写真上は家具も電気製品も瓦礫の中に埋もれている、下は壊される前の陳さんの家/看中国より
12/28、貴州省貴陽市で退職した陳さん夫婦が薬を買いに出かけ、帰ってきたら瓦礫の山になっていたというもの。身の回り品や家財道具などすべて家の中にあったため、瓦礫の中に埋もれてしまった。陳さん夫婦はあまりに突然なことで途方にくれている。尚、1/1現在の気温は-1℃である。
12/28、午前9時に陳さん夫婦は出かけたが、11時頃、近所の人から電話で知らせがあり、戻ってみると自宅が廃墟になっていた。どうやら、出かけた直後に1台の掘削機が壊し始めたものらしい。
立ち退きの話も出ていたようだが、関係者は壊したことは知らなかったと言う。よくあるパターンで単なる責任逃れに終始している。廃墟になった陳さんの家だけが現実として残っている。
中国の立ち退き問題は、守る方も攻める方も熾烈を極めている。これが共産主義国家のすることなのかと自然な疑問が涌く。店を守るために鉄の檻の中で住んでいた女性の話も思い出される。
看中国12/30-退休老夫妇出门买药 返回房子被拆成废墟(组图)
http://www.secretchina.com/news/276609.html
今年も中国のびっくり話題に事欠かないであろう。どうぞ、よろしく!-唸声-