写真はジオスのサイトより、「英会話を賢くお得に学ぶなら、4月のキャンペーン」が空しい
英会話の(株)ジオス(資本金4億9000万円、渋谷区渋谷1-14-9、登記面=品川区大崎1-6-4、代表楠恒男氏、従業員950名)は、4/20、東京地裁へ取締役および従業員による準自己破産を申請し、同日保全命令を受け、21日に同社より発表された。
2007/10に業界トップのNOVAが破綻、同社もその後売上を落としていった。
ある生徒は「ジオス側から何の連絡もなく、寝耳に水。10年間通ってきて、社員も『うちの経営は大丈夫』と言っていたから信用していた。年末までの受講料13万円を払ってしまった」と嘆く。
だが、同社の信用は収縮しており、調査会社によれば、2008/10には信用不安も出ていたようだ。その後、現在までいい話はなく、ずっと信用不安が続いていた。特に今年の1/29、同社がオーストラリアで展開していた9法人が資金繰りの悪化から閉校しており、かなり危うい状態となっていた。
『うちの経営は大丈夫』と言っていた社員がいつの時点の話なのか気になる。いずれにしても、4月度の新規スタート時期に授業料を払い込ませてから破産するのは汚いやり方だ。一番金のある時期を狙って破産申請したのは、同社の役員・従業員で給与のことを考えると止むを得ないのか?でも、やっぱり汚い・・・。
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