写真は肥満が原因で解雇されたインド航空のSheela Joshiさん(51歳)/Youtube映像より
なるほど太っているなぁ。Sheela Joshiさんは162cm・67kgと大型である。インド航空のルールでは160cmで体重63.5kg以下をフライト基準としており、昨年のデリー高等裁判所では地上勤務への配置転換を合法としている。
今回は10人の肥満スッチーが解雇、その解雇を不服として高等裁判所に提訴したが却下され、最高裁で争われることになる。
日本でもこのニュースが伝えられたが、体重も書いていなければ、その姿の写真もない。これでは、何で解雇されたのがピンとこない。個人情報に敏感になりすぎているのか?それとも読者の知りたいことにピンとこないのか?
Sheela Joshiさんには申し訳ないが、この体型で飛行機の通路に立たれたら、その後ろを通れない。飛行機の中は狭いし、一番大切な重さとの戦いを考えれば、フライトは遠慮してもらうと言う企業の立場も当然である。
【AFP1/7-エア・インディア、「太りすぎ」の客室乗務員を解雇】
インド国営航空エア・インディア(Air India)は、女性客室乗務員10人を「太りすぎ」の理由で解雇した。インドの通信社PTI(Press Trust of India)が5日報じた。
報道によると、同社は前年、この10人に対し、健康に関する社の最低限の基準に合致していないとして警告し、体重を落とすための時間的猶予を与えていた。地上業務への配置転換も提案したが、10人はこれを拒否。そのため解雇に至ったという。
デリー高等裁判所(Delhi High Court)は前年、雇用契約書に「体重が増えすぎた場合にはフライト業務を禁じる」との条項があることから、配置転換を提案した同社を支持。「競争が激しいインドの航空業界で同社が民間会社と競合するには、適正な体格の客室乗務員を置く必要がある」と、同社に理解を示した。
一方、解雇された客室乗務員らの弁護士は5日、解雇は違法であると主張し、最高裁に上告するとのコメントを発表した。(c)AFP
コメントする