
写真左は牛尿から作った環境ダイゼン社の「きぇーる」、中は発売当時のカルピス、右は米国カルピス→カルピコのブランド名
http://www.okhotsk.or.jp/kankyo-mirai/
http://www.calpis.co.jp/corporate/gaiyo/corporate1.html
【フジサンケイ10/13-牛尿の環境浄化液、花粉症なしリゾート…地域資源、創意工夫で町おこし】
経産省「地方発のヒット商品」に153事業を認定
経産省中小企業庁は12日、地域活性化策の一環として、スギ花粉のない地域特性を生かしたリゾートサービスなど153の事業を「地方発のヒット商品」づくりプロジェクトとして支援することを決めた。6月に施行された中小企業地域資源活用促進法に基づくもので、5年間で最大3000万円の補助金を出す。
今回認められたのは、牛の尿を活性化させた液体を利用する環境浄化液の販売事業など。
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200710130012a.nwc
◇唸声コメント
イグノーベル賞の牛糞からバニラは悪臭から香料、このニュースは悪臭から消臭である。発想の転換とはよく言われることだが、日本人の頭脳は驚くほど柔軟なのだ。資源を使い果たすことしか知らない外国人は是非、日本に学んでもらいたい。(ノーベル平和賞を貰ったゴア氏も口先だけではなく、どうか実践をしてもらいたい)
牛尿は肥料としても使われる。牛尿には肥料の三要素である窒素・リン酸・カリの内、カリと窒素を多く含んでいるからだ。(中学校でP N Kなんて覚えたナァ)
今回の消臭液は牛尿にバクテリア(乳酸菌、酵母菌など5課80種)を加えて製造している。バクテリアは牛尿に含まれる大腸菌などの有害菌を餌として食べ、酵素を作り出す。これが強力な消臭力を持っているようだ。
牛尿と言えば、「カルピス」が連想される。欧米では「cow piss=牛尿」と誤解されるために、「カルピコ」の商品名にしている。しかし、この「カルピス」と言う名前は大変高尚なネーミングなのである。牛尿とは失礼千万だぞ?
◇「カルピス」の名前の由来
「カルピス」の”カル”は、牛乳に含まれるカルシウム、”ピス”はサンスクリット語で、仏教での五味の次位を表す”サルピス(熟酥=じゅくそ)”に由来します。本来は五味の最高位である”サルピルマンダ(醍醐味)”から、”カルピル”としたかったところですが、音声学の権威である山田耕筰やサンスクリットの権威である渡辺海旭に相談をし、言いやすい「カルピス」と命名しました。-カルピス社HPより抜粋-
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