写真は台湾民主共産党の政党証書、成立期日は10/1、第157号/BackChina2009/11/9より
http://news.backchina.com/2009/11/9/gb2312_63359.html
「台湾民主共産党」の総書記に就任するのは、陳水扁前総統のいとこ陳天福氏(52)、同氏は本年3月にも「中華民国共産党」を設立し総書記に就任しているが、実権を得られず、9/26に辞任している。
「中華民国共産党」の党旗には中華人民共和国の「五星旗」を使うなど、大変分かりやすいメッセンジャーである。今回の「台湾民主共産党」の党旗は「中共」の党旗「鎌と槌」を台湾に被すデザインで、これまた分かりやすい。以下が台湾民主共産党の党旗
陳天福氏は台湾には革命が必要であり、自分が両岸を統一するのだと語る。同党の設立日も10/1と中国の国慶節と合わせる念の入れ方だ。
「民主」と付けたことでソフトムードを醸し出しているのかもしれないが、陳天福氏は向こう側の人間であり、台湾にとっては中共の代理人にすぎない。
我が国にも「民主」の名前の付いた政権政党があるが、他国の代理人でないことを願うのみである。選挙民はくれぐれも名前でごまかされてはならない。
写真は10/1の台湾民主共産党の成立大会で挨拶をする陳天福氏
台湾民主共産党は157番目の政党であり、台湾には「共産」と付く政党が三党ある。「台湾共産党」「中華民国共産党」「台湾民主共産党」、いずれも政治力はさしてない。
共産党に関しては、人民団体法第2条の「人民団体の組織及び活動は共産主義あるいは国土分裂を主張してはならない」との規定があり、数回にわたって内政部から登記案が却下された。しかし司法院の憲法解釈で、人民団体法のこの規定が憲法で保障している結社と言論の自由に合致しないと判断されたため、政党として登記されることになった。
同人民団体法では、政党は発起人が二十歳を超えており、三十名以上集まれば成立可能だ。
台湾政党一覧、156政党 2009/10/23現在
http://www.moi.gov.tw/files/civil_law2_file/981023政黨名冊156個-網路版.doc
人民団体法↓全文(繁体字)
http://law.moj.gov.tw/Scripts/newsdetail.asp?no=1D0050091
台湾にジワリジワリと中共が入り込んでくる。このままでは台湾が反日国に変ってしまう。
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