
写真左は五指毛桃炖老鸡、右は红烧大煲翅/個人サイトより
鶏足(もみじ)と老鶏を煮込んだスープ、15元≒230円は少々高いけど美味しそうだ。また、老鶏は濃いダシが取れるので、フカヒレの姿煮には欠かせない。金華ハムや豚すね肉と共に数日間煮込んで作る。フカヒレ自体には何の味もないので、老鶏や金華ハムの濃厚なダシは欠かせない。
確かに老鶏は肉を食べるよりもダシに使われるので価格も安い。鶏は15年くらいが寿命であるが、雛から2年くらいで老鶏となり、老鶏淘汰として処分される。処分された鶏は淘汰鶏と呼ばれ、その肉はソーセージなどの加工品やペットフードに使われる。一般の店で老鶏の肉は手に入らない。でも1羽10円は悲しい。
まさにそれをいいことに「比内鶏」とはズルイ奴らだ。しかし何十年もこの商売をしているというから、食べる側も情けない。「この比内鶏、いいダシ出るわねぇ」なんて・・・。
ニュースでレポーターが老鶏の焼き鳥を食べていたが、「味は濃くてしっかりしているが、とにかく硬い」とのこと。この硬さをごまかすために薬品処理で柔らかくしていたんじゃないのと疑いたくなる。この硬さは燻製には最適?笑えないが、堂々と「燻製老鶏」を商品化したらどうなのだ。
日本の食品は信頼がおけると世界が評価しているのに、赤福や比内鶏のざまはない。一部とは言え、こうした不埒な日本人が出てきたことは、欧米のコンプライアンスを云々する前に徳育教育が必要。中国人が笑っているぞ。
写真左は秋田・
http://streaming.yahoo.co.jp/newsflash/list/fnn/soci/tc/photo/fnn0710220483_0001.html
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