写真はジョー・モレロ、テイクファイブでのドラムソロ/YouTubeより、初めは素手で叩いている。素手でもスティックを持っても手首が非常に柔らかいことが分かる
Joe Morello - 1961 Drum Solo
http://www.youtube.com/watch?v=tsKq3HD0EFc&feature=fvwrel
以下はテイク・ファイブの全演奏/YouTubeより
The Dave Brubeck Quartet - Take Five (1961)
http://www.youtube.com/watch?v=BwNrmYRiX_o&feature=related
【IZA3/15-伝説のドラマー モレロ氏死去】
伝説のジャズドラマー、ジョー・モレロ氏(82)が3月12日、米ニュージャージー州の自宅で死去した。家族の話として13日、AP通信が伝えた。マサチューセッツ州に生まれたモレロ氏は15歳のときにバイオリンからドラムに転向。1956年、デイブ・ブルーベック・カルテットに加わり、「テイク・ファイブ」などの名曲を生み出した。67年に脱退した後も精力的に活動し、生涯で120枚以上のアルバムに参加した。(SANKEI EXPRESS)
ジョー・モレロは、1928年7月17日、米国マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ、生まれつき視力に問題があった。6歳よりバイオリンをはじめ、9歳でボストン交響楽団とメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を演奏している。12歳でも同交響楽団とソロとして演奏している。
しかし、ヤッシャ・ハイフェッツの演奏を聞き、この音には到達できないと考え、15歳でドラムに転向した。ちなみに、ヤッシャ・ハイフェッツは7歳でメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を弾いている。「愛の喜び」で有名なクライスラーも13歳の時に友人と共にハイフェッツの演奏を聴き、「私も君も、これ(ヴァイオリン)を叩き割ってしまった方がよさそうだ」と評している。
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