上記表は「2008年版、世界の武器製造企業上位100社」リスト/ストックホルム国際平和研究所サイトより、上位10位まで、100位までは↓
http://www.sipri.org/research/armaments/production/Top100/data
1位は昨年2位のBAEシステムズ(英国)、6位のBAEシステムズインク(米国)は子会社で両社を合わせれば、ダントツである。BAEシステムズは1999年、ブリティッシュ・エアロスペースとマルコーニ・エレクトロニック・システムズの合併によって設立された。
今回1位となったのは、米国国防総省への売り上げが増した為で、米国国防総省の契約高ではNo4でTOP10に入った非米国企業はBAEシステムズだけである。しかし、100位までに米国企業は47社と圧倒的な強さを誇る。
アジアでは、24位三菱重工(日本)、44位Hindustan Aeronautics(インド)、52位三菱電機(日本)、53位川崎重工(日本)、54位Indian Ordnance Factories(インド)、56位ST Engineering(シンガポール)、61位Samsung(韓国)、63位NEC(日本)、65位Bharat Electronics(インド)、73位LIG Nex1(韓国)、75位Samsung Techwin(韓国)、本来であれば、この中に数社は中国企業が入ってくるが、正確なデータなく除外されている。
その他、100位の中に、フランス企業が10社、イタリア企業が9社入っている。
サミットが閉幕した。核なき世界で武器が増える・・・?笑うのは、誰・・・?
【IZA4/13-英BAEが武器販売世界一 米企業以外では初】
スウェーデンのシンクタンク、ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は12日、2008年の「中国を除く世界の武器製造企業上位100社」を発表し、英航空防衛機器大手BAEシステムズが米企業以外で初の首位になったと発表した。同社の売上高は324億2千万ドル(約3兆円)。
2位は米ロッキード・マーチン、3位は米ボーイング。日本企業は三菱重工業の24位を最高に4社が100位内に入った。
100社の売り上げの合計は07年の約1割増の3850億ドルで、経済協力開発機構(OECD)加盟約30国の開発援助合計額の3倍以上に達した。
売上高は軍事車両など純粋な武器以外も含む。中国は「十分に正確なデータがない」ことなどを理由に除外されたが、SIPRIは「中国の数社は100位内に入るほど大きい」としている。
BAEの武器販売先の中心は米国。米軍がイラクやアフガニスタンで使う地雷や待ち伏せ攻撃に耐えうる車両の売り上げが増加したため、前年の2位から首位になった。(共同)
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