写真はイスラエル旅行中に殺害されたクリスティン・ローガンさん(４０)/パトリック・ヘンリー大学のサイトより、ローガンさんは同大学で以前働いていた。と言うことはキリスト教福音派かな？
http://www.phc.edu/20101221_luken.php
以下は動画ニュース↓
米国人はキリスト教徒、ガイドのイスラエル人はユダヤ教徒、アラブ人はイスラム教徒？元はみんな一緒なのに！民族と宗教が複雑に絡み合う。
ローガンさんはパトリック・ヘンリー大学在職中(2007/10～2009/4)にイスラエルで英国のクリスチャン聖職者の奉仕活動をしていた。
【IZA1/16-≪海外事件簿≫イスラエルで米旅行者殺害、動機は「民族主義」？】
昨年１２月、イスラエルを旅行中の米国人女性が、アラブ系とみられる男２人に襲撃され殺害された。女性と一緒に襲われ、死んだふりをして難を逃れたイスラエル人女性ガイドはメディアに対し、襲撃当時の様子を生々しく語った。（カイロ 大内清）
事件があったのは昨年１２月１８日、エルサレム近郊の町ベイトシェメシュ近くの山林だった。
米国から観光でイスラエルを訪れていたクリスティン・ローガンさん＝当時（４０）＝と、ガイドのケイ・スーザン・ウィルソンさん（４６）はハイキング中、ルートから外れて一休みしていた。
「水を持っていたら分けてもらえませんか？」
女性たちの前を通りすがった男２人が、ヘブライ語で尋ねた。なまりなどから、アラブ系のようだった。
「何か変だ」。そう感じたウィルソンさんは、男たちをあしらって追い払い、ローガンさんに「早く戻った方がいい」と促した。下山途中、ウィルソンさんはポケットから護身用ナイフを取り出し握りしめていたという。
男たちは、ウィルソンさんがルートを確認するためローガンさんのそばを離れた一瞬を見計らうようにして、再び姿を現した。
物音を聞いて駆け戻ったウィルソンさんが見たのは、パン切りナイフのように刃がギザギザにとがった刃物を持った男たちだった。ローガンさんはすでに恐怖のあまり半狂乱になっていて、「静かにするように」というウィルソンさんの声は耳に届いていない。
「お金なら上げるから！全部持って行って！」
こう叫ぶローガンさんから男たちは財布などを奪い取り、そして突然、彼女をナイフで刺し始めた。男の１人は、ウィルソンさんの首からユダヤの象徴「ダビデの星」のネックレスをはずし、ちょうど星の部分があった胸のあたりなど十数カ所にナイフを突き立てた。
２人は両手を後ろに縛られ、猿ぐつわをかまされて寝転がされた。「刃は心臓には達していないと感じた。だから死んだふりをしたの」とウィルソンさんは振り返る。睡魔が襲ってきたが、「寝ては駄目だ」と気力を振り絞った。隣ではローガンさんの呼吸が徐々に浅くなっていくのが分かった。
しばらくしてウィルソンさんは立ち上がり、縛られたまま無我夢中で道路を目指した。男たちがまだ近くにいたのかどうかも判断できなかったという。駐車場までたどり着くと、そこにいた子供たちが警察を呼んでくれた。ウィルソンさんのシャツは血で真っ赤に染まっていた。
通報を受けた警察などによる捜索で、ローガンさんの遺体は翌日、襲撃現場から少し離れた草藪の中から見つかった。捜査を撹乱（かくらん）するため、男らが遺体を移動させたとみられる。
フランス通信（ＡＦＰ）などによると捜査当局は、男らがアラブ系とみられることや、面識のない相手に対して執拗（しつよう）に何度も刺している点に注目。「民族主義的な動機」（捜査幹部）からローガンさんたちを襲撃した可能性が高いとみて捜査を進めている。
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