▼唸声の気になる映像／香港カンフー反日映画「精武風雲・陳真」

精武风云 (陈真归来) 甄子丹超精彩的动作场面↓

http://v.youku.com/v_show/id_XMjExOTc1MDQ4.html

２分７秒からは出来の悪い玩具とＴシャツの宣伝

そんなにカンフーが強かったら、歴史は変わっていたのに・・・？

【IZA10/5-【外信コラム】上海余話：香港カンフー映画の「あの島」はどこ？】

　９月から中国各地で公開されている香港カンフーアクション映画「精武風雲・陳真」が新たな日中間の“火種”になっている。

　日中戦争が影を落とす上海で、反日分子を追いつめようとする日本の軍人を逆にたたきのめすというストーリーと、主人公の陳真が繰り出すカンフーの技が評判のこの映画。興行収入でトップを走るが、娯楽映画でもあり「反日だ」と目くじらを立てるほどでもない。

　だが、江蘇省南京の夕刊紙、揚子晩報が「日本での上映は阻止か」との見出しを掲げ、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件でこじれた感情を背景に、「日本の軍人による暴行シーンがある映画を日本市場は受け入れない」と書いた。

　香港での上映会では、主演のドニー・イェンさんが日本人歌手役のスー・チーさんに「あの島はわれわれのものだ」と、会場に駆けつけた女優の藤原紀香さんに対し日本語で伝えるよう命じる一幕もあった。

　イェンさんは地元メディアに「『あの島』はどこか？」と問われ、「映画と政治をごっちゃにしないでくれ」とケムに巻いたが、反日気分が日に日に高まるネットサイトでは、「陳真を釣魚島（尖閣諸島の中国語名）に常駐させろ！」といったイェンさん支持の書き込みが殺到。中国市場向けの宣伝効果は十分だった。（河崎真澄）