写真は龍血樹、樹脂から取れる赤い「シナバル」は止血剤や染料として、古くからローマ帝国や中国と交易品として珍重されている/看中国2009/4/10より
http://www.secretchina.com/news/287911.html
他にもたくさんの写真あり
写真はキュウリの木、Cucumber tree、ちなみにJapanese Cucumber treeは「ホウノキ」
写真は壜の形をボトルツリー
インド洋のガラパゴスと呼ばれるソコトラ島はゴンドアナ大陸から分離したとされ、アラビア半島とは別の生態系を持っている。島の大きさは長さ137km、幅40km、面積は3576平方km、人口12000人と記事に書かれている。(ウィキペディアでは42842人<2004年>)
住んでいるのはアラブ人だが、現代アラビア語とは全く異なる古語『ソコトリ語』を話す。『ソコトリ語』には文字がなく、そのルーツは古代の南アラビアで話されていたマフリ語にあると考えられているようだ。ちなみに、ソコトリ語で夕食は「タダイマ」、日本人には大変分かりやすい。
多くの島民は自給自足で暮らしているが、1999年に空港開通とともに外国人の訪問が解禁され、2008年8月には世界遺産に登録、観光客も増えている。
温暖化で龍血樹が枯れると言われているが、果たしてどうなのだろうか?龍血樹から作る「シナバル」を採りすぎて枯れてしまうのではないか?島の自然の最大の敵は人間なのではないか?
確かガラパゴス島でも人口が増え、観光の為に島の自然が破壊され、ガラパゴスの貴重な動植物が危機に瀕していると聞く。ソコトラ島も同じ運命をたどるのだろうか?島の北側のHadibohで海底油田を探査していると記事に書かれている。
中国では既に目を付けているのか?古くは血をそして現代では油を搾り取る。
ソコトラ島の地図と衛星写真↓
http://www.socotraguide.com/tourist_map.html
龍血樹が血のような樹液を出す映像↓
おまけ、まるでオットセイのようなボトルツリー、アララ落書きが・・・。
写真はmishmishさんのイエメン写真ブログより
http://yemen.way-nifty.com/blog/cat20130564/index.html
島の貴重な写真がいっぱい掲載されている。
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