写真は台湾で歓迎される志願軍の捕虜/BackChinaより、大判高画質写真17枚
http://news.backchina.com/viewnews-101961-gb2312.html
6枚目から台湾での写真となる
1954年1月20日、14220名の中国人民志願軍の捕虜は青天白日旗を振り回して、「台湾に帰る」と大きな声で叫んで、板門店近くの連合国軍の捕虜収容所を離れ、台湾の軍艦に向かう。
これは朝鮮戦争に参加した中国人民志願軍の帰国の模様である。ほとんどが支那には戻らず、台湾へ帰っていった。この志願軍は国民党軍の「新1軍」と「新6軍」の60万の将兵で、満州決戦に参加しなかったために蒋介石から解雇されていた。毛沢東はこの60万の寝返り国民党軍を使い、北朝鮮に恩を売る一方で、米軍に始末させようと考えていたのである。
60万のうち、14220名しか残らなかったのだから、毛沢東の読みは当たっていた。また、全てが台湾へ帰るのであるから、後顧の憂いもない。まさに毛沢東は頭のいい人物だ。中国人民志願軍は78万人と言われているので大半が国民党軍である。
台湾では15枚目の写真にあるように、台湾当局は志願軍の捕虜を歓迎するように民衆を組織したとある。
なんでも利用できるものは利用する。このことを金日成も毛沢東から学んだことだろう。今の日本の政治家はこんな国の猛者と渡り合っていけるのか?引退首相がお隣に行っても屁の役にも立たない。国家感の無い政治家は日本には不要だ。
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