写真は遺体の捨てられていた通気孔/YouTubeより、このアナウンサー太っているのは仕方ないけど、ネクタイのシミ?はアウトだな
http://www.youtube.com/watch?v=PGja4K5V12Q
メキシコの麻薬戦争で殺された人々を次々に投げ込んでいた通気孔と考えると実に寒くなるが、こちらの日中の気温は30度を超える。想像しただけでも凄い臭いがしてくる。救助隊長は「The smell was intolerable」と言う。Intolerableは耐え難い・我慢できないの意味。
遺体は半年から1ヶ月前に遺棄されたもので、白骨化しているものやミイラ化しているものも在ると言う。ほとんどの遺体の身元は分からないが、最近誘拐された刑務所長のDaniel Bravo Mota氏の遺体もあったと伝えている。
この三年で麻薬絡みの殺人は約23000人とすさまじい。麻薬を吸おうと吸うまいとメキシコは麻薬に確実に侵されている。原油汚染も酷いが麻薬汚染も酷くなる一方だ。
麻薬組織同士の殺し合いなら自業自得だが、弁護士や警察関係者・判事や証人、刑務所関係者などへの報復殺人も常態化しているので、特殊部隊を動員して射殺ありきで対応しないとこのメキシコの恥部は拭えない。
【IZA6/8-鉱山の通気孔に55人の遺体 麻薬組織が殺害か メキシコ】
メキシコ南部ゲレロ州タスコ近郊の鉱山の通気孔で、7日までに55人の遺体が見つかり、麻薬密売組織が殺害した人たちの遺体を遺棄した“集団墓地”とみられている。スペイン通信が伝えた。
身元が確認されたのは6人だけで、地元矯正当局の幹部らが含まれているという。捜査当局はDNA鑑定などで残る遺体の身元の確認作業をしている。
遺体は5月末以降に発見された。捜査当局は別の鉱山も調べる方針。(共同)
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