2009年10月アーカイブ

写真は工業廃水で変色した浍河/博訊2009/10/9より

http://news.boxun.com/news/gb/china/2009/10/200910092025.shtml

写真は流されてきた６匹の死んだ豚

写真は汚染された田畑

家庭用のごみも汚染に加担

汚染源の新絳県汾河製紙工場、ここに載せた５枚の写真以外に１１枚の写真あり、中に麦わらの写真があり、同工場でストローパルプが作られていることを示している。中国のストローパルプ工場は製紙工場の中でも特に汚染がひどく問題視されている。

【山西省運城市】１０月８日、人民網の掲示板に汾河の支流・浍河の汚染写真が載せられた。

真っ黒だったり、真っ赤に変色したものではないが、窒息するくらい酷い臭いを放っていると書かれている。

山西省は環境汚染が深刻であり、障害児の出生率が世界一の中国の中でも一番高い。山西省では新生児１万人につき約１９０人の確率で障害児が生まれる。また約１０２人が神経系の障害を持つと言われている。この数値は全国平均のそれぞれ２倍と４倍だ。

問題となっている新絳県汾河製紙工場は１９９６年に創立、２０００年には４００万元≒を投資して汚水処理場を作り、２００１年には４５０万元≒をかけて汚水処理場に生化学処理技術を導入したとされている。２００３／１１には環境保護局の派遣した専門家たちの全員一致で環境検査に合格したともされている。

『(２００２年)運城市はパート別責任請負監督管理目標責任制を制定し、汚染企業への監督・管理に力を入れた(日中友好環境保全センターより)』とあるが、これ以降は監督・管理したものが違うものに変ってしまったのだろう。

http://www.zhb.gov.cn/japan/CNE/CNE06_04_53.htm

今回の人民網の掲示板に載せられた汚染写真により、運城市の幹部や環境保護局は大わらわ、直ちに新絳県汾河製紙工場は閉鎖、操業停止処置がなされた。

北京への直訴もできなくなり、役人と企業の慣れ合いは益々強くなるばかり、政府系メディアも当てにならず、こうしてネットに出すことが一番効くようだ。

写真は犬糞と交換される１００元≒２８１円の商品犬じゃなかった商品券/台視新聞動画2009/10/7より

http://www.ttv.com.tw/news/view/?i=09810074496202L

【台中市】台中市環境保護局は、犬糞1キロあたり、100台湾元の商品券と交換すると発表した。

実施は１０月１２日より年内いっぱいとし、１３万台湾元≒３６万５千円の予算を立てている。

商品券との交換条件として、

①  採取場所の写真と地名

②  犬糞本体

③  １日の上限は２キロで２００元とする

実に面白い試みであるが、開始される前からネットでは大騒ぎとなっている。

①  養殖場の犬糞が使われるのではないか？

②  水を入れて重さをごまかすのでは？

③  犬のものとは限らないのでは？

大陸的思考で考えれば、①②③はまず当たり前であり、そもそもこんな施策はありえない。

１３万台湾元の予算はいつ使い終わるのか？アッと言う間か？尚、ペットの犬糞を放置すれば、２００台湾元から６０００台湾元の罰金が存在するのだが・・・。

スターリンは殺人者か否か？

ハイ－52%、イイエ－44%、その他別回答－4%、不明－1%

http://www.newsland.ru/Polls/Detail/id/420903/cat/80/ 

10/9に行われているアンケートで現在も続行中 

母数が少ないのでこのアンケートで傾向値をつかむのは難しいが、意外なほどНет＝Ｎｏが多く驚いている。彼らは歴史を知らないのか？それとも・・・？

『スターリン秘録』齋藤勉氏著扶桑社文庫によると、スターリン時代の1923年より1953年の30年間に有罪判決を受けたロシア国民は４１００万人(1937年のソ連人口は1億6200万人)、スターリン時代を中心にした全ソ連粛清者の数は２５００万人。

つまり、ソ連の国民の四人に一人は有罪となり、１５％は粛清されたことになる。

スターリンは侍医までも粛清の対象にしており、最後の残った医師はスターリンの最後に接しても碌な治療もできなかったと同書に書かれている。

国民はプーチンに強いロシアを求めている結果がこの数字なのか？とすれば、北方領土に関してもНетとなる。ロシア国民は友愛外交など求めていないのを我が首相はお分かりか？？？彼らは侵略者だ。

村山談話を行動で示すと言うイカレタ外相もいるし、日本にもスターリンが必要か？

写真と記事は網易2009/10/4より

http://news.163.com/09/1004/10/5KP93T0N0001121M.html

中川氏の急死について、日本でも例の酔ったシーンを死亡ニュースに絡めていた局もあったが、世間の風を読んで、故人を悼む声が多くなってきた。あれほど悪意とも思えるほど繰り返し故人の醜態を晒したテレビ局も態度を変えている。死者に対する礼儀であろう。

しかし、中国では死者に対する文化の違いからか、敬意も思いやりもない。死者に鞭打つ文化なのだ。

上記の中国サイト「網易」では

「日本、酔っ払い失言で辞職した中川昭一財務大臣、死亡」

ＴＶニュースの映像には

「日本：「酔っ払い」大臣、自宅で突然死」

なんとも酷いものだ。

さて、中川氏の死因は、どうやら「アルコール性心筋症」で片付けてしまうらしい。日本酒を三合以上十年間飲むと誰でもなるらしい・・・。次は誰を？？？

本人が一番悔しい思いをしているだろう。残念でならない。

主犯はアルコールかどうか分からないが、マスコミは間違いなく共犯者である。

ご冥福をお祈りいたします

■唸声一言/中川昭一氏急死について

写真は中川氏の公式サイトより

http://www.nakagawa-shoichi.jp/

日本からまた一人真の保守政治家がいなくなった。実に嘆かわしい。中川氏のご冥福をお祈り申し上げます。

あの一服盛られた泥酔会見から気になっていたが、中川氏の死に不審な点はないのだろうか？遺体に目立った外傷は見当たらず、事件性はないとみられているとの報道を信じて良いものか？

自民党としても大切な人材であった筈だ。それが守れない？それとも守らなかったのか？

父一郎氏が自殺したのが26年前、昭一氏も自殺では如何にもおかしく、一郎氏の自殺まで遡って追求されかねない。それで今回は病死を選択したのか？

目に見えない脅威について、日本はもっと真剣に取り組まなくてもよいのか？

中川氏の死は誰へのメッセージであるのか？自身のブログ2009/9/14で「日本が危ない」と書かれているが、まさに日本の危機はそこまで来ているようだ。

http://www.nakagawa-shoichi.jp/talk/detail/20090914_497.html

■中国軍事パレード写真集(大判高画像89枚)

http://news.163.com/photonew/0UQ20001/6629.html

52枚目は東風31A、産経にも大判写真があるが、産経は上部の飛行隊をカットしている。

10年前↓(大判高画像30枚)

http://news.163.com/photonew/0G5V0001/6097.html

2枚目の写真に新旧交代の国家主席の姿

25年前↓(大判高画像40枚)

http://news.163.com/photonew/0G5V0001/6188.html

36枚目、女性兵士が足を振り上げて行進する重り付き訓練の様子

◇中国／水陸両用戦車(中国語)

http://news.backchina.com/2009/10/3/gb2312_58703.html

63A式と呼ばれる水陸両用戦車は台湾上陸用に開発された戦車である。陸上では時速75km、水上では時速28kmと従来の63式に比較して2.3倍のスピード。さらに新型のZBD-2000(ZBD-05)の水上スピードは25ノット(時速46km)と戦艦長門並み＜軍事パレード56枚目＞

また、空挺戦車ZBD-03＜軍事パレード49枚目＞は航空機からパラシュート降下(乗員は別パラシュート)で台湾へ上陸させる。降下中にパラシュートを狙えば、戦車は地上に激突し使用不能となる。

この兵器は防衛に必要なのではない。相手を制圧するための兵器である。台湾の次はどこか？友愛外交首相も軍事パレードを見ただろうか？

◇英国/3mの巨大アナゴ(英語)

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1217457/Pictured-The-whopping-10ft-conger-eel-makes-feeding-thousand-possible.html

体長3m体重45kgの巨大ハモが英国デボンの漁師により捕えられた。フィッシュ＆チップスにしたら20人前くらいはできそうだが、英国ではアナゴの人気はない。このconger種のアナゴは通常でも1mはある巨大なもの。

穴子の1本握り？鮨屋のカウンターを全部占領だ・・・。さて、激安回る寿司のアナゴは穴子でなく、ウミヘビ科のマルアナゴだそうだ。

◇中国/黄金月餅(中国語)

http://money.163.com/photoview/0HH40025/196_05.html

久々に現れた黄金月餅、金が50g使われているもので15900元≒21万3百円、あまり売れていない。何でも月餅にするのは飽きられてきた模様。翡翠月餅なんかもあるけど・・・

◇中国/60周年茅台酒、1本52000元≒68万78百円

http://gcontent.nddaily.com/2/d9/2d969e2cee8cfa07/Blog/cca/db7176.html

この限定版50年物茅台酒は60年を日にち換算した21916本製造され、それぞれに日付とナンバリングが施されている。48000元≒63万5千円で売り出されたのだが、現在では52000元が一般価格で、日付や番号によっては8万元や15万元にもなっている。こんな高い酒を誰が飲むのかと思うのだが、このバカ高い酒を買う金持ちの中国人は製造本数の数百倍はいるだろう。商売は確かに上手だ。

◇日本／八ツ場ダム、七割終わりは工事費のみ、ダム本体はまだ

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20091002/plt0910021202000-n1.htm

「本当にこのダムが必要なのか否かを、正確なデータをもとに冷静に判断すべき」とされた記事。何を今さらと思うが、八ツ場ダム・日航・モラトリアムを民主ではなく自民が同じことをしていたら、どうなのか？毎日、メディアの辞めろコールが行われるであろう。メディアが日本を間違った方向に導き、民主が日本の心臓に杭を打つ。民主の自助作用は働くのか？

◇日本/セブンイレブンで実名・写真入りで謝罪文がネットで大騒ぎに

http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20091001/dms0910011151000-n1.htm

レシート不要の客にレシートを渡したために客が怒った？なんとも妙な話だが、謝罪文の掲示は客の要望だと店の店長が語った。根の深い問題があるのか？単なるモンスターユーザーなのか？こうして晒しものにするのはどこの国の文化？？？日本が経済的貧民になるとこうしたことが増えてくるかもしれない。そうしないためにはどうしたらよいか。国民はよく考えねばならない。既に間違った選択をしていないのか・・・。

謝罪文の写真↓

http://image.blog.livedoor.jp/dqnplus/imgs/9/3/930c9d88.jpg

◇メキシコ映像／頭を狙撃された犯人(英語)

http://theync.com/media.php?name=11896-snipers-in-mexico-city-dont-miss-either

時期は不明、人質を取った犯人が警察の狙撃手より頭を撃ち抜かれる。たぶん、即死であろう。ギョッとする映像なのだが、何故か犯人のかつらも飛び去り残酷なユーモアに・・・？

■面白写真／仏なし(英語)

http://www.toxel.com/inspiration/2009/09/26/buddha-shaped-pears-from-china/

フランス梨じゃなく、中国のほとけ梨、梨を生育過程でプラスチックの型に嵌めてしまうもので、1個5元≒66円。この梨はたぶん鴨梨(ヤーリー)と呼ばれる種類の梨で中国での市場価格は1.5元から2元くらい/kgだから、仏梨はかなり高い。しかし、ありがたく仏梨を頂戴するから5元でも高くないか？でも共産主義国に仏教は？だから仏なしか・・・。

◆今週のシメの音楽

Chopin Ballade No. 1/Zimerman

http://www.youtube.com/watch?v=RR7eUSFsn28&feature=related

自分でピアノも作ってしまうほどピアノへのこだわりがある。10/27文化会館、ラフマニノフ交響曲第二番等S席2万円と結構いいお値段だ。

http://www.tomin-gekijo.or.jp/ongaku_sub/2009b-sub.html#0911

写真は昭和七年外務省宛ての「時局及排日ポスター写真帳/満州日報社発行」/アジア歴史資料センターより、満州で日本商品を扱ったとして「奸商＝悪徳商人」の三角帽子を被されて晒しものにされる支那人・欧陽賀さん、当然ながら陰湿な反日行為である。<リファレンスコードB02030334900>

http://www.jacar.go.jp/

略称でアジ歴には国立公文書館、外務省外交史料館、防衛省防衛研究所図書館が保管するアジア歴史資料(明治期より第二次世界大戦終結まで)、デジタル化されたものを公開、2009年9月末時点で1920万画像と言う莫大なデータを提供している。平成24年までに3000万画像を収録予定である。

当初はキーワード検索＆期間検索しかできなかったが、今では階層別検索ができるようになっていてとても便利だ。

例えば、外務省>>>調書>>>情報局>>>(最後)コム・インターンの世界赤化工作(レファレンスコードB02130967500)>>>画像閲覧>>>左下次のページをクリックすると

『本調書ハ當部ノ出版ニ係ルモノナル處諸般ノ事情ヨリ殊更出所ヲ明ラカニセサリシ次第ニ付、右取扱上御注意相成度外務省情報部

一、「世界革命の参謀本部」と称せられるコム・インターンが創設せられたのは～』

同じく、外務省>>>調書>>>興亜局>>>第二 中華民国傭聘欧米人人名録>>>画像閲覧すると>>>左下次のページをクリックすると

『Prof.W.Schermerliorn 蘭国 国民政府名誉顧問 航空建設 Delft工藝大学教授(Delft工科大？)』

キリがないので、どうぞお試しを！

キーワードは当該文書の頭300文字を対象としているが、「正露丸」では出てこない。賢明な読者にはお分かりであろう「征露丸」じゃないと出てこない。５件ヒットする筈だ。

ココはデータの宝庫、英語・中国語・韓国語でも案内がされている。当然ながら、画像データは翻訳されていないので念のため。

こんな宝の山でも一日のアクセスが２０００件くらいと言うので、寂しい限りだ。

村山談話から作られた同センター、動機は不純、しかも南京での非戦闘員殺害や略奪などと「公文書による日米交渉」に書かれているが、そんな資料は見当たらない。じっくりと見れば見るほど当時の様子がよく分かる。支那のプロパガンダや工作員の動きをつかむことができる。

上記はＢＢＣ中国語版｢《錦州晩報》”法輪功の写真により停刊、建て直し” 香港の《明報》の報道によると、《錦州晩報》の一面の写真に”不適切”な文字があり、これにより暫く発刊を停止し、関係部門も含めて建て直しを行うとしている｣/BBC2009/9/30より

http://www.bbc.co.uk/zhongwen/simp/china/2009/09/090930_china_jinzhoupress_vic.shtml

写真は問題の新聞とその拡大部分、「天灭中共、三退平安」と書かれている。この普通は気がつかないような法輪功の標語がたまたま柵に書かれていたために、錦州晩報は停刊と相成った/大紀元日本2009/10/1より、ある中国のブロガーはこの新聞を1万元で買うと言う。

【大紀元日本10月1日】中国遼寧省政府機関紙「錦州晩報」の27日付一面トップの写真に、共産党関連組織からの離脱を呼びかけるスローガンが映っていた。同ニュースは、海外中国語メディアに報道された後、注目を集めた。28日、「錦州晩報」は当局から「広告法違反」の理由で停刊を命じられ、27日に発行された新聞も現在回収中。

続きはhttp://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/html/d29826.html

(海外中国語メディアは前述のＢＢＣである)

現在、中国は国慶節一色と言っても良いだろう。その一番の目玉が軍事パレード、まさに中国共産党の軍隊を国内外に見せ付けるための一大パフォーマンスなのである。その共産党に対する悪口が国慶節に賑わう街の光景に現れたのだから、大変だ。

「天滅中共、三退平安」とは「天が中共を滅する。中国共産党、共産党青年団、少年先鋒隊から脱退すれば、安全だ」との反共産キャンペーンの標語である。

停刊の理由が「広告法違反」と言うのも笑える。新聞社のお偉いさんが飛ばされるのだろう。現在は同新聞のサイトも閉じられていて見ることはできない。中国国内のサイトではこの件に関する一切がクローズされている。海外サイトのみでこうして写真を見ることができる。

コチラは中国語版の大紀元

http://www.dajiyuan.com/gb/9/9/30/n2673096.htm

ちなみに中国語版の大紀元のサイトによると共産党離党表明者数は６１２２万人(2009/10/1現在)となっている。中国の共産党員数は２００８年末時点で７５９３万人なので、この数が正しければ、約八割が離党を表明していることになる。

ちょっと無理がないのかなぁ？このままで行くといつか７５９３万人を超えてしまうかも？？？

以下は２０元札に印字されたもの。「天罰のあたる共産党、九評(共産党に対する九つの論評)を見れば平和が訪れる」

写真は同大紀元のサイトより