写真は4/29に起きた泰興中心幼稚園の被害園児、比較的軽い傷だと言うが・・・/BackChinaより
http://news.backchina.com/2010/5/1/gb2312_87217.html
4月29日、江蘇省泰州市の泰興中心幼稚園に男が乱入し、園児ら32名を刃物で切り付けた事件の被害園児達は病院で口々に「殺人犯が来た!」「私たちの幼稚園に殺人犯がいる!」「おじさん、おじさん、痛いよォ」と泣き叫んでいることが分かった。
同病院に英国記者がTV取材に来たが警備員に追い出されている。この記事を書いた中国人記者は被害児の家族の了解を取って取材した。
一クラス31名の教室で29名の園児が刃渡り20cmもの刃物で20分近く傷つけられた。数か所の刀傷や8針も縫った子供もいる。この写真の少女は比較的軽い傷だと言う。
2名の園児がケガもなく助けられたが、二人とも表情がなく、「殺人犯が来た!」「私たちの幼稚園に殺人犯がいる!」とずっと口の中でしゃべっている。深刻な後遺症を残すかもしれない。
幼児期のトラウマは一生つきまとう。写真のかわいい少女の精神にも深く刻み込まれている。他人の精神を破壊するのは、命を奪うこと以上に残忍な犯罪である。死刑は当然だが、犯人自身が、どうせ死を望んでいるので、死刑で簡単に殺してしまうのが妥当なのかどうか、考えさせられる。
コメントする