写真上は盲目の弁護士陳光誠氏(40)、中は自宅を監視する公安当局者、下は陳光誠氏の妻/BBC中文動画ニュースより
http://www.bbc.co.uk/zhongwen/simp/multimedia/2011/02/110210_vid_chen_guangcheng_new.shtml
【IZA2/11-盲目の人権活動家に暴行か 肉声公開後に中国公安当局】
英BBC放送(電子版)は11日までに、中国当局に軟禁されている山東省の盲目の人権活動家、陳光誠氏の映像と肉声がネット上で公開された後、同氏と妻が中国の公安当局者から暴行を受けたと伝えた。映像を公開した在米人権団体「対華援助協会」の話としている。
BBC放送などによると、陳氏は交通秩序かく乱罪などで服役し昨年9月に刑期を終え出所したが、中国当局は陳氏を自宅に軟禁。同団体が最近の陳氏の映像を入手し、ネットで公開した後の8日、地元の公安当局者が陳氏夫妻に暴行を加えた。夫妻は負傷したが、詳細なけがの程度は不明。
陳氏は山東省の地元当局が多くの女性に不妊手術や中絶を強制したと告発した後、2006年公安当局に拘束され、同罪で懲役4年余りの判決を受けた。(共同)
盲目の弁護士陳光誠氏は、幼くして病気で失明し、独学で法律を勉強した。2000年に身体障害者の権利保護プロジェクトをスタートさせ、多くの国際的人権の賞を獲得した。
陳氏は刑務所にいる時から下痢と血便が続いており、釈放後も症状は改善していない。自宅軟禁状態で病院にも罹ることができない。陳氏は自身が「赤脚医生=文革中に農村地域で養成された速成の医者」であり、自信の症状が長期にわたっており、普通ではなく、腸の癌ではないかと疑っている。
陳氏は中国で有力なノーベル平和賞候補でもある。
さて、中共はエジプトのムバラク政権崩壊をどのように思っているのか?この国はエジプト以上に公安の暴挙はすさまじく、民衆の不満はもはや反日ガス抜きでは解決できない程に膨らんでいる。
明日は我が身か?天安門の再現か?
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