写真はハングルの教科書を手に持つ先生だが、何か変だぞ、どうやって本を持っている?手品か?/ハンギョレ英語版2009/8/6より
http://english.hani.co.kr/arti/english_edition/e_international/369998.html
この写真を合成したのは、ハングルで教えていることを分かりやすくする為にしたのであろうが、この合成写真のおかげでハングル採用も疑わしい・・・。
ハングルは世宗大王が、読み書きのできない人の為に作った表音文字である。口の形を模したもので大変分かりやすい記号でもある。ただ、これは朝鮮語を文字化したものであって、チアチア語の発音に適しているのかは、筆者には分からない。
ちなみに、1・2・3はハナ・ツゥル・セではなく、1「디세・ディセ」、2「루아・ルア」、3「톨루・トル」、4「파아・パア」、5「리마・リマ」、6「노오・ノオ」、7「피쿠・ピグ」、8「왈루・ワル」、9「시우아・シウア」、10「옴풀루・オンプルウ」とハングル表記を読むとこんな発音となる。
あくまでも、チアチア語を表記するためだけにハングルを使うので、韓国人には何のことやらさっぱり分からないだろう。意味不明のハングルの綴りが街中に氾濫するのを韓国人は喜ぶのだろうか?
http://en.wikipedia.org/wiki/Butonese
ハングルはあっても、李氏朝鮮では漢文で読み書きしていたのではないの?ハングルを学校で教えたのは日本だよ。反日はいい加減にしてほしい。
インドネシアのブトン島もイスラムなので、アラビア語も学ぶ機会はあるのだろうに、また、パソコンも普及すれば、いやでもアルファベットに接する機会も増える。何ゆえのハングルなのか理解に苦しむ。表音文字としては最適だったのか?それとも、チアチア族のリーダーが韓国ドラマにでもはまったのか?
先日、ハングルで友人にメールを送り、「冷たい梨」を「찬배」と表記したが、どうやら同じ音で「蹴った腹」となり、前後の文脈を掴まないと分からないのだ。日本語の「冷たい梨」は「冷たい梨」以外の意味は持たない。日本語の表意文字と表音文字の組み合わせがやっぱり一番素晴らしいなぁ。
ありがとう、語先祖様!
仁川空港にて
チアチア族「何だ?何が書いてあるのか分からないぞ」
ブトン空港にて
韓国人「何だ?何が書いてあるのか分からないぞ」
【東京新聞8/7-公用語にハングル採用 インドネシアの少数民族】
【ソウル=福田要】韓国の通信社・聯合ニュースは六日、文字を持たないインドネシアの少数民族が韓国の公用文字ハングルを公式の文字として採用し、本格的な教育が始まったと伝えた。朝鮮半島以外でハングルが公式採用されるのは異例という。
採用したのはインドネシアのブトン島に住む人口約六万人のチアチア族。固有語のチアチア語には文字がなく、言語を失う危機にあったため、ハングルの国際的普及を目指す民間団体「訓民正音学会」関係者らが同島のバウバウ市当局を訪問し採用を提案。昨年七月にハングル普及の覚書を締結した。
同学会はハングルで記したチアチア語の教科書も作成し提供。今年七月から児童四十人を対象に週四時間の授業が始まった。地域の表示板にローマ字とハングルを併記する案も検討されている。
同学会は二〇〇七年に発足。以前に中国やタイなどの少数民族にハングルを普及させる試みも行ったが、成功しなかったという。
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