写真は「太平洋の女王」ことSandra Ávila Beltrán(51)の目に狂気が点った一瞬、撮影は逮捕当時で47歳/YouTubeより
http://www.youtube.com/watch?v=3TuBZX0O4bU
スター気取りで全く悪びれていない。47歳にも見えない。刑務所でボトックス注射をしてもらっていたと言うから、この国のデタラメさ加減が分かる。
2001年、サンドラはコロンビア人の愛人「El Tigre」とともに、コロンビアから米国へコカイン約9トンを運ぼうとしていた。この麻薬密輸により逮捕されたのだが、証拠不十分でこの犯罪に関しては無実となり、米国への引渡しもメキシコ側が拒否したと8月9日のメキシコ紙が伝えている。
同メキシコ紙↓
この犯罪者写真にご注目、ニコニコして首をかしげており、犯罪者の写真ではない。どこが47歳なのか???
男性のハードな麻薬取引に比して、派手な服装と豪華さで彼女は「太平洋の女王」と呼ばれている。
尚、刑務所でのボトックス注射に関しては刑務所長と病院のチーフが解雇されている。サンドラは、麻薬には関与しておらず、服の販売と家賃収入だけだと話しているが、現在はマネーロンダリングと違法武器取引で取調べを受けている。
サンドラは二度結婚しており、二人とも元警察署長、但し二人とも麻薬密売に関与した悪徳警官で二人とも殺し屋に殺されている。2002年には彼女の10代の息子が誘拐されており、500万米ドル≒3億8715万円の身代金が要求された。警察に助けを求めたが、捜査前に息子は解放されている。身代金を支払ったのか?麻薬で決済したのか?
サンドラを逮捕するまでに、30名の連邦捜査官が4年以上もかかった。
金があると分かれば、犯罪者の子弟であっても誘拐をするメキシコ、「情熱とテキーラの国」から「情熱と麻薬の国」に代名詞が置き換えられた。
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