写真は西安秦嶺野生動物園のトラ/新浪動画ニュースより
http://video.sina.com.cn/p/news/c/v/2010-06-14/145161032177.html
写真は西安秦嶺野生動物園の入口
写真はトラ解放区への見学バス、通常はこのバスで解放区へ入る
【陝西省西安市】6月13日午後1時20分、西安秦嶺野生動物園のトラ解放区に入った合陽県の親子がトラに噛まれた。トラの発情期でもあり、同日5匹いたトラは攻撃的になっており、父親(45)は雄の東北虎に首を噛まれて出血多量で死亡、大学受験の終わった息子(17)は足を引っかかれ軽傷。
同動物園には50匹のトラがおり、放し飼いになっている解放区には、危険なため飼育員も入らないと言う。
解放区には檻のついたバス(三番目の写真)で見学をする。記事には見学チケットを持っていなかったとか、くだらないことに拘っているが、解放区の境界には、二つの門と3.6mの鉄柵がある。二人がそれをよじ登ったとは考えられないので、たぶん、鍵が開いていたのだろう。
見学バスに付いていくとそのまま中に入れてしまい、トラに襲われてから、とんでもないところに入ってしまったと息子は言っている。
管理者側のミスであり、いままでよく何もなかったものだ。
以下の搜狐網のゲートの写真を見ても何の警告文などない。
http://news.sohu.com/20100614/n272798216_1.shtml
大学受験が終わりホッとしてやって来た動物園での悲劇、親父が目の前でトラにかみ殺され、息子も数匹のトラに囲まれて、あわやと言うところで、見学バスに助けられた。このイメージは一生トラウマとなって残る。
どんなところに危険があってもおかしくない。褌の緩んだ国には危険がいっぱいだ。どうぞ、お気をつけて!
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