写真上はムバラク大統領の次男のガマル氏(46)/ビデオ・グーグルより
http://video.google.com/videoplay?docid=-2787195587341178324#
写真下は元IAEA事務局長のエルパラダイ氏(67)/YoyuTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=mfgR7l3rFxs
ドイツで胆のうの手術をするムバラク大統領、胆のう摘出手術自体は難しいものでもなく、本人にも負担の少ない腹腔鏡で行われるので心配はないと思われる。但し、そんな手術ならば、カイロでもできるのではないかとの疑問も湧いてくる。
2011年に大統領選があるが、1981/10のサダト大統領暗殺から28年間続いたムバラク政権もそろそろ潮時、次期大統領候補として、ムバラク大統領の次男のガマル氏と前IAEA事務局長のエルバラダイ氏が競うことになろう。
ノーベル平和賞を受賞しているカイロ生まれのエルバラダイ氏の知名度も高く有力であるが、政府系新聞では「エジプトから長く離れているエルバラダイ氏にエジプトは分からない」と非難をしている。
エルバラダイ氏が大統領選に出馬するには、一定数の議員の推薦が必要でそれができなければ、憲法改正も必要となる。また、政府から逮捕監禁される可能性も捨てきれない。
一方、ガマル氏の知名度は高くなく、また軍人でもないガマル氏は父親の地盤を受け継げるか問題もある。大統領の息子が大統領になる「ファラオの息子」との批判も多い。
さて、どうなるのか?それぞれの国の思惑もあろう。我が国ではどう考えているのか?バカ首相と独裁者は、「何も考えていない」これが正解か・・・。
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