▼唸声の気になるサイト/加水分解コムギ末を含む「茶のしずく石鹸」で小麦アラフィラキシー

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イオン九州で6年間働き、30歳で起業、創業7年で売上308億円の落とし穴?

『茶のしずく』で400億円、石けん市場シェアの40%を目指していたが・・・

 

以下は厚生労働省による「加水分解コムギ末を含有する医薬部外品・化粧品の使用上の注意事項等について」の文書からの抜粋

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000uaiu-img/2r9852000000uamo.pdf

 

 

この「茶のしずく石鹸」を長期間使い続け、その後にパン等の小麦食品を食べてアラフィラキシーを起こしたもの。石鹸を止めただけでは、小麦アレルギーは治らない。この症例のように一生小麦を食べられない身体となる。ひどいものだ。単なるお詫びで済むものではない。

 

以下はメーカーのお詫び文書

http://www.yuuka.co.jp/info/news20110520.action?cookie_retry=true

 

以下は国民生活センターによる注意文書

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20110714_1.html

 

累計4650万個を販売した同石鹸使用による危害内容のtop3は、「皮膚障害」165件、「その他の傷病及び諸症状」49件、「呼吸器障害」28件となっている。

 

現在、小麦アレルギーを発症した人のうち診断書のある人に対しては、治療費等の負担についてメーカーが個別に対応している。

 

同メーカーは2004/11からこのお茶のしずく石鹸でスタートしており、この石鹸やお茶美容製品で約308億円(2010/6月期)の売上を上げている。農薬不使用がウリであったが、小麦アレルギーを引き起こすという、とんでもない落とし穴が待ち受けていた。モンドセレクションでは3年連続金賞を受賞している。

 

IZA7/15-茶のしずく、呼吸困難や意識不明も】

 せっけん製造販売会社「悠香」(福岡県)が販売した「茶のしずく石鹸(せっけん)」の利用者が、かぶれなど皮膚障害を起こしていた問題で、国民生活センターは14日、呼吸困難や意識不明といった重い症状もあったことを明らかにした。問い合わせは同社フリーダイアル0120・112266。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/topics/518191/

 

株式会社悠香、代表取締役中山慶一郎氏の新人への挨拶

http://www.yuuka.co.jp/recruit/freshers2012/about/

 

アレルギー体質のヒトが皮膚に良いと思って使っていた石鹸が実は悪玉だったとは、香港映画なみの裏切りである。これからは、皮膚の弱いヒトにもいいものを作ってもらいたい。

 

 

 

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このページは、唸声が2011年7月15日 12:00に書いたブログ記事です。

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