写真左はニュージーランドキウィになりすまして売られていた中国産キゥイ/看中国より、右は中国産ファジィファームとニュージーランド産ゼスプリのマーク/Ettodayより、名前は違うがデザインが同じなのでパッと見ただけでは分からない。
左http://www.secretchina.com/news/232631.html
右http://www.ettoday.com/2007/12/23/122-2206106.htm
2/20、台湾行政院衛生署食品衛生所は、中国から輸入された19040kgのキウィに農薬のカルベンダジムが4倍以上が検出され、妊婦が食べると畸形児が生まれる可能性のあることを発表した。
台中県で中国産キウィの抜き取り検査をしたところ、カルベンダジム台湾基準値1ppmのところ4倍以上の4.4ppmが検出された。
中国産キウィの味は本場ニュージーランド産に比べて、甘くなく酸っぱいので食べてみれば、分かるようだ。但し、マークは酷似しているので見た目では見分け難い。価格はニュージーランド産が1粒16.5台湾ドル≒56円、中国産は9台湾ドル≒30円とかなり差がある。
看中国の記事にはないが、既に19トンの1/3は販売済みで台湾の人は食べてしまったようだ。食べてしまったものを後から畸形児が生まれると言われても困っているだろうなぁ。
せめてもの救いは、日本での基準量が3ppmであること。日本と台湾の3倍もの差については何の慰めにもならないかもしれないが、農薬に関してうるさい日本だけに少しは・・・?
2/22、安倍前首相は唐家璇国務委員との会談で「(毒餃子事件について)政府よりも消費者が納得することが大切だ」と述べているが、まさにその通りである。いくら日本政府が『中国食品は安全だ』と発表しても、日本国民は信用しない。これでは中国人に信用されていない中共政府と同じことになってしまう。
台湾でも日本と同じことが起きていると思える。また、台湾でコソボ独立が連日報道されているのも毒菜国家中国に対する台湾人の意思表明か?コソボは中国語で「科索沃」と書く。
中国が環境と食の安全で社会崩壊し、バブルがはじけ経済崩壊をする時、台湾はコソボのように独立を果たす。国際社会はごく自然に台湾独立を受け入れことであろう。
◇行政院衛星署食品衛生所、不合格食品情報
http://food.doh.gov.tw/chinese/focus/focus_6.asp?idCategory=7
◇殺菌剤カルベンダジムの基準量/財団法人 日本食品化学研究振興財団より
http://m5.ws001.squarestart.ne.jp/zaidan/agrdtl.php?a_inq=16900
日本では3ppmとなっている
◇ニュージーランドキウイのゼスプリHP(日本語)
http://www.zespri-jp.com/index.html
◇おまけ/キウィの起源
なんと原産は中国揚子江流域で1904年に中国へ旅行したイザベラさんによってニュージーランドにキウィの種が持ち込まれたのが始まり、始めは「チャイニーズ・グーズベリー」と呼ばれたが、ニュージーランドの国鳥である「キウィバード」に似ているので「キゥイフルーツ」と名付けられた。
学名をActinidia chinensis(マタタビ属オニマタタビ)と言い、キウィの木を猫に与えるとマタタビと同じ効果があるようだ。
http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/matatabi/kiwi/kiwi.html
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