写真は射殺された市委副書記 王志平氏/BBC及び中国ネットより、温厚そうだが・・・。
BBC 2/13-呼和浩特市委副书记在办公室遭枪杀
http://news.bbc.co.uk/chinese/simp/hi/newsid_7240000/newsid_7242200/7242218.stm
【RecordChina2/14-市委副書記、執務室内で射殺される!自殺した犯人は公安局幹部―内モンゴル自治区フフホト市】
2008年2月13日、新華社サイトの「新華網」は内モンゴル自治区フフホト(呼和浩特)市市委副書記王志平(ワン・ジーピン)氏が射殺されたと報じた。
今月5日午後、同市税務署の女性幹部と職務にあたっていた王副書記の執務室に、犯人の関六如(グアン・リウルー)が突然乱入。関は王副書記と女性幹部を射殺したのち、使用した拳銃で自殺した。関は同市公安局経済技術開発区分局長で、07年には「内モンゴル自治区成立60周年記念式典」で安全保障活動に突出した貢献を果たしたとして表彰された公安局エリートである。
このため、関局長が王副書記を射殺した動機について、現地では様々な憶測が流れている。事件直前に職を解かれた関局長が報復行為におよんだというものや、多額の賄賂を上司に送ったにもかかわらず昇進しなかったのを恨んだというもの、さらには残された遺書のなかに関局長が賄賂を送った複数の高官の名前が書いてあるといった噂までもが囁かれている。
殺された王志平副書記は1953年生まれ。吉林省出身の蒙古族で2001年よりフフホト市市委常務委員、同秘書長、市人民政府常務副市長、市委副書記、市規律委員会書記を兼任していた。今回の事件は中央政府も重視しており、公安部はすでに専門の調査チームを現地に派遣しているとのこと。(翻訳・編集/本郷)
http://www.recordchina.co.jp/group/g15616.html
◇唸声コメント
犯人の関六如公安局分局長は上記記事にあるように「内モンゴル自治区成立60周年記念式典」で二等大功を得て、二千元の報奨金も授与されている。
毒餃子じゃ手ぬるいと銃弾を浴びせた。公安局だけに拳銃の扱いにも慣れている。警察官がココまでするからには相当の恨みがあったとみてよい。上記記事には怪しげな噂話がまことしやかに書かれているが、ひょっとすると真実かもしれない???
賄賂で昇進できなかったのであれば、もっと別の報復手段がありそうである。たぶん、分局長の解任が直接の原因ではなかろうか?分局長の解任により賄賂が大幅に減るのだろう。いままで上納金を納めていたのに、解任するとは・・・、バン!
◇王志平简历:
男,蒙古族,1953年8月出生,吉林省镇赉县人,大学文化,1972年5月加入中国共产党,1969年12月参加工作,呼和浩特市市委副书记。
1982.08-1984.10 内蒙古包头市市委组织部干事、青年干部科科长;
1984.10-1991.11 内蒙古包头市国家安全局党组成员、副局长;
1991.11-1994.04 内蒙古包头市监察局党组成员、副局长、机关党总支书记,市纪律检查委员会常委;
1994.04-1998.09 内蒙古包头市政府党组成员、秘书长,市政府办公厅党组书记;
1998.09-2001.09 呼和浩特市人民检察院党组书记、检察长(期间:2000.05-2000.12最高人民检察院挂职锻炼,任侦查监督厅副厅长);
2001.09-2003.03 呼和浩特市市委常委、秘书长,市直属机关党工委书记;
2003.03-2004.04 呼和浩特市市委常委、政府常务副市长;
2004.04-2006.10 呼和浩特市市委副书记、纪委书记
2006.10-2008.02 呼市市委副书记
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