写真は恥知らずな都江堰光亜中学校教師・範美忠、「自分は生徒を置いて真っ先に逃げた。命を懸けてまで生徒を助ける義務はない」とのたまう範先生、なんでも「中国の伝統的な道徳観」に挑戦するそうだ。生徒を庇って亡くなった教師などの美談がある中でなんとも薄ら寒い話である/好哦网より
中国では「伝統的な道徳観」などとっくに無くなっていたかと思えるが、今回の地震で人心の蘇った部分もある。ただ、義捐金詐欺や被災地強盗、援助物資横流しなどアララやっぱりとガッカリしたが・・・。
この恥知らず先生は自分に正直なだけでほとんどの先生が同じことを考えているのかもしれない。ヤラセ義捐金撮影をしていた校長先生も含めて、こんな教師が教えるこの国の未来は暗い。
日本の中学でこんな話があれば、必ず「お礼参り」となるだろう。「伝統的な道徳観」の喪失は日本も他人事ではない。日本の学校でも恥知らずな教師がたくさんいる。GHQによる戦後教育で日本の「伝統的な道徳観」が損なわれた。そうした教育で育った先生達が問題を起こしている。
日本でも範先生のような怪物を生み出す可能性がある。真のエリートとは何か?教育制度を含めて常に考えていく必要がある。
この範先生の逃げ出したことを、タイタニック号で他人を押しのけて乗ったと虚報された細野正文氏のことを引き合いに出して、書き込みをしている中国人もいて、ネットに出回っている。まさに押しのけて乗ったのは中国人なのに・・・。未だに日本人細野正文氏の名誉回復されていないのがつらい。(詳細は中国ネット5/31で)
好哦网6/1-老师地震时抛下学生称挑战中国传统道德观(图)
http://www.haoo.cn/Html/Article/2008/06/01/2627657.html
【RecordChina5/30-<四川大地震>生徒を残し逃げたエリート教師、「命かける義務ない」】
2008年5月30日、四川大地震で大きな被害を受けた都江堰市の中学教師が、「最も恥知らずな教師」としてネット上で叩かれている。この教師はブログに、「震災体験記」を掲載。「自分は生徒を置いて真っ先に逃げた。命を懸けてまで生徒を助ける義務はない」などと発言し、大ひんしゅくを買っている。南京の夕刊紙「揚子晩報」が伝えた。
この教師が勤めていた都江堰の光亜中学校には、当時800人以上の生徒がいたが1人の死者も出なかった。だが、本来ならば喜ばしいはずのこの学校に、「全国で最も恥知らずな教師」が誕生してしまった。その名も範美忠(ファン・メイジョン)先生。名門「北京大学」を卒業したエリート国語教師だ。範先生はネット上でウサギよりも逃げ足が速い「逃げ足の範(ファン)」とあだ名され、一躍有名人となった。
範先生のブログでは、「生徒をかばって死ぬのはその人の『選択』。決して『美徳』ではない」「あのような状況で、自分が身を挺して守れるのは娘だけだ。たとえ母親でも助けない」など数々の本音が炸裂。教師としての職責を果たさなかった自分をとがめる様子は全くない。震災後は各地で「英雄先生」の美談が聞かれたが、このとんでもない先生の出現に、ネット上では批判の嵐が巻き起こっている。(翻訳・編集/NN)
http://www.recordchina.co.jp/group/g19817.html
中国ネット5/31-看看范美忠的事在几十年前的日本会怎样
http://bbs.8jee.com/html/3/1/0/84126_1.html
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細野正文氏のことは先っちょマンさんのブログにも詳しく書かれている↓
http://subzero.iza.ne.jp/blog/entry/121428/
高山正之氏の「変見自在」とはやや異なっているが、なるほどと思える。
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