写真は逮捕された時のもの、犯行から3時間後に逮捕されている/ハンク・スキナー・サイトより
http://www.hankskinner.org/hs/hs.php?lang=en&site=denied
酔っ払っているか、眠りから覚めないのか?この写真からは分からないが、このだらしのない様子は、顔を隠しているようには見えない。
以下の写真はハンク・スキナー死刑囚のファイル
http://www.tdcj.state.tx.us/statistics/deathrow/drowlist/skinner.jpg
ハンク・スキナー死刑囚(当時31)は同棲していた女性Twila Busbyさん(41)と彼女の息子Randy Busbyさん(20)とElwin Calerさん(22)を殺害し、死刑判決を受け、3/24、まさに薬殺刑執行の1時間前にDNA鑑定をするか否かで死刑が停止された。
事件は1993/12/31の大晦日に起きた。その日、ハンクは15時半に帰宅し、ウォッカとザナックス(薬物)を飲み、眠ってしまう。彼女が出かける時にも起こしたが起きない。ザナックスとアルコールを併用すると昏睡状態に陥ることもある。
彼女が23時頃、帰ってくると息子(20)がベッドで包丁で刺し殺されているのを発見する。その後、彼女も絞殺され、頭を木の斧の柄で何回も殴られている。もう一人の息子(22)も刺されていたが、隣の家の庭まで逃げて、そこで絶命する。
ハンクは一貫して無実を訴えているが、一度としてDNA鑑定が行われることがなかった。ハンクには暴行と車窃盗の前科がある。
さて、DNA鑑定がどうなるのか?もし、真犯人がいるとすれば、三人を殺し、さらに犯行を重ねているかもしれない。警察の捜査に先入観がなかったのか?色々と議論を呼びそうである。
【IZA3/25-執行1時間前に死刑を一時停止に 米テキサス州】
米連邦最高裁は24日、1993年に米テキサス州で交際相手ら3人を殺害したとされるハンク・スキナー死刑囚(47)について、同日予定されていた刑執行を一時的に停止した。米メディアによると、DNA鑑定が必要かどうかを判断するためで、停止が決まったのは執行の約1時間前だった。
スキナー死刑囚は無実を主張しており「ほっとしている。DNA鑑定をすれば、無実が証明される」と語った。弁護人は検察を相手にした民事訴訟でのDNA鑑定実現を求めている。
米非営利団体の死刑情報センターによると、テキサス州は死刑執行が多く、昨年は全米で最も多い24人に、今年も既に4人に死刑が執行されている。(共同)
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