●唸声メモ/ノルウェー王妃にも両国の身障者にも砂をかける中共政府!

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写真は中止になった諾中ミュージカル「Some Sunny Night」のポスター↓「Some Sunny Night」サイトより

http://www.somesunnynight.com/docs/2010/2010.11.01-poster_2.jpg

チケットは1280元より120元までとなかなか高い。詳しくは↓

http://www.somesunnynight.com/

 

Some Sunny Night」は、1999年32歳の若さで肺の難病で亡くなったノルウェー人Ketil Moe氏と、飛行機事故で下半身不随となった中国人Mark Wang氏の友情を物語にしたミュージカル、この作品はKetil Moe氏の主治医の息子、Thomas Stanghelle氏により作られた。

 

ノルウェー人Ketil Moe氏は、嚢胞性線維症と言う難病をもって生まれ、肺移植も行い、ノルウェーのマラソンの女王「グレテ・ワイツ」とともにニューヨークシティマラソンを14回も完走した。最後の2回は両肺ともに移植をしてからの完走である。1999年のニューヨークシティマラソンの完走後、敗血症で亡くなった。32歳であった。この嚢胞性線維症の患者の寿命は長くて三十代までと聞く。

 

中国人Mark Wang氏は12歳の時に黄河での飛行機事故で脊髄損傷により両足が麻痺してしまう。5年間、中国で唯一つのリハビリセンターで過ごす。その後、ノルウェーのソニア王妃が北京をご訪問、Mark Wang氏に奨学金を与え、身障者の中国人として始めてノルディック・カレッジに招いた。

 

ノルウェーでMark Wang氏はKetil Moe氏と運命の出会いをする・・・。

 

こんないい話がノルウェーと中国の間にあり、身障者の問題にも言及する内容だ。単なる音楽劇ではない。これを中止する中共政府はノルウェーの王妃にも両国の身障者にも砂をかけることになる。政府高官の交流などどうでもいいが、こうした民間レベルの交流を中止、特に人権に関することだけに、ノルウェー市民の怒りを買うことになる。

 

まさに傲岸不遜な中共は世界から益々かけ離れていく。

 

Ketil Moe氏とMark Wang=王嘉鵬氏の姿は↓

http://www.somesunnynight.com/docs/2010/2010.11.01-poster.jpg

 

IZA10/14-中国、ノルウェーとの交流を相次ぎ中止 ノーベル賞授与への対抗措置】

 ノルウェー外務省は13日、来週予定されていた同国政府高官による中国訪問などの両国間交流が、中国側の要請で中止や延期になったと明らかにした。ロイター通信が伝えた。ノーベル賞委員会が中国の民主活動家、劉暁波氏にノーベル平和賞を授与することを決めたことへの対抗措置とみられる。

 

 中国は既に、ノルウェーの漁業・沿岸問題相との会合をキャンセルし、中国で開催される予定だったノルウェー人出演のミュージカルも中止にしている。

 

 今回中止されたのは、ノルウェー政府の幹部クラスの官僚17人が参加予定だった中国への約1週間の視察旅行など。中国の司法関係者によるノルウェー訪問が「緊急の公務」のため延期になったほか、中国の警察幹部のノルウェー訪問や、同国の社会政策を学ぶための中国からの代表団派遣も中止になった。(共同)

 

 

 

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唸声


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このページは、唸声が2010年10月14日 19:00に書いたブログ記事です。

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