■唸声米国/無料記事か?有料記事か?ネットの方向性は?

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USFRONTLINE5/23TOPICS:将来像描けぬ米新聞業界~新ビジネスモデルを模索】

インターネットの普及で、新聞業界はニュースと広告を掲載した「紙」を売るという従来の手法の変革を迫られている。新聞が伝えてきた情報の価値は変わらないとしても、ネットが新聞紙に取って代わるまでに成長するかは未知数。1400以上の日刊紙を誇る米国の新聞業界は新たなビジネスモデルを模索するが、明確な将来像は描けていない。

 

◆前途は厳しい

ニューヨークのホテルで今月上旬、米新聞協会の年次大会が開かれた。今期の 協会会長を務めたワシントン・ポストのジョーンズ発行人は、新聞経営者数百人を前に「新聞産業はこの変革期を乗り越えられる」と語気を強めた。ジョーンズ氏は、権力の不正をスクープしてきた新聞の実績を強調しながら「前途は厳しい」とも述べ、変革の必要性を訴えた。

 

◆ネット課金

「ネットで金を取っているのはウォールストリート・ジャーナル(WSJ)と (英紙)フィナンシャル・タイムズだけだ」。ニューズ・コーポレーションのマードック氏がWSJを発行するダウ・ジョーンズの買収を提案した理由の1つに挙げるのは、WSJのネット部門の強さだ。

 

米紙のネット版は日本と同様、過去の記事などを除き基本的に無料だが、WSJは年間99ドルの利用料を取る。それでも約80万人が契約するのは、他社にはまねできない豊富な経済情報をそろえているからだ。

 

米紙は収入の8割を広告に依存する。各紙ともネットに課金したいが、有料化して読者を減らすより、無料で読者を集めて広告単価を落とさない方を選んできた。

 

無料化をやめるべきだと主張する経営者もいる。アーカンソー州のアーカンソー・デモクラット・ガゼットのフスマン発行人は7日付のWSJに寄稿、新聞に載せる情報をネットに無料で載せるのは新聞の衰退につながるだけだと呼び掛ける。

 

◆閑古鳥

「以前に比べれば閑古鳥が鳴いている状態」。4月下旬。フロリダ州オーランドで開かれた新聞産業展「ネクスポ2007」。輪転機をつくる日本のメーカーの担当者によると、規模は年々縮小しているという。

 

「伝統的ビジネスモデルの変革」「新たな新聞社像」…。展覧会で開催されたシンポジウムのテーマは、業界全体の焦りを感じさせる。パネリストからは、新聞を刷っていない時間帯にフリーペーパー(無料紙)を刷って輪転機を効率運用する試みや、欧州ではフリーペーパーの宅配が始まっていることなどが報告された。新たなビジネスモデルがない中、印刷など新聞産業の「下流部門」を主とする出展メーカーの悩みは新聞社以上だ。担当者は「新聞社はネットで稼げるかもしれないが、輪転機は紙がないと終わり」と話した。(共同)

 

◇唸声コメント

年々発行部数を減らしていく新聞、ネット記事の有料化は果たして吉と出るか?

 

総合ネットニュースでの有料化は逆効果になると思える。専門ニュースのみが有料化可能と考える。

 

有料だけど嘘を書く新聞とタダだけど真実を書いているネットニュース、これの有料とタダを置き換えてみると・・・。

 

新聞にはそれだけの価値が求められている。値打ちがなければ益々読まれなくなる。唸声は産経新聞とネットを併用している。ネットでは見落としがあるけれども新聞ではそれはない。ネットだけだと偏りが出てしまうのでやっぱり新聞も必要かな。

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唸声


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このブログ記事について

このページは、唸声が2007年5月24日 23:42に書いたブログ記事です。

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