6/30、カダフィ大佐の長女アイーシャさん(35)がFrance2の独占インタビューを受けている。
フランスはとても好きな国だけど、どうしてリビアの人々を爆撃して殺すの?と声を詰まらせて語る。サルコジ大統領は、リビア人を殺すたびに自らの選挙票が増えると考えているようだ。
父はアルカイダを含む反対勢力と秘密裏に交渉を続けている。私はこのまま最後まで父といると締めくくった。
ちなみにアイーシャさんは弁護士で軍高官でもある。2004/7、フセイン元大統領の弁護団に加わわったことでも有名、その後、ブッシュ大統領への靴投げアル・ザイディを弁護している。
彼女はIdi Aminと結婚したが離婚、その後、カダフィ大佐の従兄弟でal-Qahsi大佐と2006年に結婚をし、三人の子どもを生んだ。以下は2006年結婚時の写真↓
http://www.ndtv.com/news/images/gaddafidaughternyt295.jpg
四面楚歌のカダフィ大佐だが、擁護国中国はどう変わるのか?中国はリビアの石油に関しては何が何でも欲しい。既に反政府勢力と交渉をしている。これを汚いとみるか狡猾とみるかは別として、これが外交である。
ある中国人の友人から質問を受けた。「食い物にする」とはどんな意味か?そう、中国が日本やリビアを食い物にしていると答えたが、理解したかどうか?日本が中国を食い物にしてるって???とっても食えない!煮ても焼いても消化不良を起こすだけ・・・
【ロイター6/30-政権側が反体制派と対話、同盟結ぶ用意ある=カダフィ大佐の娘】
リビアの最高指導者カダフィ大佐の娘、アイシャ・カダフィ氏(35)が、30日に放送されたフランス2とのインタビューで、政権側が反体制派と対話を行っていたことを明らかにした。
同局がトリポリのホテルで行ったインタビューで、アイシャ氏はリビアでこれ以上血が流れるのを止めるべきだと主張。政権側が反体制側と直接的、間接的な交渉を行ったとし、「悪魔と同盟を結ぶ用意がある」と表現した。
反体制側は先週、カダフィ政権と接触したことを明らかにしていた。しかし反体制側のスポークスマンによると、27日に国際刑事裁判所(ICC)からカダフィ大佐らに逮捕状が出されると、話し合いは絶たれたという。
またアイシャ氏は、カダフィ大佐が退陣する可能性については否定的な見方を示し、「どこに行けというのか。理解できないだろうが、父は(リビアの)象徴であり、指導者なのだ」と語った。
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