写真はシガツェから48kmにある「シガツェ和平空港」/グーグルマップより
48kmは少し遠いが、京葉道路「船橋-成田空港間」が48km、でもこの48kmは自動車ですっ飛ばせば、すぐに着く。このグーグルマップを拡大して道路を見てもほとんど自動車が走っていない。
インド紙を引用して中国紙が書いているのだが、肝心要のことが書かれていない。何故、この空港を拡張するのか、その理由として、『中共の選んだパンチェン・ラマがシガツェのタシルンポ寺におり、反ダライ・ラマキャンペーンの一つとして、このシガツェ平和空港を拡張させるのだ』と書かれている。
引用元のインド紙↓
【THE TIMES OF INDIA 4/11-China builds 'Peace' airport next to Mount Everest】
シガツェ平和空港(英名:Xigaze Peace Airport)は、1968年に中共国務院により、チベット第二空港として建設された。今回はその空港の拡張(1956m滑走路を新設)であり、年間23万人と1150トンの貨物輸送を予定している。年間離発着数は2580回、一日あたり7便の離発着となる。
以前、天候の変化がはげしいために、チベット高原は国際航空界より「飛行禁止区域」に指定されていたが、1965年以来、6万機以上がチベットに離発着をし、延べ900万人を運んでいる。
シガツェ平和空港は標高3782メートルだが、2010年7月にオープンするチベットの阿里昆莎空港は標高4227メートルである。書いているだけで、酸欠するーーー!
http://xz.people.com.cn/GB/139201/11324986.html
『和平』とか『和階』とか政治的言葉でごまかしているなぁ。
以下の中国サイトで「シガツェ和平空港」の完成予想図と定礎式の様子をみることができる
【中国宁波网4/12-印媒称中国将在珠峰建最高机场 耗资7170万美元】
http://news.cnnb.com.cn/system/2010/04/12/006485379.shtml
【IZA4/13-エベレスト近くに空港を建設 10月完成と中国紙】
中国紙、環球時報のウェブサイト「環球網」は12日、中国が世界最高峰エベレスト(中国名チョモランマ、8848メートル)のふもとの標高3782メートル付近に観光客向けの空港を建設中だと報じた。
インド紙の報道を引用する形で伝えた。空港はチベット自治区第2の都市シガツェに位置し、4億8千万元(約65億円)を投入して昨年4月に着工し、今年10月に完成予定としている。
中国は2020年までにチベット自治区に計60の空港を建設し、経済発展を加速させるという。(共同)
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