▼唸声の気になる映像/モスクワ:タクシー規制、業界でも反発!

| コメント(0) | トラックバック(0)

写真は、ロシア革命記念碑前で抗議活動をするタクシー業界/Newstube動画ニュースより、左の垂れ幕には「タクシーは私と家族を食べさせる仕事」とある

http://www.newstube.ru/media/taksisty-trebuyut-otpravit-zakon-o-taksi-na-dorabotku

ここはモスクワの地下鉄1905年通り駅の近くの広場にある記念碑、1905年の血の日曜日に関連して、若き家具工場の経営者ニコライ・シュミットを中心とした暴動を記念して建てられたもの。詳しくは、クマでもわかる「ロシア」さんのブログから↓

http://blog.goo.ne.jp/mc-academy/c/e02cadfb62a07ff6a8b9551c7821c8a3

 

9月1日施行の新しい法律では、1.全てのタクシーは事業免許を取得すること 2.単一色(黄色など)にすること 3.料金メーターをつけること 4.屋根にオレンジ色の行灯をつけること 5.両側に特別なライトをつけること とある。この法案は4月に通ったばかり。

 

なんだか当たり前の話だが、これがなかったのがロシア、これの法律を守るために正規タクシーでも5万ルーブル≒13万円もかかると言う。

 

ビールもアルコール飲料としたばかりであり、この国の常識は世界からかけ離れていそうだ。

 

普通の国になるのなら、我が国の北方領土を返せ!全てはココから始まる。

 

IZA8/12-赤の広場で 白タクは消えるか】

【外信コラム】

 タクシーの運転手は事業免許を取得、車体には料金メーターと“行灯(あんどん)”を備え、チェック模様の塗装を施すこと-。ロシアでこんな新法が来月から施行される。当然の内容を記した法律と思われるかもしれないが、ロシアでは従来、こうした「まともなタクシー」が皆無だったのだ。

 

 ロシアでタクシーといえば、主流は自由営業の「白タク」である。空港や駅には白タク運転手がたむろしており、道端で手を挙げれば夜中でもすぐに車はつかまる。便利な半面、犯罪やトラブルに巻き込まれるケースも少なくない。

 

 税金を納める“合法”のタクシー会社も存在するが、事前予約が必要だったりと使い勝手は悪く、料金メーターはやはりない。モスクワでは白タク4万台に対して“合法タクシー”が9千台の比率だという。

 

 9月施行の新法は、こんなタクシー業界を正常化させる試みだ。ただ、業界は「メーター設置などにカネがかかる」と反発しており、何事も賄賂のこの国では「警官と白タクを利するだけ」(独立新聞)との見方も多い。首都以外では事業免許の交付すら始まっておらず、新法の成否は全く不明というほかない。

 

 同じ旧ソ連でも、欧州連合(EU)加盟国のバルト三国ではとうにメーター付きタクシーが走っているのだが…。(遠藤良介)

 

 

 

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://gakugo.net/unarigoe/mt-tb.cgi/1750

コメントする

唸声


世界のニュースネタをお届けします。映像や写真、色々な国の新聞もご紹介します。笑いあり、涙あり、グロもあり!世界には我々日本人の知らないことがいっぱいあります。

このブログ記事について

このページは、唸声が2011年8月12日 13:00に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「▼唸声の気になる写真/中国:お天気キャスターのマイクを包んでいるもの?!」です。

次のブログ記事は「▼唸声の気になる映像/貴州暴動の原因ビデオ:城管の露天商への暴力行為」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ