永遠の命を得るのではなく、永遠の晒しものとなるプラスティネーションは、ドイツのグンター・フォン・ハーゲンス博士によって作られた人体標本である。ドイツにも工場があるが、この大連で大量生産をしている。同死体加工工場の10枚の写真と唸声の適切なキャプションをご紹介しよう。
写真はBackChinaより、恐怖の死体加工工場と題された写真、人体標本を見る若い女性は恐怖か興味か?何、親戚に似てる?
http://news.backchina.com/viewnews-106023-gb2312.html
液体に浮かぶ二つの白い布に包まれたものが原材料である死体。液体は20%のホルマリン溶液、4週間この溶液に漬けこんだ後に解剖や輸送が可能になると言う。尚、記事によるとこの死体は献体としてドイツから輸入されたものだとしている。当然ながら、輸入数よりも出荷数が多いことになるが、そんなことは書かれていない。白人か黄色人種か、プラスティネーションには皮膚がないので分からない。ある意味では人種差別のない世界かも・・・
従業員は死体を解剖中、150平米の作業場に20の解剖台があり、ここでは腐りやすい脂肪等を取り除く作業をしている。一体に1500より2000時間をかけると言うが、そんなに時間をかけて腐らないの・・・。
従業員はコンピュータにて標本のデザインを設計中。この女性は表情がないが、コンピュータを扱う人体標本ではない。解剖後は脱水処理を行う。低温のアセトンに浸して脱水する。
従業員は全ての工程の後で冷凍状態の死体を3.5mm厚にスライスする。
スライスされた標本を整理する。健康な肺とタバコを吸った肺、正常な肝臓と脂肪肝などを分類していく。この女性は焼肉を食べられるだろうか?
スライス以外にも座っているポーズやサッカーする標本などメディア受けするポーズを作っている。ここでセックスをする死体も作られた。
注射針やスチール針や木などを使い細心に作業をする。筋肉も血管も傷つけないように慎重に!
まるで奇石でも磨くように頭蓋骨を研磨する老職人?
先生が学生に指導している。
純粋に医学用で使うのであれば、プラスティネーションも有用である。しかし、死体に変なポーズをさせて興味本位に展示するのは遺体への冒涜である。
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