
写真左は激辛のチョンヤンコチュ(청양고추=青陽唐辛子)10kgで5万ウォン≒6300円くらい、中は収穫前の青陽唐辛子、右上は忠清道・青陽郡の名所七甲山(チルガプサン)、右下は青陽郡の妙なマスコット(唐辛子と枸杞)、この地は昼と夜の温度差が大きくこれが辛さの秘訣とも、ちなみにあまり辛くない青唐辛子はプコチュ(풋고추)。
http://www.cheongyang.go.kr/japanese/intro/01_01.html
日本語による青陽郡守の挨拶、名前にご注目、なんと簡体字だ
【NNA社員ブログ10/26-つらいときは、辛いものを求める?】
「からいはうまい」。韓国料理が年々、辛さを増しているようです。
韓国食品研究院の調査によると、キムチに含まれるカプサイシン(トウガラシに含まれる辛味成分)の量は、5年前の平均0.6~0.8ミリグラムから2.0~3.0ミリグラムに増加しました。
「チゲ」(鍋物)のレシピを見ると、1913年に発効された料理本には「コチュジャン(トウガラシみそ)大さじ1杯」と書いてあったものが、03年版には「コチュジャン大さじ3杯とコチュカル(乾燥トウガラシをすりつぶしたもの)大さじ3杯」に増量。トウガラシの量はなんと6倍に。
また、韓国・保健福祉部によると、国民1人が1日に食べるトウガラシの量は98年の5.2グラムから05年は7.2グラムと40%増しに。年間のトウガラシ消費量(1人当たり)は4キログラムで、もちろん世界一。
辛さがエスカレートしたのはなぜか。
これにはさまざまな説があるようでして。まずは「辛さの中毒性」。カプサイシンには「脳内麻酔」と呼ばれる物質のエンドルフィンを分泌させ、心地よい気分にさせる作用があり、これがさらに辛さを求める要因になるそうです。私はいつも「心地よい」とはほど遠いんですが……。生の青トウガラシを食べたときなんか、悶絶することもしばしば。
もう一つは、「社会的に大きな変化や危機が訪れたときに辛さを求める」という説。韓国食品栄養財団の金ジュヒョン研究員は、トウガラシが文禄・慶長の役という波乱の後に定着したことや、90年代後半のアジア通貨危機以降に激辛ブームが巻き起こったことなどを指摘。「社会が苦しい状況にあるとき、人は辛いものを求める傾向がある」と主張しています。
日本では最近、キムチの消費量がたくあんのそれを抜いたのだとか。つらいとき、人は辛いものを求める――。愛国心ではなく、たくあん頑張れと言いたい。
http://nna.jugem.jp/?eid=2044#comments
◇唸声コメント
安秉旭委員長の逆切れ発言も青唐辛子に原点があるのか?青唐辛子を食べたから、火の病気が起きたのか?火が唐辛子を呼んだのか?いずれにしても唐辛子世界一の消費量を誇るだけのことはあり、常にカッカしている?
しかし、唐辛子を持ち込んだのは日本人、日本では韓国のようには辛さを求めなかったが、韓国では何故これほど辛さを求めたのだろう。民族を熱く鼓舞するために為政者が広げたのだろうか?
「社会的に大きな変化や危機が訪れたときに辛さを求める」との説も面白い。韓国だけでなく、日本にも激辛ブームが訪れたことがあった。今ではさほど騒がれなくなったが、それでも日本人も昔に比べるとかなり辛いものを食べるようになった。危機が訪れていたのだ。危機は去ったわけではないが、少しの量で辛いものに麻痺してしまったのが日本人なのか。
韓国は常に危機が訪れている。この数年は盧武鉉大統領に引っ掻き回されており、次の大統領候補も選挙前に大童である。韓国民は益々辛いものを求めるのか?いや、韓国では辛いものを与えることが為政者の仕事なのかもしれない。それと朴大統領の政策である焼酎を安く国民に与えること。辛さとアルコールがこの国のバランスを保っている。しかし、それでいいのかな?
◇参考ニュース/朝鮮日報10/15-韓国人はなぜ「激辛」を求めるのか
http://www.chosunonline.com/article/20071015000048
http://www.chosunonline.com/article/20071015000049
◇おまけ
タイの唐辛子であるブリキーヌを食べた韓国人が一言、「これ、辛い」。どうやら食べなれない辛さには弱いらしい。韓国にとって、日本の外交は辛くないようだ。
ちなみにタクワンは韓国でもタクワン(다쿠앙=タクアン)で通じる。韓国中華には欠かせない。また、韓国海苔巻きには必ず黄色いタクワンが入っている。
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