2007年10月アーカイブ


写真左は汚染源である涼橋村の錆びた茶色の川/CNNより、右は広東省中山市の黒い川/新唐人より

http://www.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/10/23/pip.china.pollution/?iref=mpstoryview#cnnSTCPhoto

http://www.ntdtv.jp/xtr/2007/10/html/n10418.html

 

【大紀元日本10/30-中国広東省:河川の重金属汚染で「ガン村」に】

中国広東省の鉄鉱山が近くの川に排出した未処理の重金属汚染水のために、近隣の涼橋村村民の健康を脅かした。同村は、発ガン率が高く、「ガン村」となった。

 

  米国CNNの報道によると、涼橋村の川は錆びた茶色になっており、村民はこの川の水を畑に流し込んでいる。朱さんの夫は、この川の汚染の影響によりガンに罹りわずか30歳で亡くなった。医師のアドバイスは、「ここから退去し、米も水も摂取してはならない」というものだった。

 

  川の汚染原因は近くの大宝山鉄鉱であると村民らは話す。鉄鉱の採掘と共に砒素やカドミウムなどが排出される。汚水処理施設でも処理されず、河川に大量に排出され重金属汚染になリ、有害物質が人体に入りガンを促す。

 

  報道によると、400人の村民をかかえる涼橋村では、過去十年に28人がガンで亡くなっている。死亡率は中国のほかの地方より高い。昨年、中国では、10万人中137人がガンで死亡した。汚染は中国の最も重要な問題となっており、米国の食品供給にも及んでいる。過去十年、米国は中国からの食品輸入量は大幅に増え、米政府の統計によると、去年、中国から輸入した海鮮と農産物は41億米ドルに達した、1995年は8億米ドルだった。製品内に発ガンの原因になる化学物質や抗生物質が発見されたことで、今年6月、米国は中国から五種類の魚と海老の輸入を禁止した。

 

  中国国内の報道によると、中国は汚染問題の解決を試みている。今年9月、中国国家環境保護局は400ヶ所の汚水処理規定に違反する企業を閉鎖し、さらに249の企業に業務停止命令を出した。来年8月の北京五輪に向け、中国はEUの協力を得て中国の両大河の浄化に乗り出したという。

 

◇唸声コメント

ガン村=癌症村はここだけではなく複数存在しており、汚染が進めば進むほど顕在化してくる。重金属で汚染された水は農産物や水産物を介して人体に蓄積される。

 

資料は古いが、平成13年の日本の「ガンの死亡率」は300658人/125908000人=0.002388

400人の涼橋村で10年間に28人の方が亡くなっているので、平均すれば1年に2.8/400=0.007となり、日本の2.9倍となる。ひょっとするとガンと分からずに亡くなっている方もいるのではないか?

 

「中国では、10万人中137人がガンで死亡」とあるが、同じ計算を日本で行うと238人となり、中国の1.7倍となる。アララ、日本の方が多いぞ。大丈夫か日本?

環境汚染よりもストレスの方が体に悪いのかな?

 

◇参考ニュース/新唐人10/9-河南:癌の村では15年間に704人が癌で死亡

http://www.ntdtv.jp/xtr/2007/10/html/n23763.html

 

 


写真左は激辛のチョンヤンコチュ(청양고추=青陽唐辛子)10kg5万ウォン≒6300円くらい、中は収穫前の青陽唐辛子、右上は忠清道・青陽郡の名所七甲山(チルガプサン)、右下は青陽郡の妙なマスコット(唐辛子と枸杞)、この地は昼と夜の温度差が大きくこれが辛さの秘訣とも、ちなみにあまり辛くない青唐辛子はプコチュ(풋고추)

http://www.cheongyang.go.kr/japanese/intro/01_01.html

日本語による青陽郡守の挨拶、名前にご注目、なんと簡体字だ

 

NNA社員ブログ10/26-つらいときは、辛いものを求める?】

「からいはうまい」。韓国料理が年々、辛さを増しているようです。

韓国食品研究院の調査によると、キムチに含まれるカプサイシン(トウガラシに含まれる辛味成分)の量は、5年前の平均0.60.8ミリグラムから2.03.0ミリグラムに増加しました。

 

「チゲ」(鍋物)のレシピを見ると、1913年に発効された料理本には「コチュジャン(トウガラシみそ)大さじ1杯」と書いてあったものが、03年版には「コチュジャン大さじ3杯とコチュカル(乾燥トウガラシをすりつぶしたもの)大さじ3杯」に増量。トウガラシの量はなんと6倍に。

 

また、韓国・保健福祉部によると、国民1人が1日に食べるトウガラシの量は98年の5.2グラムから05年は7.2グラムと40%増しに。年間のトウガラシ消費量(1人当たり)は4キログラムで、もちろん世界一。

 

辛さがエスカレートしたのはなぜか。

これにはさまざまな説があるようでして。まずは「辛さの中毒性」。カプサイシンには「脳内麻酔」と呼ばれる物質のエンドルフィンを分泌させ、心地よい気分にさせる作用があり、これがさらに辛さを求める要因になるそうです。私はいつも「心地よい」とはほど遠いんですが……。生の青トウガラシを食べたときなんか、悶絶することもしばしば。

 

もう一つは、「社会的に大きな変化や危機が訪れたときに辛さを求める」という説。韓国食品栄養財団の金ジュヒョン研究員は、トウガラシが文禄・慶長の役という波乱の後に定着したことや、90年代後半のアジア通貨危機以降に激辛ブームが巻き起こったことなどを指摘。「社会が苦しい状況にあるとき、人は辛いものを求める傾向がある」と主張しています。

 

日本では最近、キムチの消費量がたくあんのそれを抜いたのだとか。つらいとき、人は辛いものを求める――。愛国心ではなく、たくあん頑張れと言いたい。

http://nna.jugem.jp/?eid=2044#comments

 

◇唸声コメント

安秉旭委員長の逆切れ発言も青唐辛子に原点があるのか?青唐辛子を食べたから、火の病気が起きたのか?火が唐辛子を呼んだのか?いずれにしても唐辛子世界一の消費量を誇るだけのことはあり、常にカッカしている?

 

しかし、唐辛子を持ち込んだのは日本人、日本では韓国のようには辛さを求めなかったが、韓国では何故これほど辛さを求めたのだろう。民族を熱く鼓舞するために為政者が広げたのだろうか?

 

「社会的に大きな変化や危機が訪れたときに辛さを求める」との説も面白い。韓国だけでなく、日本にも激辛ブームが訪れたことがあった。今ではさほど騒がれなくなったが、それでも日本人も昔に比べるとかなり辛いものを食べるようになった。危機が訪れていたのだ。危機は去ったわけではないが、少しの量で辛いものに麻痺してしまったのが日本人なのか。

 

韓国は常に危機が訪れている。この数年は盧武鉉大統領に引っ掻き回されており、次の大統領候補も選挙前に大童である。韓国民は益々辛いものを求めるのか?いや、韓国では辛いものを与えることが為政者の仕事なのかもしれない。それと朴大統領の政策である焼酎を安く国民に与えること。辛さとアルコールがこの国のバランスを保っている。しかし、それでいいのかな?

 

◇参考ニュース/朝鮮日報10/15-韓国人はなぜ「激辛」を求めるのか

http://www.chosunonline.com/article/20071015000048

http://www.chosunonline.com/article/20071015000049

 

◇おまけ

タイの唐辛子であるブリキーヌを食べた韓国人が一言、「これ、辛い」。どうやら食べなれない辛さには弱いらしい。韓国にとって、日本の外交は辛くないようだ。

 

ちなみにタクワンは韓国でもタクワン(다쿠앙=タクアン)で通じる。韓国中華には欠かせない。また、韓国海苔巻きには必ず黄色いタクワンが入っている。

 

 


写真は漢方薬の材料であるムカデ

http://www.jtwg.net/

 

【大紀元日本10/27-中国広州:3千匹のムカデで、空港大パニック】

中国広州市のある業者が、ムカデ3千匹(重さ約5キロ)を自動車部品の名目で昆明へ航空便で送ろうとしたが、ムカデは逃げ出しX線検査機ベルトの上に現れ、荷物検査で大パニックになった。安全検査部門は直ちにこの「問題荷物」を返した。

 

  香港「太陽報」の報道によると、23日午前11時、白雲空港の商品検査スタッフは昆明行きの、「自動車部品」とされた航空便荷物を検査したところ、X線検査機画像で、昆虫状のものに気づいたという。

 

 安全検査員は差出人に箱を開けて検査を受けるように求めた、開けると大量のムカデが箱の破れたところから逃げ出し、X線検査機のベルトまで這い上がった。箱に入っていたムカデはおよそ3千匹で重さが5キログラム、袋に閉じてからダンボールに入れた、上に金属部品を入れていた。

 

◇唸声コメント

写真のように乾燥したものだったらよかったのに・・・?生きているものはゴマ油に漬けると体液を出し、これが油と混ざり傷や火傷に効くらしい。乾燥させたものは中風・リウマチ・顔面神経痛に効き、痙攣を止める効果もあるようだ。これもムカデの毒による薬効。

 

自動車部品に偽装してまで送った事情は何だろうか?新鮮な?ムカデが必要だったのか。以前、中国で死体をバラバラにして宅配便で送ろうとした男が捕まっている。タグには漢方薬材料としてあったが、梱包状態が悪く、血が滲み出ており、配送会社職員が開梱して分かったもの。どうやら本当に漢方薬の材料として使う予定だったようだ。

 

尚、逃げ出したムカデの大きさは直径1.2cm、長さ13cm、これが米国だったら、もっと大騒ぎになりそうな話。

 

◇ネタ元/新華網10/24主将3000条蜈蚣冒充汽配件空运(中国語)

http://news.xinhuanet.com/society/2007-10/24/content_6932132.htm

 

◇ムカデの効用(中国語)

http://baike.baidu.com/view/13707.htm

筆者には分からないが、いろんな癌に効くようだ・・・?

 

 

万一、飛行機に入り込んで、ケーブルでも齧ったら・・・。大阪のヘリはもしかして???

米国でチャイナフリーを標榜しようとする都市が現れた。中国製品を排除しようと言う条例案が提出されたのだ。

 

安全性や品質に問題があり、毎日のようにリコールされる中国製品に米国人の間でも日を追って中国製品離れが起きている。

 

但し、中国製品は米国に深く入り込んでおり、オールチャイナフリーは難しいのが現実。今回の条例案でも『50ドル以上または50%以上のパーツが中国で作られているものにのみ適用されるし、加えて、代替する製品がない中国製品は購入して良いこととなっている。更に、代替製品があったとしても、それが中国製品より150%以上のコストがかかるのであれば、中国製品を購入することが許される。』との抜け道を用意してあり、チャイナフリーとは言いがたい。

 

人口107千人のパームベイが世界を動かすわけではないが、市民(国民)の健康と財産を守るのが自治体や政府の仕事である。その仕事を忠実にこなそうとしているのがパームベイである。

 

中国は「99%は合格である」と豪語しているが、品質と安全性はスポークスマンが語って済ますものではないのだ。何年もかけて信頼は作られていく。突然、信頼が生まれるものでもない。

 

石原都知事、東京だったら世界を動かすことになりますよ。

写真はPalm Bay/大紀元・美棕湾市府 中国より

http://epochtimes.com/gb/7/10/26/n1879967.htm

 

ABCNews10/24Florida City Tries to Ban Chinese Products

http://www.abcnews.go.com/Business/CreativeConsumer/Story?id=3765361&page=1

大紀元よりもこのABCニュースに詳しく書かれている。それを「望遠万華鏡氏」が翻訳されていたのでご紹介しよう。サイトは記事の最後に

 

【望遠万華鏡10/2425-フロリダ州Palm Bayで一部の中国製品の購入を禁止する条例が提出された事例】

Made in China” この3つのワードは殆どの家庭、オフィス、学校に見られる印字である。しかし、あるフロリダ州の都市は、この山の様なコンピュータやコーヒーメーカー、人工のクリスマスツリー等々の中国製品の増加を停止、少なくとも緩和することを考慮し始めた。

 

フロリダ州 Palm Bayでは、中国製品の購入を禁止するかどうかの投票の実施を考えている。これが通れば、この107,000人が住むフロリダの中心都市は、ある工業の専門家が言うにはおそらく初めて、ある特定の国で造られた製品の購入を禁止することを実施することとなる。民衆は彼らが欲しいものを何でも買うことが出来るが、この都市はこれに制限を加えることとなる。

 

市長のJohn Mazziotti氏は最近の中国製の玩具やペットフードのリコールを受けて、これの排除を提案した。彼が言うには、製品は品質や安全性に疑問があり、人権が侵害されていて、また公害も酷く、更にアメリカの製造業の雇用者数を減少させた原因でもある中国の存在が、この排除条例の理由である。

 

中国製の多くのデスクや椅子、芝刈り機やタイヤ等おびただしい数の製品が汚染されている。

「私はどれだけの製品が中国で造られているか、それを人々が過小評価するとは思っていない。私は人々に毎日思い出して欲しい、身の回りのものを手にとってそのラベルを見てどこで作られたのか確認してみよう、多分自ら喫驚してしまうだろう。」

 

しかし、これはただの政治声明、強制力のない声明に終わってしまう可能性がある。

この条例は多くの例外措置を執っている。例えば、これは中国製品の中でも50ドル以上または50%以上のパーツが中国で作られているものにのみ適用されるし、加えて、代替する製品がない中国製品は購入して良いこととなっている。更に、代替製品があったとしても、それが中国製品より150%以上のコストがかかるのであれば、中国製品を購入することが許される。

 

この条例が可決されれば、Palm Bayは中国製品の排除により努力しなければならない。市の契約課(purchasing and contracts division)によれば市による製品の購入の内、小規模のものはそれぞれの部署ごとに行っている。契約課は2500ドル以上の製品やサービスの見積も りを行うだけである。これは部署に配置する事務用品やノートパソコンや電子レンジなどの購入、注文をより簡単に行うための措置である。それらの物品が中国製でないことを確実なものとするためには、今よりも購入に関する手続きが複雑になる。

 

安い中国製の輸入品は、Morgan Stanleyの報告書によるとアメリカの消費者全体において過去十年で合計6000億ドル以上の節約を可能にしてきた。同期間に於いてアメリカの物価は16%上昇したが、中国製品がシェア1位のカテゴリーに於いて見れば、逆に下がってきていることが分かる。(Ted Fishman, China Inc.: How the Rise of the Next Superpower Challenges America and the World) また、このカテゴリーにはノートパソコンや玩具が含まれる。

 

Mazziotti氏が排除条例を発表したときから、彼の元へは彼が「blue-collar town」と呼ぶ地域の住民から70以上のメールが届き、その90%が条例を支持する内容のものであった。多くのアメリカ人も意見を同にするであろう。

 

ギャラップの世論調査によると何百万という中国製の玩具が鉛を含む塗料の為にリコールされた、あの八月には、65%のアメリカ人が中国製品の購入を避けるよう努力するべきだとしていた。同じ調査によると、64%は中国製品の代わりにアメリカ製を買ったために2倍の値段を払うこととなったという。

 

しかし、中国製品を購入することを回避することは本当に出来ることなのだろうか。

Census Bureauによると、アメリカに輸入されてくる製品の内、16.1%は中国からである。これはカナダに次いで2番目に多い数である。ある製品にとっては、もはや中国のみが唯一の供給源となってしまっている。例えばアメリカで売られている80%の玩具は中国製なのである。

 

経済的にボイコットを行うという発想は別に新しいものではない。アメリカがキューバに対して行った1962年の禁輸措置はおそらく最も知られている禁輸措置であろう。先週、ブッシュ大統領がビルマに対しておこなった追加制裁もそうである。都市や州はある出来事に関する政策によって強い影響力を持つことが出来る。南アフリカにおけるアパルトヘイトが実施されていたとき、サンフランシスコなどいくつかの都市は南アフリカで商売を行っている会社に対する財産の剥奪などの処分を行ったこともある。1996年になると、マサチューセッツ州ではビルマで商売を行っている会社のサービスを購入することを禁止する法案が制定されたが、その後最高裁判所はこの法律を無効とした。また、いくつかの都市では「核廃絶地域」を主張している、例えばメリーランド州の Takoma Parkがそうである。1983年、Takoma Parkでは核兵器を製造したり、核兵器に関わる研究に投資したりまた実際に研究していたりする企業の製品の購入を禁止している。

 

しかし、米国都市連合(NLC, National League of Cities)の国際綱領(international programs)を担当しているJim Brooksが言うには、アメリカの何処の都市でも中国製品の購入を禁止していない。「私はこのような大規模な中国製品の廃絶運動というものを聞いたことがない、たぶん他の国でも例がないであろう。」

 

米国州連合会議(NCSL, National Conference of State Legislatures ) の農業貿易部門を担当するDoug Farquharも中国製品の購入禁止措置を定めた法律は聞いたことがないとするが、ペンシルベニア州がアメリカ議会に中国からの輸入を制限するよう訴えることを決議したことはあると言う。「この決議は結局通らなかったが、中国領事館に対しては警告のメッセージを送ったことにはなった。彼らは幾人かの政府高官を我々(NCSL)の事務局に送ってきた。」とFarquharは言う。

 

テキサス州Houstonにある中国総領事館の政府との連絡を担当するJijun Fu氏は中国からの製品購入禁止は初耳だという。

「これは不公平であります。もし彼らが品質のことを言っているのであれば、アメリカ、日本、EU99%の中国製品を良品質と示していることを知るべきです。たったの1%の不良品に対しての制裁を、全ての中国製品の製造者に行うことは出来ないはずです。これは企業ごとの問題なのですから。」

 

Fu氏は禁止措置が米中の貿易に影響を与えることはないとするが、Palm Bayに対しては、そのコストを指摘する。「中国製品は米国の消費者が支払うべきコストを削減してきたのです、つまりこの制裁措置で被害を被るのは消費者自身なのです。」

 

George Wang氏は制裁に賛成である。彼は米中交流協会(U.S. - China Exchange Association)の代表であり、この組織はNLCと一体になって、米中の政府や企業、業界の間の経済的協力関係を促進するところである。Wang 氏はPalm Bayが今年の中国製品の大量リコールを受けて購入禁止の措置を執ろうとしていることについては理解を示すという。

 

「しかしです。論理的な観点からした場合、制裁がベストな選択肢ではないでしょう。これは二国間の問題ではありません。グローバリゼーションが進んだ今、200あまりの国の問題になるのです。もし中国に責任を押しつけても、それは米国に戻ってくるのです。中国製品のボイコットをした場合、問題はずっと複雑になってしまいます。」

 

Wang氏が言うには、合理的な消費者としてPalm Bayは中国製品の購入を禁止したときのメリットとデメリットの比較する必要がある。「何がしたいのかと何ができるかということには隔たりがあります。消費者は常に価格が低い製品を購入するのです。」

 

Palm Bayの市議会員であるPat Woodward氏は、まさにそこが危惧しているところだという。彼は今のまま禁止措置も実行することに対しては反対している。彼が言うにはこの措置の論理的な整合が取れているかどうかが明瞭ではないのである。例えばどのようにコンピュータの中に中国製品が50%以上含まれていると知ることが出来るのであろうかという問題が挙げられる。

 

「製品が何で出来ているかを調査するための人材は何処から出てくるのかという問題がある。市民の税金を使ってこんな事をするのは適切ではない。」また、彼は品質と値段が同じであれば外国製よりも国内製品を買うよう勧める措置に関しては賛成とも述べた。加えて、Palm Bayは集中すべきもっと重要なことを抱えているという。「私は中国製品に関する心配やフラストレーションには理解するが、この措置が実施された地域で国際取引を実行しようと人々が思うかどうかは確信が持てない。」

 

Mazziotti氏は措置は変更されるであろうし、それにはという閾を上げることも含まれるであろうという。なぜならば、中国製品以外の選択肢がないという場合もあるからである。また、先週の議会では、議員達が中国製品の禁止自体の詳細をよりつめる作業部会の日程を決めた。市の事務職員によると、措置の施行に関する投票や、措置条例それ自体を話し合う部会の日程は特に決められなかったという。

 

Palm Bayは世界を変えるような影響力を持っていないが、社会の意識を高めることには繋がるであろう。我々は自由貿易の経済競争から逃げ出すことになるが、それは他人のための自由であって我々のためのものではない。」とMazziotti氏は語った。

http://telekaloscope.com/?p=17

 

下記のニュースは大紀元の後半に書かれているもの。

聨合ニュース10/25-中国製の不良薬品、北朝鮮でも死亡被害相次ぐ

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2007/10/25/0300000000AJP20071025001000882.HTML

 

安全性に問題のある医薬品は絶対に輸入してはならない。99%合格ではダメ、正規品が99%でもコピー品は50%以下であろう。それらが渾然一体となり輸出されるので、輸入はすべきではない。中国は自ら生んだコピー品の為に正規品が被害を被っている。

 

◇唸声川柳-頭痛薬 胃にやさしいと 穴が開き-豆通

 

 


写真左は11/20に行われるサザビーズオークションの高い順/HPより、右上は盗難名画トレス・ペルソナヘス/シティニュースより、右下左は画家ルフィーノ・タマヨ氏/Flickrより、右下右は発見者のエリザベス・ギブソンさん/BBCより

http://www.sothebys.com/app/live/dept/DeptGlobal.jsp?dept_id=30

http://www.citynews.ca/news/news_16050.aspx

http://www.flickr.com/photos/jsosa_images/326280852/

http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7059599.stm

USFRONTLINE10/25-ごみ置き場で発見の名画、来月競売~落札予想、100万ドルにも】 

大手競売商サザビーズは23日、20年前に盗難に遭い、その後ごみ置き場で発見されたメキシコの画家タマヨ(18991991年)の代表作が1120日にニューヨークで競売に掛けられると発表した。予想落札価格は75万~100万ドル。

 

この作品は「トレス・ペルソナヘス」で、タマヨの円熟期に当たる1970年に描かれた。87年に盗まれた後、2003年にニューヨーク市内の道路脇のごみ置き場で、ごみ袋に交じって捨てられていたのが見つかった。 

 

発見者の女性は当初、この作品の価値を認識していなかったものの、今年5月にグーグルの検索でこれまでの経緯を知ったという。絵画はサザビーズを通じて持ち主に返還された。(時事)

 

◇唸声コメント

発見者のキブソンさんは、コーヒーを買いにいく途中でゴミの山の中にあるこの絵を見つけたそうだ。キブソンさんは持ち主から謝礼として15000ドルを貰っているが、さらにオークションの落札額の何%かを受け取る予定。

 

持ち主の名前は明らかにされていないが、1977年にヒューストンに住む夫が妻に55000ドルでサザビーズにて購入したもの。盗まれた1987年から20年間、一体どこにあったのだろうか?

 

誰が捨てたものか分からないが、今頃はきっと悔しがっていることだろう?それともこの絵は精巧なニセモノで世間を騒がすためにわざと目に付くようなところに捨てたのかもしれない???

 

発見者と持ち主が20年越しで仕組んだ詐欺だったりして・・・?まさか?サザビーズがチェックするのだからそんなことはないだろう。でもサザビーズも一枚噛んでいたら・・・?

 

◇ロサンゼルス市警による盗難絵画の公告

http://www.lapdonline.org/paintings_and_prints_s_

タマヨ氏の作品                               日本の版画


これもどこかに捨ててあるかもしれない???アララ、この版画「Asakisa」?浅草の観音堂の大提灯、SHIRO,Kusamato?誰?お分かりの方は教えてください。


香港衛生署の公報に問題の水銀クリームの写真をプラス

http://www.dh.gov.hk/tc_chi/press/2007/071022-2.html

 

RecordChina10/25-水銀入り化粧品で中毒症状、衛生署は市民に注意呼びかけ―香港】

20079月、香港で41歳の女性が疲労感などを訴えて、病院を訪れた。検査の結果、血液中の水銀濃度が極めて高いことが分かった。この女性は、友人から送られた化粧品を使っていたが、その中に多量の水銀が含まれていたことが原因と見られている。 

 

水銀が含まれていたのは、「華瑪ABC」という名称で、クレンジング・フェイスクリームなどからなる化粧品セット。台湾で製造されたものだった。香港では販売されていないが、女性の友人がプレゼントしたという。 

 

同化粧品に含まれている水銀量は化粧品として許される上限を超えており、香港衛生署は市民に対して、同製品の使用中止を呼びかけている。 

 

水銀中毒は神経系統や腎臓に大きな被害を与えることで知られている。(翻訳・編集/KT

 

◇唸声コメント

この商品にもニセモノがあるようだ。香港衛生署は確認をしたのだろうか?いや、本物もニセモノも等しく水銀入りかな?

 

中国での水銀入り化粧品はこれが初めてではない。過去にも何回か摘発されている。美白化粧品としての水銀化粧品には歴史がある。日本でも伊勢白粉は水銀白粉、京白粉は鉛白粉であった。どちらも中毒になる有毒白粉、現在では禁止されている。注記-44年7月16日中央薬事審議会の意見を求め,これに基づき白降汞を含有する一般用医薬品および医薬部外品について製造中止,45年1月1日以降の販売禁止-厚生省白書より<白降汞=アミノ塩化第二水銀>

 

水銀化粧品の美白の原理は、クリームの界面活性剤が皮膚のバリアを壊し、アミノ塩化第二水銀が表皮細胞に浸透し、細胞内のメラニンを漂白するために美白効果がもたらされる。

 

美白と言えば聞こえが良いが、現実的には漂白なのである。漂白が肌に良い訳がない。

 

美白にご用心?

 


写真左と中はタバコを吸う小学生達/YouMakerより、右は毎日15本のタバコを吸う三歳児/看中国より

http://www.youmaker.com/video/sv?id=d22b852e560640b09105af281977eadc001

http://www.kanzhongguo.com/news/gb/kanshehui/luanxiang/2007/1008/214295.html

自動翻訳はココをクリック

RecordChina10/23-35千万人の喫煙者を狙え!舶来禁煙商品、巨大市場に殺到か】 

20071022日、新華社傘下の「経済参考報」は、この10月末までにスイス・ノバルティス(NOVARTIS)社の「禁煙パッチ」が、今年年末までにジョンソン&ジョンソン社の「禁煙ガム」が国内市場に出回ることになると伝えた。 

 

中国の喫煙人口は35000万人で、毎年300万人ずつ増加しているという。また喫煙が直接あるいは間接的な原因で、毎年120万人が亡くなっているが、これはエイズや結核・交通事故・自殺による死者の合計をはるかに超える数字で、世界の喫煙死亡者数の4分の1を占める。 

 

喫煙人口は、中国の禁煙市場の潜在的な大きさを示すもので、1000億元(約16000億円)とも3000億元(約48000億円)ともいわれる市場に海外大手製薬会社2社が参入したことで、国内の禁煙商品業界もがぜん活気づいたようだ。(翻訳・編集/本郷智子)

 

◇唸声コメント

小学生達はふかしているだけのようだが、この仲間に入るためにはタバコを吸わなければならない?いや、タバコが吸いたくてこの仲間に入るのかな?この子供達はどんな大人になるのだろうか?

 

三歳児は記事によればタバコを深く吸い込んでいるようだ。タバコを吸う大人に会う度にタバコをおねだりする。タバコをくれなければ、太ももに抱きついて離れない。

 

こんな子供達も中国の喫煙人口に加わっていく。大気汚染だけでなく、タバコで肺が汚染される。毎年120万人がタバコの害で死ぬとは・・・、なんでもスケールがでかい。

 

◇おまけ映像/中国ネットカフェで注意した管理人がカフェ住民からボコボコに

http://youmaker.com/video/sv?id=2cb6d88d63064e1a808b4ec3a842256b001

弱いものは徹底して叩くのが文化?止める人間もいるが、椅子は投げるは、ペン?は刺すは、これはれっきとした犯罪。




写真はヨイド公園内、放し飼いのワンちゃん5万ウォン、花を摘むファミリー5万ウォン、サムノルリの集団7万ウォン、皆さん罰金よろしく

 

【中央日報10/22-‘ソウルの公園でしてはいけない13の行為’ 11月から過怠金】

  来月からソウル市内の公園でひもをつないでいない犬を連れて散歩したり、木を傷つたりした場合、10万ウォン(約1万2000円)以下の過怠金が科される。 

 

  ソウル市は都市公園条例と都市公園および緑地等に関する法律に基づき、11月1日から違反行為に対し過怠金を科すと22日、明らかにした。 

 

  条例によると、公園の木を傷つけたり異質物を注入して死なせたりした場合は10万ウォン、激しい騒音や悪臭に対しては7万ウォンの過怠金が科される。 

 

  また引きひもをつながず犬を散歩させた場合は5万ウォン、ペットの排せつ物を始末しない場合は7万ウォン、露店を出した場合は7万ウォンを支払うことになる。 

 

  特に指定された場所以外で野営・炊事をしたり、公園内の動物を虐待・捕獲したりした場合、それぞれ10万ウォンの過怠金が科される。 

 

  さらに不法駐車には5万ウォン、二輪以上の車輪がある動力装置に乗って入園した場合は7万ウォン、これを利用し営業行為をした場合は7万ウォンが科される。 

 

  このほか、農耕地以外の地域で無断で耕作した場合は10万ウォン、植物の実や花をとった場合は5万ウォンなど。 

 

  こうした規定はワールドカップ(W杯)公園、汝矣島(ヨウィド)公園、ソウル森など主要大型公園はもちろん、都市計画施設上‘公園’に指定されたすべての公園に適用される。 

 

  市関係者は「公園はすべての市民が利用する公共場所であり、大切な休息空間」とし「公園内の禁止行為が根絶されることを期待する」と語った。 

 

◇唸声コメント

『公園の木を傷つけたり異質物を注入して死なせたりした場合』?一体、木に何を注入するのだろう?日本人の常識で考えても全く思いつかない。酔っ払って桜の枝を折るレベルではなく、きっと公園の木を切り倒して薪にでも使うのかもしれない。

 

やたらに罰金だらけだが、こうでもしないとマナーが守られないのであろうか?しかし、やってはいけないこと13の行為は裏を返せば、今やっていることなのだ。アラアラ。

 

こんなに厳しいとまるで「犬と○○人は入るべからず」のようだなぁ。いずれにしても、罰金徴収担当はかなり忙しくなりそうだ。密告制度もありかな???

 

 


写真左は五指毛桃炖老、右は红烧/個人サイトより

 

鶏足(もみじ)と老鶏を煮込んだスープ、15元≒230円は少々高いけど美味しそうだ。また、老鶏は濃いダシが取れるので、フカヒレの姿煮には欠かせない。金華ハムや豚すね肉と共に数日間煮込んで作る。フカヒレ自体には何の味もないので、老鶏や金華ハムの濃厚なダシは欠かせない。

 

確かに老鶏は肉を食べるよりもダシに使われるので価格も安い。鶏は15年くらいが寿命であるが、雛から2年くらいで老鶏となり、老鶏淘汰として処分される。処分された鶏は淘汰鶏と呼ばれ、その肉はソーセージなどの加工品やペットフードに使われる。一般の店で老鶏の肉は手に入らない。でも110円は悲しい。

 

まさにそれをいいことに「比内鶏」とはズルイ奴らだ。しかし何十年もこの商売をしているというから、食べる側も情けない。「この比内鶏、いいダシ出るわねぇ」なんて・・・。

 

ニュースでレポーターが老鶏の焼き鳥を食べていたが、「味は濃くてしっかりしているが、とにかく硬い」とのこと。この硬さをごまかすために薬品処理で柔らかくしていたんじゃないのと疑いたくなる。この硬さは燻製には最適?笑えないが、堂々と「燻製老鶏」を商品化したらどうなのだ。

 

日本の食品は信頼がおけると世界が評価しているのに、赤福や比内鶏のざまはない。一部とは言え、こうした不埒な日本人が出てきたことは、欧米のコンプライアンスを云々する前に徳育教育が必要。中国人が笑っているぞ。


写真左は秋田・大館市の比内鶏本社、中は偽装比内地鶏、右はのどの毛の薄くなってきた鶏はいよいよ淘汰鶏となる/FNNニュースより

http://streaming.yahoo.co.jp/newsflash/list/fnn/soci/tc/photo/fnn0710220483_0001.html

 


写真左は韓国No1消費者金融「ロシアンキャッシュ」48.54%にご注目、中は何とも明るいCFのリードコープ、右はNo2のサンワマニー(上限金利ダウン前のもの、65.7%にご注目)豆キャラは日本でもお馴染み、各社HPより

2007/10/5より、韓国の消費者金融の上限金利が66%から49%に下げられた。日本人から見れば、49%でも高い。しかし、このニュースは日本ではほとんど聞かない。

 

上記の写真は三社ともに日系消費者金融であり、韓国内で41%のシェアを獲得している。正しくは在日韓国系消費者金融。日本の上限金利が29.2%(利息制限法の基準<10万円未満20 100万円未満18% それ以上は15>との差がグレーゾーン金利)なので、日本の消費者金融は全て業績悪化に喘いでいる。

 

そこで目をつけたのが韓国、これだけ高い金利が合法的に取れるとあって、日本の在日消費者金融は韓国へ進出している。韓国では調達金利が20%を超えるが日本では数%以下であろう。この高い調達金利もあって、韓国では上限金利が66%ではやっていけず、80%以上にしたいとの要請もあった。

 

これは調達金利だけでなく、韓国では焦げ付きの多いのが原因ではないかと思われる。気軽に借りて、返せない(返さない)。尚、韓国系企業よりも在日系企業の方が回収率が高いそうだ。

 

今回の上限金利引き下げで韓国系も在日系も打撃を受けるであろう。しかし、上限金利49%はまだ高い。高くても借りる人間が後を絶たない。これがこの国の文化なのか?

 

明るく楽しいCFに些か嫌悪感を覚える。

 

*ロシアンキャッシュ

http://www.rushncash.com/

コマーシャル

http://www.youtube.com/watch?v=J7-SHffOS1E

『「チングル ブルセヨ」友達を呼んでください』だって、高金利のお友達?

 

*リードコープ

http://www.theleadcorp.com/

ノーテンキなCF

 

*サンワマネー

https://www.sanwamoney.co.kr/

コマーシャル、マニーとファイナンスの違い

http://www.callofduty.co.kr/cod/bbs/view.php?id=joke&page=20&sn1=&divpage=2&sn=off&ss=on&sc=on&select_arrange=headnum&desc=asc&no=8722&PHPSESSID=49cd7c689dcddda320d56a4d218c00c2

『サンワ、サンワ、サンワマーニ~』

 

こちらは日本語版↓

http://www.303049.com/movie/cm_2003_2.ram

 

◇参考ニュース/朝鮮日報2007/4/27-韓国で日系消費者金融が大躍進

http://www.chosunonline.com/article/20070427000046

http://www.chosunonline.com/article/20070427000047

 

 

 

 

唸声


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