写真左は韓国No1消費者金融「ロシアンキャッシュ」48.54%にご注目、中は何とも明るいCFのリードコープ、右はNo2のサンワマニー(上限金利ダウン前のもの、65.7%にご注目)豆キャラは日本でもお馴染み、各社HPより
2007/10/5より、韓国の消費者金融の上限金利が66%から49%に下げられた。日本人から見れば、49%でも高い。しかし、このニュースは日本ではほとんど聞かない。
上記の写真は三社ともに日系消費者金融であり、韓国内で41%のシェアを獲得している。正しくは在日韓国系消費者金融。日本の上限金利が29.2%(利息制限法の基準<10万円未満20% 100万円未満18% それ以上は15%>との差がグレーゾーン金利)なので、日本の消費者金融は全て業績悪化に喘いでいる。
そこで目をつけたのが韓国、これだけ高い金利が合法的に取れるとあって、日本の在日消費者金融は韓国へ進出している。韓国では調達金利が20%を超えるが日本では数%以下であろう。この高い調達金利もあって、韓国では上限金利が66%ではやっていけず、80%以上にしたいとの要請もあった。
これは調達金利だけでなく、韓国では焦げ付きの多いのが原因ではないかと思われる。気軽に借りて、返せない(返さない)。尚、韓国系企業よりも在日系企業の方が回収率が高いそうだ。
今回の上限金利引き下げで韓国系も在日系も打撃を受けるであろう。しかし、上限金利49%はまだ高い。高くても借りる人間が後を絶たない。これがこの国の文化なのか?
明るく楽しいCFに些か嫌悪感を覚える。
*ロシアンキャッシュ
コマーシャル
http://www.youtube.com/watch?v=J7-SHffOS1E
『「チングル ブルセヨ」友達を呼んでください』だって、高金利のお友達?
*リードコープ
ノーテンキなCF
*サンワマネー
コマーシャル、マニーとファイナンスの違い
『サンワ、サンワ、サンワマーニ~』
こちらは日本語版↓
http://www.303049.com/movie/cm_2003_2.ram
◇参考ニュース/朝鮮日報2007/4/27-韓国で日系消費者金融が大躍進
http://www.chosunonline.com/article/20070427000046
http://www.chosunonline.com/article/20070427000047
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