写真と記事は漫画家谷口ジロー氏がフランスで騎士爵を授けられるとのニュース/アニメニュースネットワークより
さすがにアニメ専門のニュースである。谷口氏の顔と受章したシュヴァリエ勲章、代表作「遥かな町へ」の写真(全て黄色い丸印)が掲載されている。日本の紙面ではご本人の写真が入っているモノだけで、どんな漫画かは分からない。漫画家の受章にマンガがないのはさびしい。
日本のアニメは世界から注目されて久しい。フランスでも日本のアニメファンは多い。外貨をたっぷり稼いでいる。それに比して、我が国の政治は何も稼がない。騒いでいるだけ、かき回しているだけの無用の長物だ。
フランス人は谷口氏は知っていても、カン首相は知らないかも知れない。きっと知らないな。
【IZA6/4-漫画家の谷口ジロー氏、仏の芸術文化勲章を受章】
漫画家の谷口ジローさん(63)がフランスの芸術文化勲章を受章することが決まったと3日、鳥取市が発表した。同市出身の谷口さんは、代表作「遙かな町へ」が同国で映画化されるなど、欧州をはじめとする海外で高い評価を獲得。決定を受けて、「フランスは海外で私の作品を最初に評価してくれた親しみのある国。大変光栄で感激しています」とコメントした。
同国の芸術文化勲章は文芸活動を通じてフランス文化を普及させた人に贈られる。コマンドゥール(司令官)、オフィシエ(将校)、シュヴァリエ(騎士)の3等級がある。
谷口さんが今回受章するのはシュヴァリエ。鳥取市の説明によると、フランス政府から谷口さんへの通知が、5月25日に届いた。叙勲式の日程は未定。詳しい受章理由は式典の際に伝えられる。
これまでに受章した日本人は、最高章のコマンドゥールを映画監督として受けた北野武さん、オフィシエを獲得した音楽家の坂本龍一さんらがいる。シュヴァリエは、鳥取県境港市出身の写真家、植田正治さんやファッションデザイナーの高田賢三さんらが受章している。
谷口作品はほとんどがフランスで翻訳出版されているほどで、「遙かな町へ」の映画は昨年、欧州各国で上映された。受章を受けて鳥取市は記念事業を計画。7月7日からわらべ館で受章を紹介。「ギャラリーそら」で11月6日から20日まで原画展を開く。
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