchi.html

09/4、地下鉄サリン事件で実行役を送迎した被告を無期懲役とした決定で裁判長

金築誠志　　　　東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/kanetsuki.html

09/4、警察署の塀をよじ登る行為も建造物侵入罪に当たるとした決定で裁判長

■今週の一枚/金大中元大統領、国葬

http://fj.eastday.com/hdqxb/20090821_9/node357168/images/01588760.JPG

「私はＡ＝アルファであり、Ω＝オメガである」新約聖書・ヨハネの黙示録２２章１３節。初めであり終わりであるとは何だろう？イエスは唯一無二の存在であると言いたかったのだろうか？それとも、初めから終わりまで、いつも一緒であると言いたかったのか？

北との関係もＡΩ・・・？したたかな北朝鮮はΩをＡに復活させる。

国民葬が妥当であるが、朴大統領に次ぐ国葬となった。北朝鮮だけでなく、遺族も黙っていないようだ。政治家は死も駆け引きされる。

その他の写真↓

http://photo.eastday.com/hdqxb/20090821_9/index.html

■今週の一言/ある通夜の席での導師の説教から

『ガンで亡くなったとか、人は死の理由を聞きたがりますが、それは生まれたから人は死ぬのですよ』

それではどうして生まれたのか？死ぬためか？たぶん死んで仏様になるためとの答えが返ってきそうだ。

ＡΩの思想と似て非なるもの

■今週の気になったニュース

◇ギリシャ／大規模山火事がマラトン村まで迫る(英語)

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/8216574.stm

出火したのはアテネの北東４０キロの地点で、強風に煽られて炎が広がっている。8/22政府は非常事態宣言を出し、住民に避難を呼び掛けている。死傷者は今のところ報告されていない。４０度を超える気温と季節の強風が山火事を起こしやすくなっている。山火事は大量の二酸化炭素を放出する。

◇日本／原爆被害で生き残ったとして紹介されるハンセン病患者(中国語)

http://bbs.news.163.com/bbs/photo/149033812.html

詩人の氏はハンセン病の後遺症であって原爆症ではない。その姿は見る者をドキリとさせるが、こんな詩がある。

『千鳥ヶ淵の墓標の前を静かに離れた七十七歳の身障者の俺に再び霊園にお参りする機会が与えられることはないかもしれない。だけど俺は決してあなた達を忘れないあなた達が奪われたように俺もまた両親からもらった名前を奪われたのだから』

確かにらい病という過酷な運命に虐げられた過去は簡単に消せない。でもそれを無名兵士と同列にすることはできない。彼らの名前は残っていなくとも、祖国を守るために戦った誇りは彼らから奪うことはできない。

少なくとも現在の解釈で彼らのことを語ることはおかしい。ハンセン病と原爆症を一緒にするようなものかもしれない。

また、桜井氏は韓国へ謝罪に行きたいとも言っている。何のための謝罪なのか十分に考えられたのだろうか？

ここが元になっているようだ↓2005/7/8中華網新聞

http://news.china.com/zh_cn/international/photo/11026067/20050708/12467544.html

上場もしている中国最大のプロフェッショナルポータルサイト

◇香港/8/19、水竜巻発生(中国語)

http://msn.china.ynet.com/view.jsp?oid=55339357&pageno=1

１９日午後５時ごろ、アバディーンからフェリーで１時間半、香港最南端の蒲台島水域で水竜巻が発生した。１９５６年の記録開始より３８番目の水竜巻だ。十数分の奇観。

◇中国/漢字44文字の微調整でもめる(中国語)

http://news.backchina.com/2009/8/21/gb2312_53748.html

この記事によれば、６７％が賛成している。ところが、以下の人民日報によると８０％が反対だと言う。

http://j1.people.com.cn/94475/6734462.html

『文字は文明の重要なシンボルであり、絶え間なく補充され、整えられてきた。しかし、形が整い、広範に使用されている文字が安易に変更されることについては同意しかねる。』との意見を紹介している。簡体字のことは忘れてしまったのだろうか？日本も正字体に戻してはどうだろうか？

ちなみに茶という字は、草冠に余をプラスしたもの、だから木ではない。とすれば、今回の微調整は同意しかねる。しかし、新は木なのでこれがいいかな。

◇中国/中国国防部がウェブサイトを開設（日本語）

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK853399920090820

中国国防部は実質国軍である人民解放軍に対する指揮権を有していない。人民解放軍は中国共産党の軍隊であり、中国共産党中央軍事委員会の指揮下にある。このサイトは、中国の国防政策を対外発表し、対外交流・協力を強化し、国防と軍隊の近代化を促進することが狙いとしている。

中国国防部サイト↓

http://www.mod.gov.cn/

中国軍事写真↓

http://pic.chinamil.com.cn/

◇米国/ドル紙幣の90%にコカイン付着

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009081800867&j1　(日本語)

『「コカイン汚染」は、筒状に巻いた紙幣を使ったコカイン吸引などで発生。銀行での札勘定の過程を通じ他の紙幣に汚染が拡大していく。２年前の同様の調査に比べ米国の汚染率は２割増し』

にわかに信じられない話だ。

強盗「オイ、金を出せ」

市民「現金は５ドルしかありません」

強盗「いいから、それを寄こせ」

市民「こんなボロボロでも・・・」

強盗「てめえ、これじゃコカイン吸えないだろ」ズドン

◇米国/ボブディラン、徘徊老人として捕まる。警官は知らず

http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Police-Ask-Bob-Dylan-For-Identification-After-Reports-Of-Scruffy-Old-Man-in-Long-Branch-New-Jersey/Article/200908315361725?lpos=World_News_First_Home_Article_Teaser_Region_5&lid=ARTICLE_15361725_Police_Ask_Bob_Dylan_For_Identification_After_Reports_Of_Scruffy_Old_Man_in_Long_Branch_New_Jersey(英語)

『黒いスウェット・パンツを黒い長靴にたくし込み、レインコート２着を着込んで、フードを目深にかぶった老人が確かにうろついていた。何をしているのか巡査が尋ねると老人は「売りに出されている家を見ている」と説明し、「名前は」という問いには「ボブ・ディラン」と答えた。』

若い警官はボブ・ディランの若い時しか知らず、その老人の言うことを信用しなかった。

最近亡くなった白馬童子も誰だか分からなかったと言う。

◇満州／満州帝国のポスター

http://news.backchina.com/2009/8/17/gb2312_53182.html

中国の記事には「傀儡政権の洗脳ポスター」となっているが、実に良く書けている。８枚目の「天国と地獄」などまさにその通りだったのだ。東北地区ではそれぞれの軍閥が苛斂誅求、人は治安の良く公平な満州へ流れてくる。一旗揚げようと満州に来たのは日本人だけではない。朝鮮人も自ら日本人となるべく創氏改名して満州へやってきた。軍閥の悪さも全て日本軍に擦り付けているのが支那のあり方だ。

■今週の面白写真

◇世界一のアクセス動画？チャーリーとハリー(英語)

http://www.youtube.com/watch?v=_OBlgSz8sSM&eurl=http%3A%2F%2Fesquire%2Eair%2Dnifty%2Ecom%2Fblog%2F2009%2F07%2Fcharlie%2Dbit%2Dme1%2Ehtml&feature=player_embedded

一歳と二歳の兄弟の動画がなんと１億15百万回もアクセスされている。なんとなくほのぼのとする動画だ。いつまでも仲の良い兄弟であれ。

◇街の中の３Ｄアート(中国語)

http://news.backchina.com/2009/8/22/gb2312_53758.html

平面に立体をつくるトリックアートも街を面白くする。地べたに置いた絨毯も魔法の空飛ぶ絨毯に。

◇テレサ・テン、台湾軍への慰問写真-35枚

http://news.backchina.com/2009/8/21/gb2312_53684.html

テレサテンの軍服姿はあまりピンとこないけど貴重な資料、テレサテンは台湾の国民であることが明確に分かる

■今週の聞きかじり/国会図書館より

『現在のペースなら後7～8年は持ちますが、それ以降は？』

平成１９年度末の蔵書数は３４７３万９０３点、内訳は図書９０５万２９９８冊、新聞雑誌１２４７万４４８９点、その他資料１３２０万３４１６点、東京本館の蔵書数は２３６３万４０００点。

国立国会図書館年報平成19年度↓

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/annual/h19/nen19.pdf

先ほどの蔵書数は237頁目、知りたいデータがすぐに出てこない。

◆今週のシメの音楽

バッハ、ブランデンブルグ第３番/Freiburg Baroque Orchestra

http://www.youtube.com/watch?v=hZ9qWpa2rIg&feature=related

６番まであるうち、この３番だけが、独奏楽器がない。美しいバランスをもった名曲だ。

メンバーは↓

http://www.barockorchester.de/englisch/e_omusik.htm

写真は8/21午後２時ごろ、安徽芜马高速で起きた追突事故、４名死亡、６名負傷(内４名重症)、バスにトラックの鋼材が突き刺さっている/BackChina2009/8/22より

http://news.backchina.com/2009/8/22/gb2312_53868.html

写真は8/20　0時35分、広西南寧で起きた追突事故、トラックにＢＭＷが突っ込み、ＢＭＷは片側を削られた。トラックの運転手はＢＭＷが時速180kmで突っ込んできたと話している。恐るべきは、車の後方3mくらいに転がるＢＭＷ運転手の頭、まるで地面に埋まっているかのようだ/看中国2009/8/21より

http://www.secretchina.com/news/306764.html

中国での交通事故は減ってきているとの記事を読んだことがあるが、死刑判決も出るくらい交通事故は悪化しているのが、真実であろう。

以下の記事にはインドが中国を上回っているとしている。中国での交通事故死が年間９６０００人に対して、インドは１０５０００人。

WHO調査: インドで毎日300人が交通事故で死亡↓

http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090818/39565.html

原因はスピードの出し過ぎや飲酒運転、これに車の整備不良や道路のおから工事が加わる。