■唸声中国/物乞い女の迫真の演技にバスの乗客は騙されて・・・

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写真はお金を数える物乞い女/BackChina2009/8/24より

http://news.backchina.com/2009/8/24/gb2312_54002.html

 

【湖北省武漢市】8月23日午後、市内の728路線バス(新五里より国際企業センター、空調バス運賃2元)にバス停「洪山」より、青いシャツと黒い七分パンツの眼鏡をかけた女性が乗り込んできた。

 

バスに乗るなり、泣き始め床に跪いて、「どうか、皆さん、私の母を助けてください。死にそうなんです。お金がなくて、医者にも診せられません。どうか、皆さん、助けてください」と満面涙で額づいて訴える。多くの乗客は女性に同情し、お金を出した。

 

お金を貰った女性は、跪いたままバス後部に行き、床に座ると、途端に泣き顔から笑顔に変わり、物乞いをして貰ったお金のお椀を両手で持つと、乗客をからかった。

 

物乞い「何であんたはお金をくれなかったのさ」

乗客「お金はないよ。たとえ有ってもあんたの様な奴には絶対にあげない」

 

物乞いは「あげない、絶対あげない。叫ぶの、何を叫ぶの」と乗客を小バカにしている。他の乗客も騙されたことを知り、皆がっかりしている。特にたくさんあげた人は・・・。

 

物乞いは堂々とお椀のお金を数えている。この一幕でおよそ20元を稼いだようだ。数え終わると、バス停「街道口」で意気揚々と降りていく。バス停のたった一区間の出来事に、乗客は皆憤り、後悔をする。もう二度と騙されないことを誓って・・・。

 

物乞いもバカじゃできない。演技力が必要だ。騙された奴が悪いのであって、騙す奴は悪くない。この思想は乞食の世界にも通用する。ただ、この物乞いは、最後まで騙し続けることを怠った。これはルール違反、お金をあげた人に良いことをしたのだと言う満足感を与えるのが、物乞いのプロなのだ。その満足感の対価として貰うお金故に騙した感覚はゼロである。その代わり、ニセ1元硬貨には厳しい目を光らせる。乞食を騙すとは、ふてぃ野郎だ!

 

コチラの演技力もアチラを上回る?

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このページは、唸声が2009年8月24日 22:00に書いたブログ記事です。

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