写真上は平然とした顔で審判を受ける化学者である被告李天楽(40、Tianle Li)、下は毒殺された夫の王暁業氏(39、Xiaoye Wang)と背景は住まい、李は北京大卒で王は清華大卒のエリート/BackChinaより、グリーンのシャツは囚人服
http://news.backchina.com/viewnews-126547-gb2312.html
【ニュージャージー州モンロータウンシップ】2月9日、妻が夫をタリウムで毒殺したとして、ニューブラウンズウイック高等裁判所で審判が始まった。
タリウムと言えば、KGBの毒殺で有名となったが、被告の李は製薬会社のブリストル-マイヤーズ・スクイブに10年間勤務しており、会社に数回に渡り、放射性タリウムを申請していた。どうやら、昨年の12月と今年の1月に放射性タリウムを盛った模様。
王氏は風邪でもひいたのかと1月14日にプリンストン大学病院で検査をし、12日間治療を行うも良くならず、26日に死亡した。プリンストン大学病院の看護婦が90年代の中国でのタリウム中毒殺人事件を思い出し、医者に進言、あらためて検査をしたところ25日、タリウムが検出され、警察へ連絡をした。
2日後に妻の李が夫毒殺の疑いで逮捕された。この夫婦は喧嘩が絶えず、エリートでありながらも、近所に聞こえるような声で怒鳴りあっていたとの証言もある。婦人の声の方が鋭かったと書かれているので、きっと甲高い声で喚いていたのであろう。この写真からは想像もつかない。
二人は離婚手続きの最終段階にあり、二人の2歳になる息子の養育費などを王氏が支払うことで話がまとまっていたため、妻には殺す動機はないと弁護士は話している。
同日、415万ドル≒3億43百万円で保釈が決まった。こんな金は一体、どこから出てくるのだろうか?中国の実家か?それとも産業スパイ???
2歳の息子は養護施設へ引き取られた。間違いなく頭はいいだろう。但し、毒殺の遺伝子付きだ。
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