■唸声の今週の気になったニュース(2009/8/17~23)

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■唸声晴論/最高裁判所裁判官国民審査はいつもひっそりと

何も分からないのに国民審査とは?裁判員制度並みに国民にアピールしないのは何故か?国民投票であるが、国民はどのようにして罷免をするかしないかを決めるのか?不思議な日本の法律だ。この法律が施行されてから一人の罷免者も出ていない。

 

近未来の最高裁判所裁判官国民審査のテレビ番組

「わたくし**は、△△裁判において、反対意見を出しております。これは司法においての限界を感じており、立法の果たすべき問題であるからです・・・」

 

「わたくし○×は、外国人参政法についての違憲とする意見に対しては、受け入れることはできないものの、その参政権については、日本語を理解できないものまで拡大する主張には反対をしております。それは候補者の主義主張を自身で判断できない者に対しては、権利を正しく行使することができないからです」

 

 

竹崎博允(長官)東京大学

 

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/takesaki.html

09/3、遠隔監視システムで客を確認する自動販売機を対面販売と認めないとした判決で裁判長

 

那須弘平    東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/nasu.html

平成19年、国歌斉唱のピアノ伴奏をするように校長が音楽教師に対して職務命令したことが、憲法19条に反しないとの判決。

但し、『子どもに「君が代」がアジア侵略で果たしてきた役割等の正確な歴史的事実を教えず,子どもの思想及び良心の自由を実質的に保障する措置を執らないまま,「君が代」を歌わせることは,教師としての職業的「思想・良心」に反するとも主張する。上告人の主張にかかる上記職業的な思想・良心も,それが内面における信念にとどまる限りは十二分に尊重されるべきである~』との補足意見も出している。

 

涌井紀夫    京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/wakui.html

平成19年、強制連行されたとする韓国人が広島で被爆、健康管理手当の支給を受けていたが、居住地を外国に移し、失権したことを違法とした。

『原告らは,第二次世界大戦中の昭和19年に国民徴用令に基づく徴用令書の交付を受けて徴用され,朝鮮半島の各居住地から広島市まで連行されて当時の三菱重工業株式会社に引き渡され,同社の広島機械製作所又は広島造船所において労働に従事していたところ,昭和20年8月6日に広島市に投下された原子爆弾により被爆した。』

 

田原睦夫    京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/tahara.html

09/4、防衛医大教授の痴漢事件の逆転無罪判決で裁判長。「有罪」の反対意見

 

近藤崇晴    東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/kondou.html

09/4、小学生の胸元をつかむ行為を体罰に当たらないとした判決で裁判長

 

宮川光治    名古屋大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/miyakawa.html

09/2、終戦時、中国に残された日本人残留婦人らが国に賠償を求めた上告の棄却決定で裁判長。「上告を受理すべき」と反対意見

 

桜井龍子    九州大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/sakurai.html

09/4、静岡県御殿場市の少女集団暴行未遂事件で元少年4人を実刑とした決定で裁判長

 

竹内行夫    京都大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/takeuchi.html

09/4、地下鉄サリン事件で実行役を送迎した被告を無期懲役とした決定で裁判長

 

金築誠志    東京大学

http://www.courts.go.jp/saikosai/about/saibankan/kanetsuki.html

09/4、警察署の塀をよじ登る行為も建造物侵入罪に当たるとした決定で裁判長

 

 

■今週の一枚/金大中元大統領、国葬

http://fj.eastday.com/hdqxb/20090821_9/node357168/images/01588760.JPG

「私はA=アルファであり、Ω=オメガである」新約聖書・ヨハネの黙示録22章13節。初めであり終わりであるとは何だろう?イエスは唯一無二の存在であると言いたかったのだろうか?それとも、初めから終わりまで、いつも一緒であると言いたかったのか?

 

北との関係もAΩ・・・?したたかな北朝鮮はΩをAに復活させる。

 

国民葬が妥当であるが、朴大統領に次ぐ国葬となった。北朝鮮だけでなく、遺族も黙っていないようだ。政治家は死も駆け引きされる。

 

その他の写真↓

http://photo.eastday.com/hdqxb/20090821_9/index.html

 

 

■今週の一言/ある通夜の席での導師の説教から

『ガンで亡くなったとか、人は死の理由を聞きたがりますが、それは生まれたから人は死ぬのですよ』

それではどうして生まれたのか?死ぬためか?たぶん死んで仏様になるためとの答えが返ってきそうだ。

 

AΩの思想と似て非なるもの

 

 

■今週の気になったニュース

◇ギリシャ/大規模山火事がマラトン村まで迫る(英語)

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/8216574.stm

出火したのはアテネの北東40キロの地点で、強風に煽られて炎が広がっている。8/22政府は非常事態宣言を出し、住民に避難を呼び掛けている。死傷者は今のところ報告されていない。40度を超える気温と季節の強風が山火事を起こしやすくなっている。山火事は大量の二酸化炭素を放出する。

 

 

◇日本/原爆被害で生き残ったとして紹介されるハンセン病患者(中国語)

http://bbs.news.163.com/bbs/photo/149033812.html

詩人の氏はハンセン病の後遺症であって原爆症ではない。その姿は見る者をドキリとさせるが、こんな詩がある。

 

『千鳥ヶ淵の墓標の前を静かに離れた七十七歳の身障者の俺に再び霊園にお参りする機会が与えられることはないかもしれない。だけど俺は決してあなた達を忘れないあなた達が奪われたように俺もまた両親からもらった名前を奪われたのだから』

 

確かにらい病という過酷な運命に虐げられた過去は簡単に消せない。でもそれを無名兵士と同列にすることはできない。彼らの名前は残っていなくとも、祖国を守るために戦った誇りは彼らから奪うことはできない。

 

少なくとも現在の解釈で彼らのことを語ることはおかしい。ハンセン病と原爆症を一緒にするようなものかもしれない。

 

また、桜井氏は韓国へ謝罪に行きたいとも言っている。何のための謝罪なのか十分に考えられたのだろうか?

 

ここが元になっているようだ↓2005/7/8中華網新聞

http://news.china.com/zh_cn/international/photo/11026067/20050708/12467544.html

上場もしている中国最大のプロフェッショナルポータルサイト

 

 

◇香港/8/19、水竜巻発生(中国語)

http://msn.china.ynet.com/view.jsp?oid=55339357&pageno=1

19日午後5時ごろ、アバディーンからフェリーで1時間半、香港最南端の蒲台島水域で水竜巻が発生した。1956年の記録開始より38番目の水竜巻だ。十数分の奇観。

 

 

◇中国/漢字44文字の微調整でもめる(中国語)

http://news.backchina.com/2009/8/21/gb2312_53748.html

この記事によれば、67%が賛成している。ところが、以下の人民日報によると80%が反対だと言う。

http://j1.people.com.cn/94475/6734462.html

『文字は文明の重要なシンボルであり、絶え間なく補充され、整えられてきた。しかし、形が整い、広範に使用されている文字が安易に変更されることについては同意しかねる。』との意見を紹介している。簡体字のことは忘れてしまったのだろうか?日本も正字体に戻してはどうだろうか?

 

ちなみに茶という字は、草冠に余をプラスしたもの、だから木ではない。とすれば、今回の微調整は同意しかねる。しかし、新は木なのでこれがいいかな。

 

 

◇中国/中国国防部がウェブサイトを開設(日本語)

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK853399920090820

中国国防部は実質国軍である人民解放軍に対する指揮権を有していない。人民解放軍は中国共産党の軍隊であり、中国共産党中央軍事委員会の指揮下にある。このサイトは、中国の国防政策を対外発表し、対外交流・協力を強化し、国防と軍隊の近代化を促進することが狙いとしている。

 

中国国防部サイト↓

http://www.mod.gov.cn/

 

中国軍事写真↓

http://pic.chinamil.com.cn/

 

 

◇米国/ドル紙幣の90%にコカイン付着

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009081800867&j1 (日本語)

『「コカイン汚染」は、筒状に巻いた紙幣を使ったコカイン吸引などで発生。銀行での札勘定の過程を通じ他の紙幣に汚染が拡大していく。2年前の同様の調査に比べ米国の汚染率は2割増し』

 

にわかに信じられない話だ。

 

強盗「オイ、金を出せ」

市民「現金は5ドルしかありません」

強盗「いいから、それを寄こせ」

市民「こんなボロボロでも・・・」

強盗「てめえ、これじゃコカイン吸えないだろ」ズドン

 

 

 

◇米国/ボブディラン、徘徊老人として捕まる。警官は知らず

http://news.sky.com/skynews/Home/World-News/Police-Ask-Bob-Dylan-For-Identification-After-Reports-Of-Scruffy-Old-Man-in-Long-Branch-New-Jersey/Article/200908315361725?lpos=World_News_First_Home_Article_Teaser_Region_5&lid=ARTICLE_15361725_Police_Ask_Bob_Dylan_For_Identification_After_Reports_Of_Scruffy_Old_Man_in_Long_Branch_New_Jersey(英語)

『黒いスウェット・パンツを黒い長靴にたくし込み、レインコート2着を着込んで、フードを目深にかぶった老人が確かにうろついていた。何をしているのか巡査が尋ねると老人は「売りに出されている家を見ている」と説明し、「名前は」という問いには「ボブ・ディラン」と答えた。』

若い警官はボブ・ディランの若い時しか知らず、その老人の言うことを信用しなかった。

 

最近亡くなった白馬童子も誰だか分からなかったと言う。

 

 

◇満州/満州帝国のポスター

http://news.backchina.com/2009/8/17/gb2312_53182.html

中国の記事には「傀儡政権の洗脳ポスター」となっているが、実に良く書けている。8枚目の「天国と地獄」などまさにその通りだったのだ。東北地区ではそれぞれの軍閥が苛斂誅求、人は治安の良く公平な満州へ流れてくる。一旗揚げようと満州に来たのは日本人だけではない。朝鮮人も自ら日本人となるべく創氏改名して満州へやってきた。軍閥の悪さも全て日本軍に擦り付けているのが支那のあり方だ。

 

 

■今週の面白写真

◇世界一のアクセス動画?チャーリーとハリー(英語)

http://www.youtube.com/watch?v=_OBlgSz8sSM&eurl=http%3A%2F%2Fesquire%2Eair%2Dnifty%2Ecom%2Fblog%2F2009%2F07%2Fcharlie%2Dbit%2Dme1%2Ehtml&feature=player_embedded

一歳と二歳の兄弟の動画がなんと1億15百万回もアクセスされている。なんとなくほのぼのとする動画だ。いつまでも仲の良い兄弟であれ。

 

 

◇街の中の3Dアート(中国語)

http://news.backchina.com/2009/8/22/gb2312_53758.html

平面に立体をつくるトリックアートも街を面白くする。地べたに置いた絨毯も魔法の空飛ぶ絨毯に。

 

 

◇テレサ・テン、台湾軍への慰問写真-35

http://news.backchina.com/2009/8/21/gb2312_53684.html

テレサテンの軍服姿はあまりピンとこないけど貴重な資料、テレサテンは台湾の国民であることが明確に分かる

 

 

■今週の聞きかじり/国会図書館より

『現在のペースなら後78年は持ちますが、それ以降は?』

 

平成19年度末の蔵書数は3473万903点、内訳は図書905万2998冊、新聞雑誌1247万4489点、その他資料1320万3416点、東京本館の蔵書数は2363万4000点。

 

国立国会図書館年報平成19年度↓

http://www.ndl.go.jp/jp/publication/annual/h19/nen19.pdf

先ほどの蔵書数は237頁目、知りたいデータがすぐに出てこない。

 

 

◆今週のシメの音楽

バッハ、ブランデンブルグ第3番/Freiburg Baroque Orchestra

http://www.youtube.com/watch?v=hZ9qWpa2rIg&feature=related

6番まであるうち、この3番だけが、独奏楽器がない。美しいバランスをもった名曲だ。

 

メンバーは↓

http://www.barockorchester.de/englisch/e_omusik.htm

 

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2009年8月24日 02:11に書いたブログ記事です。

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