このマークは象とロバを表している。さて、なんのシンボルマークなのか?分からない方は廣淵升彦氏のコラムをご覧あれ。
【週末読む、観る】〈仕事の周辺〉
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/books/breview/182024/#start
このシンボルマークが何かなどの大衆的な知識がないと米国を深く知ることはできないと廣淵氏は言われる。確かに米国人が皆知っていることでも日本人が知らないことはたくさんある。
9/27、NHKの地球特派員2008「“チェンジ”のゆくえ~接戦 アメリカ大統領選挙~」の番組の中で、マケイン候補を支持する田舎の女性が、「オバマ候補は反キリスト教徒であり、大統領になった場合は、白人と黒人の戦争になる」と真剣な面持ちで心配していた。
日本人には、米国人のキリスト教に対する思いは分からない。番組ではキリスト原理教だと解説していたが、そんなことはない。
自由と平等の国アメリカは、階級社会であり、黒人と白人の差は厳然と存在するということなのだ。格差社会などと某政党が日本を卑下しているが、日本のような平等な社会からはアメリカの真の姿は見えてこない。
アメリカは平等ではないことを米国国民は皆知っている。それを知らない日本人がテレビで訳の分からない解説をしているだけなのだ。
上記のシンボルマークについての詳しい説明↓
『1874年のこと。New York Herald 紙は、当時のグラント大統領(共和党)を「独裁政治」だと批判していましたが、一方では「動物園から逃げ出した動物が獲物を求めてセントラルパークを徘徊している」という人騒がせな作り話を掲載し、警察まで出動する珍事件を起こしていました。漫画家Thomas Nast はこの事件になぞらえて、森でライオンの皮をかぶって象や他の動物達を脅かすロバを漫画に描いたのです。
「ロバ」はNY Herald 紙を、ロバに騙されている「象」はNY Herald 紙に惑わされる共和党支持者を象徴していました。これが転じて、「象=共和党」「ロバ=共和党を脅かすもの=民主党」となったというわけです。』/USタイ次郎氏のメルマガより転載
漫画家Thomas Nastの諷刺漫画↓
http://www.harpweek.com/Images/SourceImages/CartoonOfTheDay/November/110774l.jpg
日本の象もロバに脅かされている。そのロバは何の皮を被っているのか?また、象は本当に象なのか?河馬じゃないのか???
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