写真左はブタ肉処理場の一角にある保管プール、化学薬品の臭いが充満している、右は藍耳病で死んだブタ/大紀元より
http://www12.epochtimes.com/gb/9/1/9/n2391724p.htm
1/8、新快報で大量の病死ブタが広州で食肉として流通していることを報じた。病死ブタ自体も問題であるが、もっとまずいのは肉の腐敗臭を抑えるために農薬のジクロルボス(毒餃子事件で有名になった)が使われている可能性があることだ。
下記の記事の翻訳が違っているようだが、容疑者8名のうち6名が逮捕されている。また、買い取り価格は50~200元と安く、解体後は1600~2500元と10倍以上で売りさばき、荒稼ぎをしていた。それでも売値は一般市場に比して安いので、レストランなどでは喜んで購入していたようだ。
現在、この病死豚が半年間売られていたことが分かっている。つまり、相当量が広州人の腹に収まっていることになる。彼らに何らかの異常は出ていないのだろうか?
関係当局が押収に入った時、処理場は耐えられない悪臭に満ちており、一部のブタの足には虫が沸いていたと言う。
毒餃子はその後どうなったのか?まさか餃子に病死ブタを使い、その臭いを消すためにジクロルボスがつかわれていたのではないだろうな。尚、ジクロルボスはニセ茅台酒を造る時にも使われる。
病死ブタの見分け方
表皮/健康なブタ肉の表皮は模様がない。病死したブタ肉の表皮は紫色の内出血の斑点があり、酷いのは暗赤色の内出血もある。また、赤色や黄色の発疹がある場合もある。
脂肪/健康なブタ肉の脂肪は白色あるいは乳白色。病死したブタ肉の脂肪は赤色、黄色あるいは緑色などに変色している。
肉/健康なブタの赤身は赤色あるいはピンク、光沢があり、液体が出ることはめったにない。病死したブタ肉の色は赤や紫になり、光沢がなく、上から押すと暗赤色の血が染み出てくる。
弾力性/健康なブタ肉は弾力性がある。病死したブタ肉は弾力性がない。
臭い/健康なブタ肉は異常な臭いがない。病死したブタ肉は血生臭く、腐った臭いがする。
リンパ/病死したブタ肉のリンパ腺は腫れていて大きい。
新快報の記事↓
http://epaper.xkb.com.cn/data/plateimg/20090108/20090108A06.jpg
【NNA1/9-病死の豚肉流通、飲食施設などに-広州】
病死したブタが食肉として、広州市の食肉販売店や屋台のほか、レストランや大衆食堂などに流通していた疑いがあることが分かった。警察は昨年末に8人を逮捕、問題の豚肉約2,000キロも確認した。同様の事件としては過去5年で最大規模という。
新快報の調査によると、問題のブタは同市から約100キロほど離れた村で解体され、一部はソーセージなどに加工されていたもよう。価格は通常の1頭当たり1,600~2,500元(約2万1,700~3万4,000円)に対し、わずか50~200元程度で、すでに1年以上にわたり取り引きされていたという。
広州やその周辺へ供給され、広州では海珠区などの冷凍倉庫に運ばれていた。豚肉とともに皮革も販売していたとみられ、食品をめぐる新たな問題として注目を集めている。8日付新快報が伝えた。